ゴンサロ・プティ 構想外の19歳FWの放出交渉がレガネスの補強完了と筋肉の負傷で難航
🇺🇾 移籍市場の閉幕まで残り2週間となるなか、レアル・ベティスは19歳のウルグアイ人フォワード、ゴンサロ・プティの去就問題の解決に苦慮しています。チャンピオンズリーグに挑むマヌエル・ペレグリーニ監督の新シーズン構想から外れているプティですが、クラブはダブリン遠征のメンバーから彼を技術的判断で外すなど、早い段階から放出のロードマップを描いていました。昨夏にベティスが450万ユーロを投じて保有権の85%を獲得したプティは、昨シーズンにミランデスとグラナダへの期限付き移籍を経験しており、今夏もセグンダ・ディビシオン(2部)への新たな期限付き移籍を最優先に交渉が進められてきました。
⚡️ しかし、最も獲得に近いとされていたレガネスへの道が突如として閉ざされる事態となりました。レガネスが、かつてミランデスでプティのチームメイトだった若手FWウナクス・デル・クラの契約解除金75万ユーロを支払って獲得したことにより、前線の補強を完了させたためです。これによりプティの獲得は見送られ、ベティスにとっては大きな誤算となりました。現在はスポルティング・ヒホン、バジャドリード、アルバセテなどが獲得の打診を続けていますが、プティ自身が今週初めから筋肉の違和感を訴えて全体練習から外れており、インテルとの親善試合も欠場するなど、不運な負傷も重なって放出交渉は長期化する様相を見せています。(via Estadio Deportivo)
フラン・ガルシア インテルとの最終テストを終え開幕戦に向けた準備万端と強い自信を表明
🇪🇸 今シーズンから左サイドバックの絶対的なレギュラーとしての役割を期待されているフラン・ガルシアは、インテル・ミランとのプレシーズン最終戦に先発出場し、試合後にクラブ公式メディアを通じて新シーズンに向けた確かな手応えを語りました。レアル・マドリードから固定300万ユーロと100万ユーロの変数という極めてリーズナブルな移籍金で加入した彼は、チームに素早く溶け込み、すでに欠かせない存在となっています。
🗣 フラン・ガルシアは、プレシーズン全体の取り組みとチームの仕上がりについて以下のように語り、サポーターへ安心を届けました。
『インテルは直近のチャンピオンズリーグで決勝を戦い、セリエAを制した非常に経験豊富な最高峰のチームだ。それでも、私たちのこれまでの準備期間の仕事は完璧に完了している。プレシーズンは非常に良い内容であり、素晴らしい感覚を持ってラ・リーガの開幕戦に臨むことができる。プレシーズン最終盤の3試合はいぜん過酷な相手だったが、チームの準備は完全に整っている。早くスタジアムがファンで埋め尽くされ、最初の勝ち点3を一緒に勝ち取る瞬間が待ちきれない。加入した初日から、このチームが持つ家族のような素晴らしい温かさを感じている。新しい選手に対してこれほど親しみやすく接してくれるクラブやファンには感謝しかない。ラ・カルトゥハをサポーターで超満員にして、開幕戦を勝利で飾りたい』と熱く誓いました。(via Estadio Deportivo)
インテル・ミラン戦 プレシーズン最終戦で露呈したセットプレーの課題とベジェリンの負傷交代
🇮🇹 ベティスはイタリアのサン・ニコラ・スタジアムでセリエA王者のインテル・ミランと対戦し、0-1の惜敗をキープしてプレシーズン全日程を終えました。試合は非常に高い温度と湿度のもとで行われ、ベティスは前半、ボール保持を放棄して自陣に引き、カウンターから好機を窺う戦術を採用。アントニの鋭い仕掛けからチャンスを作ったものの、決定力を欠いて得点には至りませんでした。
🚑 前半10分には、右サイドバックのヘクター・ベジェリンが最初のプレーで相手から右足首を踏まれるアクシデントが発生。足首に包帯を巻いてピッチを去る予防措置が取られ、アンヘル・オルティスとの交代を余儀なくされました。これにより、金曜日のレアル・ソシエダとの開幕戦への出場に不透明な影を落としています。試合は後半82分、ムヒタリアンのフリーキックからパヴァールのヘディングの折り返しをジョン・ストーンズに押し込まれ失点。プレシーズンを通じての最大の弱点であるセットプレーでの守備の軽さが、再び決勝点に繋がる痛恨の結果となりました。(via Estadio Deportivo)
プレシーズンマッチ最終戦におけるベティス戦士たちの個人パフォーマンス完全査定
📊 インテルとの厳しいテストマッチに挑んだ選手たちの個人のパフォーマンス評価と詳細な査定は以下の通りです。
守護神アルバロ・バレス [評価 6]は、前半のゴールマウスを守り、相手の決定的なシュートやコーナーキックからのピンチを安定した動きで防ぎました。しかし、10分で負傷退場したヘクター・ベジェリン [評価なし]は無念の離脱。交代したアンヘル・オルティス [評価 6]は、右サイドを積極的に駆け上がって多くのクロスを供給し、高い存在感を示しました。
