デポルティーボ戦の審判割り当てと3億ユーロの格差:サンチェス・マルティネス主審の不敗傾向とメトロポリターノで26年間続く無敗の対戦史

ラ・リーガ第10節のアトレティコ・マドリード対デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ戦を前に、スペイン審判委員会(CTA)から審判団の割り当てが正式発表されました。この歴史的一戦の主審を務めるのは、ムルシア出身の国際審判員ホセ・マリア・サンチェス・マルティネス氏です。VAR担当にはカナリア諸島出身のフアン・ルイス・プリド・サンタナ氏が指名されました。サンチェス・マルティネス主審が両チームの試合を裁くのは今季初であり、今季のラ・リーガで4試合目の執笛となります。⚖️

サンチェス・マルティネス主審とアトレティコ・マドリードの相性は極めて良好です。過去に同氏がアトレティコの試合を裁いたのは通算27試合あり、アトレティコの戦績は14勝8分5敗と大きく勝ち越しています。彼が主審を務めた直近の試合は2026年1月25日のマジョルカ戦で、メトロポリターノにて3-0で快勝を収めました。その前の試合も2025年5月の第35節レアル・ソシエダ戦(4-0勝利)であり、ホームで大勝を収める好相性が続いています。サンチェス・マルティネス主審のもとでアトレティコが最後に敗れたのは、2024年3月23日のFCバルセロナ戦(0-3敗戦)にまで遡ります。対するデポルティーボ側は、同主審の担当試合で過去11戦して3勝3分5敗と苦戦しており、約9年間にわたり勝利から遠ざかっています。📊

ピッチ外のクラブ規模においても、両クラブの間には巨大な壁が存在します。ラ・リーガが設定する人件費上限(サラリーキャップ)において、アトレティコと昇格組デポルティーボの間にはおよそ3億ユーロ(約490億円)もの絶望的な開きが存在します。対戦成績の歴史を紐解いても、デポルティーボがアトレティコのホーム(旧カルデロンおよび現メトロポリターノ)で白星を挙げたのは、降格と優勝が交錯した1999年11月の1-3での勝利が最後となっています。実に1999/00シーズン以来26年間にわたり、ガリシアの雄はアトレティコのアウェイ戦で勝利を掴めていません。歴史上の通算55回の対戦においてもアトレティコが52%の勝率を誇り、直近14戦中11勝と圧倒的な優位性を保っています。14シーズン連続で欧州最高峰のチャンピオンズリーグに出場し続けるアトレティコが、ホームで昇格組を退け、首位追撃への弾みをつけるか期待がかかります。(via MARCA)

【本日の総括】

今節デポルティーボ戦に向け、シメオネ監督はクラシコの狂騒を一蹴し『目の前の勝ち点3』に全集中を注ぎます。CLシュトゥットガルト戦で価値ある185日ぶり弾を決めたフリアン・アルバレスや名誉挽回を期すマルク・プビル、そして古巣と感動の再会を果たすレジェンド・ヒメネスなど、ドラマに満ちた一戦で5連勝の勢いを継続できるか大いに注目されます。