ナポリとの親善試合に2-1で惜敗しプレシーズン初の黒星
イタリアへの遠征に臨んだオサスナは、プレシーズンマッチでナポリと対戦しました。それまで続いていたプレシーズンでの無敗記録は、この実力派クラブを前に途切れることとなりました。テオーフィロ・パティーニで行われたこの一戦では、オサスナは先発メンバーに本職のエストレーモ(ウイング)を欠き、試合開始から攻撃の糸口を掴むことに苦戦を強いられました。27分、ナポリのスピナッツォーラにルベン・ガルシアが交わされ、精度の高いクロスからポリターノに強烈なボレーシュートを突き刺されて先制を許します。前半終了間際には、ナポリのザンボ・アンギサが2枚目の警告に相当するファウルを犯す場面がありましたが、親善試合という性質から主審はお咎めなしの判定を下しました。
後半に入るとルイス・ミゲル・ラミス監督は積極的にベンチを動かし、キャプテンのキケ・バルハ、さらにはワールドカップ終了後の休暇を終えてチームに再合流したエースのアンテ・ブディミルをピッチへと送り込み、彼にとって今夏最初のプレー時間を与えました。しかしナポリの圧倒的なペースは崩れず、53分にはオサスナのゴールキーパーを務めるアイトール・フェルナンデスの手痛いミスからピンチを招き、ルッカにエランドとの競り合いを制されて追加点を奪われ、リードを2点に広げられました。
その後、今夏新加入のデュバシンがオサスナでの実戦デビューを飾り、さらに若手のオサンベラがアグレッシブな仕掛けを見せてペナルティキックを獲得。このチャンスをブディミルが落ち着いて左足インサイドでゴール隅へ沈め、オサスナが1点を返しました。その後も粘り強くゴールを狙いましたが追いつくことはできず、2-1での敗戦を喫して無敗記録が潰えることとなりました。
この試合におけるオサスナのスタメンは、アイトール・フェルナンデス、アルギビデ、カテナ、エランド、アベル・ブレトネス、モンカヨラ、イケル・ムニョス、モイ・ゴメス、ルベン・ガルシア、アイマル・オロス、ラウル・ガルシア・デ・アロのイレブン。途中からは、ブディミル、キケ・バルハ、デュバシン、マウロ、オサンベラ、ボヨモ、アナイ、ケパ、サントスがピッチに入ってアピールを続けました。(via MARCA)
ディレクターのブラウリオ・バスケスがレバンテ戦に向け極秘スカウティング
オサスナの強化部を牽引するスポーツディレクターのブラウリオ・バスケス氏は、ビジャレアルのミニ・エスタディで行われたビジャレアル対レバンテの親善試合に姿を現しました。同氏は関係者向けのVIP席に入ることを避け、一般のファンに交じってスタンドの隅に静かに腰掛け、周囲の目を欺きながら偵察を敢行しました。これには明確な理由があり、オサスナはラ・リーガ第2節でレバンテをホームのエル・サダールに迎えることになっています。そのため、レバンテの戦術的な連動性や個々のプレーヤーの特徴、新システムへの対応力を直接この目で分析し、試合対策に向けた詳細なスカウティングメモを作成するために、お忍びでの極秘視察を行いました。(via SPORT)
昨季オサスナで大ブレイクのヴィクトル・ムニョスがリヴァプールへ電撃移籍
マドリーの下部組織から輩出され、昨シーズンはオサスナでプレーしていた若手タレントのヴィクトル・ムニョスは、他クラブから大きな関心を集める中で、プレミアリーグへの移籍を決断しました。驚異的な走力と突破力を兼ね備え、昨季のオサスナでの鮮烈な大活躍によって一躍市場の主役に躍り出た彼のもとには、複数の有力クラブからオファーが殺到していました。その激しい争奪戦を制したのは、アンドニ・イラオラ監督が新たに率いるリヴァプールであり、彼はイングランドへと旅立ち、すでにチームのトレーニングに合流してプレシーズンを開始しています。(via MARCA)
アスレティックで苦境のゴロサベル獲得へバレンシアと争奪戦を展開
オサスナはディフェンスラインの層を厚くするため、アスレティック・ビルバオに所属するディフェンダー、アンドニ・ゴロサベルの獲得に向けて熱心なアプローチを続けています。ゴロサベルはアスレティックにおいて、ウーゴ・リンコンやヘスス・アレソといったライバルたちの台頭により定位置争いで後手に回っており、クラブ側も売却の可能性を視野に入れています。この右ラテラルの獲得に向けてオサスナは非常に大きな関心を示しており、同様に獲得を目指して動いているバレンシアCFと激しい争奪戦を展開しながら、移籍市場閉幕に向けた交渉の行方をうかがっています。(via AS)
開幕戦で対戦するセルタがオサスナ戦に照準を定めチーム構築中
ラ・リーガ開幕戦で対戦するセルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、プレシーズンマッチのサッスオーロ戦での大勝の後に、チームの現状とオサスナ戦への展望について語りました。ヒラルデス監督は『我々のチームは日々非常に良いトレーニングを行えており、一歩ずつ着実に前進している。開幕戦となるオサスナとの一戦において、初戦から高い強度とソリッドな戦いを見せられるよう、確実にチームを固めている最中だ。選手たちは戦術の理解度を深めており、開幕までに最高レベルの状態に持っていけるよう、一丸となって取り組んでいる』と言及し、目前に迫るオサスナ戦への強い警戒感と闘志を滲ませました。(via MARCA)
【本日の総括】
オサスナのプレシーズンにおける無敗記録は、イタリア遠征でのナポリ戦に2-1で敗れたことでストップしました。試合ではアイトール・フェルナンデスのミスによる失点やウイング不在による構築の難しさが露呈したものの、W杯から戻ったエースのブディミルがPKを決めるなど、今後に向けた収穫もありました。市場では、昨季ブレイクしたヴィクトル・ムニョスのリヴァプールへの完全移籍が決定した一方で、アスレティックで後手に回るゴロサベルの獲得に向けてバレンシアと争奪戦を繰り広げています。開幕戦で対戦するセルタ、そして第2節で対戦するレバンテは早くもオサスナ対策を進めており、10日後に迫る開幕戦に向けてチームの最終調整が急がれます。