センターバックのマーク・バルトラ [評価 6]は、的確なプレッシングで相手攻撃陣に自由を与えず堅実な守備を披露。新戦力のナタン [評価 5]も空中戦で強さを見せたものの、試合終盤に不要なイエローカードを受けました。左サイドバックのフラン・ガルシア [評価 6]は、圧倒的なスプリント力で左サイドに攻撃のバリエーションを提供したものの、守備での対応にやや遅れを取る場面がありました。
ダブルボランチを務めたマーク・ロカ [評価 5]は、ビルドアップの局面で存在感を示せず停滞感を生む一因となり、相棒のファクンド・ベルナル [評価 6]は中盤でのボール回収に奔走したものの、本来の輝きには及びませんでした。
攻撃陣では、アントニ [評価 5]が持ち前の左足で鋭いシュートを放ったものの決定機を逸し、パブロ・フォルナルス [評価 5]もボールへの関与が少なくハーフタイムでベンチへ下がりました。ロドリゲ・リケルメ [評価 4]は前線で判断の遅さからボールロストを繰り返し、ストライカーのクチョ・エルナンデス [評価 4]もポストプレーでの落としは見せたもののゴール前での脅威になれませんでした。
後半出場のマヌ・ゴンサレス [評価 6]は、ディ・マルコらの決定的なシュートを何度も防ぐ神がかったセーブを見せて大活躍。イスコ [評価 5]は負傷からの調整段階としてリズムを取り戻すプレーに終始しました。また、パブロ・ガルシア [評価 6]とグナゴロ [評価 6]はピッチ上で高い強度をもたらしたものの、アルバロ・フィダルゴ [評価 4]はセットプレーの失点シーンでストーンズのマークを外す致命的な対応ミスを犯しました。ジュニア [評価 5]は無難にサイドを守り、デオッサ [評価 5]は目立たず、イカー・ロサーダ [評価なし]は出場時間が短く関与できませんでした。(via ElDesmarque)
アントニ トルコ強豪ベシクタシュからのオファーを一蹴しChampions挑戦へ残留を決意
🇧🇷 トルコの強豪ベシクタシュが、ベティスに所属するブラジル代表ウインガー、アントニ・マテウス・ドス・サントスの獲得に向けて熱心に調査を進めていましたが、ベティス側は『非売品である』としてこのアプローチを即座に拒絶しました。ベシクタシュ側は、トローサールやヴラホヴィッチといった実力者たちとアントニを組み合わせた強力な前線を構築することを狙っていました。
❌ しかし、ベティスが昨夏の市場最終盤に2200万ユーロ(+400万ユーロ変数、50%の将来の売却金)で獲得したアントニは、ペレグリーニ監督の戦術における絶対的な不可欠なピースであり、選手本人もセビリアでの生活やクラブでの環境に極めて深い満足感を示しています。過去にはバイエルン・ミュンヘンやフラメンゴ、サウジアラビアのクラブから提示されたはるかに高額な金銭的条件をすべて断り、ベティスでチャンピオンズリーグを戦い、タイトルを目指すことに強い忠誠を誓っています。ベティスが予算確保のために主力売却を検討していることは事実ですが、売却対象はアントニではなく、ハル・シティが800万から1000万ユーロで獲得を狙うパブロ・ガルシアなどの選手に絞られています。(via Estadio Deportivo)
セルジ・アルティミラ スポルティングCPへ移籍しデビュー戦で決勝弾となる見事なゴールとMVP
🇵🇹 ベティスからポルトガルの名門スポルティングCPへ完全移籍したセルジ・アルティミラが、プリメイラ・リーガ開幕戦のヴィトーリア・デ・ギマランイス戦に先発出場し、衝撃的なデビューを果たしました。彼はダブルボランチの一角としてフル出場し、前半41分にエリア手前から目の覚めるようなミドルシュートを放ってチームの2点目となるゴールを記録。3-2の勝利に決定的な役割を果たし、デビュー戦にして試合の公式MVPに選出されました。
💰 この活躍にはベティスのフロント陣も喜びを噛み締めています。移籍交渉の最終局面において、ベティス側が要求していた将来の5%の売却プラスバリア権の付与は合意に含めることができなかったものの、その代わりに固定の移籍金を1825万ユーロまで引き上げることに成功しました。さらに、スポルティングがチャンピオンズリーグに出場すること(過去14シーズンにわたり達成し続けている条件)や、選手個人の出場時間など、極めて達成が容易な200万ユーロの追加ボーナスも設定されており、総額で2000万ユーロを超える利益をベティスにもたらす見込みです。(via Estadio Deportivo)
ダニ・セバジョス SNSに待つの言葉を投稿しサラリーキャップ制限のなかでもベティス復帰への一途な想い
