アウェイの地に集結するグラノタスとベティスファンの粋な絆
今世紀で最も英雄的な残留劇を見届けるため、レバンテサポーターがセビージャへ大挙して押し寄せる。
クラブに割り当てられたアウェイ用のチケット720枚に対し、なんと1691枚もの申し込みが殺到した。これを受けてクラブは、1席75ユーロのバス6台と、チケット代込み210ユーロの363席の日帰り特別列車を手配し、ファンの移動をサポートしている。
さらにSNS上では美しい連帯の動きが広がった。ラ・カルトゥーハへ足を運べないベティスのサポーターたちが、クラブにチケットを返却して転売されるのを防ぐため、自身の年間シートを直接レバンテファンに提供すると申し出たのだ。割引価格での提供を申し出る者や、自ら出向いてチケットを渡そうとする熱心なファンも現れ、結果として数百人のレバンテファンが追加でスタジアムへのアクセス権を手にした。
レバンテのペーニャ代表は、当日19時にラ・アラメダ・デ・エルクレスに集結し、ラ・カルトゥーハまで一緒に行進することを呼びかけており、個人での移動を含めると1000人以上のグラノタスがスタジアムを青とエンジに染め上げることになる。
こうした両クラブのファンの絆は、2010年6月19日の出来事を彷彿とさせる。当時、ルイス・ガルシア・プラサ監督の下ですでに昇格を決めていたレバンテがベニート・ビジャマリンに乗り込み、ベティスの昇格を阻むことなく戦った過去があり、16年の時を経て今度はレバンテがベティスに助けを求めるような温かい関係性が話題を呼んでいる。
(via SPORT, Estadio Deportivo)