アルバロ・フィダルゴのW杯初ゴール ベティスの選手として20年ぶりの快挙
🇲🇽 レアル・ベティスのMFアルバロ・フィダルゴが、W杯グループステージのチェコ戦でメキシコ代表として待望の初ゴールを記録した。ロベルト・アルバラードからのバックパスを受け、豪快にゴール隅へ突き刺す見事な一撃だった。試合後、フィダルゴは涙を流しながら次のように語った。
『実は2ヶ月前に母方の祖父を亡くしたばかりなんだ。僕を知っている人なら誰でも、スペインに戻る決断をした最大の理由が家族とより多くの時間を過ごすためだったと分かってくれていると思う。もちろんクラブ・アメリカでもとても幸せだったけれど、5年間も家族に会えるのが7ヶ月に1回という生活で、祖父母と離れて暮らすのが本当に辛かった。ベティスに加入して間もなく祖父が他界してしまったから、今日の涙はそのせいだよ。このゴールは祖母と母に捧げたい。本当に嬉しいし、これからも前へ進んでいくよ。家族にとって決して簡単ではない時期を過ごしている。このような喜びは信じられない。ハビエル・アギレ監督や、僕を信じてくれるすべての人に感謝を伝えたよ。幸せだ』
🟢 クラブも公式SNSでフィダルゴの写真を添えて以下のように祝福のメッセージを投稿している。
『昨日、神様と話したら、私に与えられると言ってくれた。素晴らしいことが待っているし、誰もそれを奪うことはできないと。』
なお、ベティスの所属選手がW杯でゴールを決めたのは、2006年ドイツ大会でフアニートがサウジアラビア戦で得点して以来、ちょうど20年ぶりの快挙である。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
ダニ・セバージョス復帰への動き SNSで意味深メッセージを投稿
📱 レアル・マドリードとの契約解除に向けた動きを見せているダニ・セバージョスのベティス復帰が現実味を帯びている。セバージョスは自身のSNSでジムで筋肉をアピールする写真と共に、『夢とモチベーションはそのまま。これから来るものに向けて準備を続けている』と投稿し、ベティス復帰への強い意欲を匂わせた。移籍金600万ユーロでのアヤックス移籍の話もあったが、ベティスへのフリー移籍を熱望する本人がこれをストップさせている。
💼 マヌエル・ペレグリーニ監督やスポーツディレクター、理事会も彼の復帰を全会一致で承認しており、過去の出来事に対するしこりも一切ない。ただし、ベティス側は移籍金を支払うつもりはなく、給与もアントニーやイスコと同等のチームトップクラス、あるいはその次の階層に抑える方針であり、実現にはセバージョス側の経済的な歩み寄りが不可欠となっている。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
アルティミラとデオッサの退団迫る 中盤の再編が急務に
⏳ マヌ・ファハルドSD率いる強化部は、今夏の中盤の再編に追われている。セルジ・アルティミラは1800万ユーロ+ボーナス400万ユーロでスポルティングCPへの完全移籍が間近に迫っている。また、ネルソン・デオッサも買い取り義務付きのレンタルでヴァスコ・ダ・ガマへ移籍する見通しであり、クラブ間での合意はほぼ完了し、現在は選手とヴァスコ・ダ・ガマとの最終調整を残すのみとなっている。
🤔 さらに、ソフィアン・アムラバトはフェネルバフチェからの高額な要求により残留が不透明となっており、ベシクタシュからの関心も報じられている。マルク・ロカのエスパニョール復帰の可能性も浮上しており、中盤の層を厚くすることが急務となっている。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
新たな中盤の補強候補 ラスキン、ベルナルら複数選手をリストアップ
🔎 中盤の流出に備え、クラブは複数の補強候補をリストアップしている。マヌエル・ペレグリーニ監督の承認を得て最有力候補に浮上しているのが、レンジャーズに所属するベルギー代表MFニコラス・ラスキンである。現在25歳のラスキンはW杯にも出場しており、将来的な売却益も見込める若手として評価が高い。
🇧🇷 さらに、フルミネンセでプレーする22歳のウルグアイ人MFファクンド・ベルナルも再浮上している。昨夏はフルミネンセ側にオファーを拒否されたが、現在も関心は継続しており、イタリアのパスポートを所持しているためEU外枠を消費しない点も魅力となっている。その他にも、ジローナ退団予定のアゼディン・ウナヒ、RBライプツィヒが関心を示すサム・コスタ、マルク・カサド、パルメイラスのエミリアーノ・マルティネスといった名前が挙がっている。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
アントニオ・ブランコ獲得の壁 アラベスが高額な移籍金を要求
