ペジェリーニョ監督の古巣帰還:ビジャレアルとの歴史的因縁と欧州枠争い

この対戦は単なる勝ち点3を巡る戦いにとどまらず、指揮官マヌエル・ペジェリーニョにとって極めて特別な意味を持ちます。

ペジェリーニョ監督は2004年夏に南米から渡欧し、ビジャレアルの指揮官に就任。1年目からインタートトカップ優勝やクラブ史上初のラ・リーガ3位(勝ち点65)を達成し、CL出場権を獲得しました。続く2005-06シーズンには欧州CLでマンチェスター・ユナイテッドらを抑えて首位通過し、インテルなどを破って準決勝に進出。2007-08シーズンにはクラブ史上最高位となるラ・リーガ2位(勝ち点77、バルセロナに10pt差)に導くなど、5シーズン全259試合にわたリ「黄色い潜水艦」の黄金期を築き上げた伝説的存在です。

ベティスの指揮官となって以降、ペジェリーニョ監督は古巣ビジャレアルとラ・リーガにおける欧州カップ戦出場権を巡る直接のライバルとしてしのぎを削ってきました。2024-25シーズンはビジャレアルが5位、ベティスが6位でフィニッシュし、昨シーズン(2025-26)はビジャレアルが3位(勝ち点72)、ベティスが5位(勝ち点60)となるなど、近年は常に互いの進路を阻む激しい順位争いを繰り広げています。

クラブの歴史を塗り替えた名将が、今や最大のライバルチームの総帥としてラ・セラミカに立ちはだかります。新時代の船出で苦しむイニゴ・ペレス監督との指揮官対決を含め、見どころに満ちた一戦となります。(via SPORT)

【本日の総括】

移籍市場最終盤のデオッサ残留確定によりスカッドの層が一段と増したベティス。怪我人の復帰も相次ぎ、相性抜群の敵地ラ・セラミカで不振のビジャレアルを下してリーグ上位を固める準備は万全です。ペジェリーニョ監督の古巣対決となる注目の一戦から目が離せません。