ドードー FCバルセロナが退団確定の右サイドバックをフリーで注視
FCバルセロナが、イタリアのフィオレンティーナに所属する27歳のブラジル人右サイドバック、ドードーの来夏獲得に向けて関心を強めている。選手本人がクラブからの契約延長オファーを拒否し、今季限りの退団が決定したことで、フリー移籍を視野に入れた調査が進む段階にある。
身長1.66メートルのドードーは、母国のコリチーバの下部組織で育った後、ウクライナのシャフタール・ドネツクやポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスを経てフィオレンティーナへ加入した。イタリアの地では右サイドからの精度の高いクロスと高い運動量を武器に定位置を確保し、これまで公式戦166試合に出場して3得点13アシストという実績を残している。しかし、現行契約が満了へ近づく中で行われた契約延長交渉は不成立に終わり、クラブとの溝が深まっていた。
フィオレンティーナのスポーツディレクター、ファビオ・パラティチは、選手の移籍への正当な野心を公に認めた。提示されたオファーに耳を傾ける準備はあったものの届かず、それが選手の集中力に影響したと語るため、今季限りの別れは不可避という。そのためクラブは、1月の冬市場で移籍金を得るか、来夏にフリーで手放すかという苦しい二者択一を迫られる状況だ。一方でLa Gazzetta dello Sport紙などは、バルセロナに加えユヴェントスやミランも狙っており、フリー獲得に向けた熾烈な争奪戦が形成されつつあると報じている。
バルセロナは依然として過酷なファイナンシャル・フェアプレーの制限に縛られている。そのため移籍金を支払わずにトップレベルのサイドバックを補強できる機会が、最大のチャンスという現実がある。他クラブが1月に前倒しで獲得に動くのか、あるいは来夏のフリートランスファーに向けた事前合意を取り付けるのかが今後の大きな見どころだ。(via La Gazzetta dello Sport / SPORT)