サンチョ獲得の壁となる給料問題と冬の隠し玉

補強市場で話題を集めたジェイドン・サンチョの獲得調査だが、現実的な壁が高く立ちはだかっている。マンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了し無所属となっている26歳のイングランド代表サイドアタッカーに対し、ヘタフェのスポーツ部門およびボルダラス監督が強い関心を寄せているのは事実だ。

しかし、現地報道によると、サンチョ側が求めている年俸は400万から500万ユーロ(約6億5000万〜8億1000万円)におよび、ヘタフェの予算規模では到底受け入れられない高額な条件となっている。クラブは長期負傷離脱となったFWジュアンミの給与枠を活用する特例措置を検討しているが、仮にそれを実行したとしてもサンチョの要求額をカバーすることは不可能に近い。

ドルトムント時代に市場価値1億3000万ユーロを誇り、2021年には8500万ユーロの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ加入したサンチョだが、近年は伸び悩み、ドルトムント、チェルシー、アストン・ヴィラへのレンタル移籍を重ねてきた。昨季のアストン・ヴィラでは公式戦39試合に出場して1ゴール3アシストという成績にとどまっている。

その一方で、ヘタフェはより現実的なターゲットとして、パルチザン・ベオグラードに所属する25歳のセネガル人FWデンバ・セックの動向を追っている。欧州戦の対戦時にボルダラス監督がそのパフォーマンスを高く評価した選手であり、こちらは即時加入ではなく冬の移籍市場での獲得に向けた補強候補としてリストアップされている。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)