🇪🇸 30歳となったダニ・セバジョスのレアル・ベティスへの劇的な古巣復帰を巡るストーリーは、市場の最終盤を迎えて最大の局面に入っています。セバジョスはベティス復帰のために、レアル・マドリードとの残り契約期間を放棄して違約金なしでの退団を決断。給与の大幅な減額にも合意し、愛する緑と白のユニフォームを再び着用するためのあらゆる努力を尽くしてきました。
📱 しかし、ベティスの深刻なサラリーキャップ制限が最大の障壁となっており、現時点で選手登録を行うための十分な予算枠を確保できていません。他クラブからのオファーが複数届くなかで、セバジョスは自身のInstagramアカウントにカギ括弧『これまでに愛のためにした最もクレイジーな行動は何かと尋ねられ、私は「待つこと」だと答えた』というメッセージを投稿。
これは、移籍期間の最後の1秒までベティスが選手枠を空けて自分を呼び戻してくれるのを他クラブへの移籍を断って待つという、強い意志と愛をサポーターに伝えたものです。ベティスも中盤の司令塔として彼の獲得を熱望していますが、まずは優先順位であるストライカーの獲得を完了させ、その後にサラリー枠の余剰を評価してセバジョスの契約内容を調整する方針を固めています。(via Estadio Deportivo)
新フォワード獲得作戦 サンティ・ヒメネスを逃すもファビオ・シウバ獲得へドイツで直接交渉を展開
🇩🇪 ベティスは、チャンピオンズリーグに耐えうる強力なストライカー(9番)の確保に向けて全力を注います。当初はミラノのメキシコ人FWサンティ・ヒメネスの獲得を模索し、期限付き移籍でのアプローチを行っていましたが、ヒメネスがポルトへの期限付き移籍(2000万ユーロの買い取りオプション付き)で合意したため、この獲得ルートは完全に閉ざされることとなりました。また、ケビン・デンキーの獲得調査も極めて複雑な交渉となっており、進展が難しい状況です。
✈️ これを受け、スポーツディレクションを率いるマヌ・ファハルド氏らは、ドルトムントに所属するポルトガル人フォワード、ファビオ・シウバの獲得に狙いを定めました。クラブはアルバロ・ラドロン・デ・ゲバラ技術秘書をドイツ現地へ派遣し、ドルトムントの幹部と直接交渉を開始。ドルトムント側は当初、2000万ユーロでの完全売却を要求していましたが、ベティス側はサラリー制限から買い取りオプション付きの期限付き移籍(有償ローン、あるいは目標達成による義務化)を提示し、ドルトムントが市場の閉幕を前に条件を軟化させるのを辛抱強く待つ方針です。選手本人はベティスが提供するチャンピオンズリーグ挑戦のプロジェクトをレアル・ソシエダの打診よりも最優先したいと考えており、本人の移籍への強い希望が交渉の最大の鍵を握っています。(via Estadio Deportivo)
開幕戦延期の真相 ワールドカップ戦士たちの休暇義務に伴う日程変更とレアル・ソシエダとの初戦
🗓 ラ・リーガの新しいシーズンが開幕したものの、レアル・ベティスの初戦となるレアル・ソシエダ戦が延期され、サポーターの間で驚きが広がりました。この延期は、ピッチのコンディションではなく、今夏に開催された2026年ワールドカップの決勝ラウンドまで進出した各国の代表選手たちの「労働権利」を保証するための連盟の義務的な決定によるものです。
⚖ 労働協定の規定に基づき、大会終了後に最低21日間の連続した休暇を選手たちに保証しなければならず、ベティス(ジョバニ・ロ・チェルソら該当者を擁する)をはじめ、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ、アスレティックといった代表選手を多く抱えるクラブの第1節がすべて延期されました。これにより、ベティスは開幕戦をスキップし、第2節から先に戦いを消化したのち、延期されたレアル・ソシエダとの記念すべき開幕戦(対レアル・ソシエダ戦)を8月25日(火曜日)にホームのラ・カルトゥハスタジアムで迎えることになります。なお、ロ・チェルソは今週にチームへ合流したものの、プレシーズンをこなした他の選手たちとの体力レベルを合わせるための個別のトレーニング調整プログラムを消化しています。(via MARCA)
【本日の総括】
レアル・ベティスは、プレシーズン最終戦のインテル・ミラン戦を0-1で落としたものの、新戦力フラン・ガルシアの合流やアルティミラの巨額売却など、チャンピオンズリーグに挑むための基盤を着実に整えています。ヘクター・ベジェリンの負傷交代やセットプレーでの守備の課題、さらにセバジョスの登録を巡るサラリー枠の問題や新FWファビオ・シウバの獲得交渉など課題は山積していますが、8月25日にラ・カルトゥハで行われるレアル・ソシエダとの開幕戦に向けて、チームはペレグリーニ監督のもとで最大の結束を見せています。
