アンドレス・カストリン セビージャの主力CBが契約更新難航で移籍の噂
セビージャに所属するガリシア出身のセンターバック、アンドレス・カストリンの契約更新交渉が難航し、他クラブへの移籍可能性が高まっている。現時点ではクラブとの協議が継続しているものの、提示額と希望額との隔たりから合意に至らない交渉中の段階だ。
ルーゴから加入したアンドレス・カストリンは、ルイス・ガルシア・プラサ監督の下で目覚ましい台頭を見せ、キケ・サラスと共にセビージャの堅守を支える中心選手へと成長を遂げた。夏にフリーで獲得されたセネガル代表のアルーナ・サンガンテから開幕後に定位置を奪い取る活躍を演じ、2025年10月時点で150万ユーロにとどまっていた市場価値は、一挙に1000万ユーロまで急上昇した。だが、ピッチ上での目覚ましい実績とは対照的に、契約を巡る裏舞台の話し合いは不穏な空気に包まれている。
アンドレス・カストリンの現行契約は2027年6月30日で満了するため、自由交渉が解禁される来年1月まで残り2ヶ月を切った。一時は2030年までの延長で口頭合意したとの報道もあったが、年俸やボーナス等の経済的条件で折り合わず、交渉は停滞状態にある。一方で、移籍金ゼロでの獲得を狙う国内外の多数のクラブが代理人へ打診しており、周囲の動きが加速している状況だ。
地元メディアのCanal Sur Radioによれば、セビージャのクラブ内部では悲観論ばかりではないものの、現状の提示額を引き上げない限り平行線を辿る見込みだ。ルイス・ガルシア・プラサ監督も『自分の領域ではないが、願わくば契約を更新してほしい』と語り、守備の要の残留を強く求めている。つまり、この局面が示すのは、チームの主軸へと成長した生え抜き級の選手を引き留めるだけの財政的余力がセビージャにあるのかという構造的な問いである。クラブが条件面で大幅な譲歩を見せない限り、1月冬の市場において移籍の動きが一気に現実味を帯びる。(via Canal Sur Radio / ESTADIO デポルティーボ・ラ・コルーニャ)