🧱 中盤の補強候補としてデポルティボ・アラベスのアントニオ・ブランコにも接触を図った。レアル・マドリードの下部組織時代からベティスの技術スタッフが高く評価していた選手だが、獲得は極めて困難な状況に陥っている。アラベス側はブランコをチームに不可欠な存在と考えており、放出のプレッシャーがないため、交渉のテーブルに着く条件として契約解除金である2000万ユーロに近い金額を要求している。この額はベティスの予算を大きく超えており、獲得は非現実的となっている。(via Estadio Deportivo)
メディカル部門の刷新 アドルフォ・ムニョス医師が新責任者に就任
🩺 レアル・ベティスはメディカル部門の新たな体制を発表した。トップチームの責任者だったホセ・マヌエル・アルバレス医師が家族の事情で、リハビリ部門の責任者だったエネコ・アングロがアーセナルへ移籍したことに伴う人事である。クラブは両名のプロ意識と献身に感謝の意を表明した。
🏥 新たなメディカル部門のディレクターには、スポーツ医学の専門医であるアドルフォ・ムニョス医師が就任した。ムニョス医師は過去にビジャレアルやセビージャ、マジョルカ、スイスのヌーシャテル・ザマックスなどで20年以上の経験を持つベテランである。また、新リハビリ責任者には、メキシコのサントス・ラグナやイングランドのワトフォードなどで経験を積んだハビエル・フェルナンデスが就任。さらに、ベティス下部組織出身で2011年からクラブの医療部門で働くアレハンドロ・フェルナンデスが、トップチームの理学療法コーディネーターに昇格した。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
Bチーム選手の去就 ボルハ・アロンソにサラゴサが熱視線
🔄 セグンダRFEFに降格し、ダニ・フラゴソ監督の下で1年での昇格を目指すベティス・デポルティーボでは、世代交代による選手の入れ替えが進んでいる。その中で、昨夏レアル・マドリードの組織から加入し、プリメーラRFEFで31試合に出場して7ゴールを挙げた22歳の左ウイング、ボルハ・アロンソにレアル・サラゴサが関心を示している。ベティスは2029年までの契約を結んでおり、簡単に放出するつもりはないものの、ペレグリーニ監督のトップチームでの構想次第で決断が下される。同じく左サイドバックのダーリング・ブラディにもサラゴサが関心を寄せており、ベティスは将来の売却益の大部分を保持する形での放出を検討する可能性がある。(via Estadio Deportivo)
ストライカー補強の動き ホセルへの問い合わせとバンバ・ディエンの動向
⚽ 攻撃陣の補強に関してもいくつかの動きが確認されている。フリーでの獲得が可能なストライカーとして、ロリアンのセネガル代表FWバンバ・ディエン(26歳)に関心を寄せていたことが判明した。4月の時点ではベティスが獲得レースをリードしているとされていたが、現在はセビージャやバレンシアなども興味を示している。また、経験豊富なホセル・マトについても状況を問い合わせたが、それ以上の具体的な進展はなかった。(via Estadio Deportivo)
コモへの大型移籍 ヘスス・ロドリゲスが2250万ユーロでイタリアへ
💰 過去の市場の動きとして、イタリアのコモが近年のチーム最高額となる2250万ユーロをレアル・ベティスに支払い、ヘスス・ロドリゲスを獲得したという記録が改めて言及されている。(via SPORT)
アメリカ遠征の思い出 2019年のチャタヌーガFC戦が再び話題に
🇺🇸 現在開催中のW杯において、スペイン代表がアメリカのチャタヌーガを拠点に選んだ理由の一つとして、2019年にホアキン率いるレアル・ベティスがチャタヌーガFCと親善試合を行ったことが挙げられた。チャタヌーガFCのレジェンドであるスペイン人、フアン・エルナンデスが当時を振り返り、次のように語っている。
『とても美しく、特別な試合だった。ホアキンとキャプテンマークを共有し、試合前にスペイン国歌を聴けたことで、再びスペイン人としての誇りを感じることができた。本当に素晴らしい試合で、最終的には3-4で敗れたものの、私はチームの先制点のアシストを記録した。ベティスからはバルトラも出場し、ヘセが途中出場から2ゴールを挙げて試合の流れを変えた。ベティスとラ・リーガのプロ意識によってとても特別な雰囲気が作られた。私のスポーツキャリアの中でも特にお気に入りの思い出であり、一生の宝物だ。試合のペナントは今でも家に飾っている。』(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
フィダルゴのW杯での劇的ゴールという明るいニュースの一方で、クラブ内では中盤の大幅な再編やメディカル部門の刷新など、新シーズンに向けた変革が急ピッチで進められている。