宿敵ビジャレアルとのテストマッチに惜敗

レバンテUDは、プレシーズン最後から2番目となる重要な親善試合に臨みました。対戦相手はビジャレアルCFで、会場はビジャレアルの練習場であるミニ・エスタディ。厳しい暑さがピッチを包み込む中でのタフなゲームとなりましたが、試合は62分に相手ディフェンダーのローガン・コスタにゴールを許し、1-0での惜敗を乞いました。新守護神として期待されるペーテル・グラーチらの堅守を前に、レバンテは最後までゴールをこじ開けることができませんでした。この熱戦にはレバンテの経営陣もビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長らと共にスタジアムのVIP席から見守り、新シーズンに向けたチームの仕上がり具合を綿密に確認していました。(via SPORT)

オサスナのスポーツディレクターが極秘視察

ビジャレアル戦が行われたミニ・エスタディのスタンドに、思わぬ偵察者が姿を現していました。それは、オサスナのスポーツディレクターを務めるブラウリオ・バスケス氏です。同氏はVIP席ではなく、一般のファンに紛れてスタンドの片隅から静かに試合を見つめていました。オサスナはラ・リーガ第2節でレバンテをホームのエル・サダールに迎えることになっており、レバンテのプレースタイルや戦術メカニズム、選手たちの連動性をあらかじめ詳細に分析し、極秘裏にスカウティングのメモを取るためにこの親善試合を直接視察したものです。(via SPORT)

ルイス・カストロ監督が掲げる新シーズンの理想イレブン

いよいよ8月16日(日)の19時に敵地で行われるエスパニョールとのプリメーラ開幕戦が近づく中、ルイス・カストロ監督の構想する理想のスターティングメンバーが固まりつつあります。ポルトガル人指揮官は、昨シーズンに劇的な残留を勝ち取った実績のある、お馴染みの4-3-3システムを今季も一貫して継続する方針です。カストロ監督は『昨シーズンに培ったこの4-3-3のシステムこそが我々のアイデンティティであり、今シーズンもこれをベースに、さらに高い強度と走力、そして勇気を持って戦い抜く。選手たちの結束は非常に固く、開幕に向けて視界は良好だ』と語り、システムへの絶対的な信頼と自信を示しています。(via ElDesmarque)

主力退団に伴う守備陣の再編と新戦力

今夏のレバンテのディフェンスラインは、大きな変化を余儀なくされています。昨季の主力だったウナイ・エルゲサバルのエイバル移籍や、マティアス・モレノのレンタルバックによる退団に伴い、センターバックの再構築が急務となっていました。その中で、今夏フリーで獲得したベテランDFアイサ・マンディが新たなリーダーとして加わり、デ・ラ・フエンテと強固な中央のコンビを組むことが予想されています。また、サイドバック陣では右にジェレミー・トリアン、左には再びレンタルでの加入に合意したマヌ・サンチェスが配置され、走力と安定感を兼ね備えた強固な両翼が形成される見通しです。(via ElDesmarque)

昨季のレンタル組アラン・マットゥーロの再獲得交渉

レバンテの強化部は、守備陣にさらなる厚みと強度をもたらすため、今も移籍市場で活バツに動いています。最大のターゲットとなっているのが、昨シーズンにレバンテへレンタルで加入し、左利きセンターバックとして見事なパフォーマンスを披露したアラン・マットゥーロです。彼の能力を高く評価するクラブ幹部は、再び彼をチームに復帰させるべく、所属元との間で再獲得に向けた交渉を水面下で進めており、新シーズンでのディフェンス陣の最終ピースとして迎え入れることを熱望しています。(via ElDesmarque)

前線の再編成とエース、エッタ・エヨン

レバンテの攻撃陣は、若き有望株カルロス・エスピをレアル・マドリードへ完全移籍で放出したため、前線の序列や役割に大きな再編成が行われています。エスピの退団を受け、今シーズンのゴールの全責任を背負い、チームの絶対的なエースストライカーとしての重責を担うのが、カメルーン人フォワードのエッタ・エヨンです。エヨンは昨シーズンの開幕時と同様に、前線の圧倒的な基準点としての役割を求められており、クラブ・ブルッヘから今夏新たに加入した期待の若手ヤニス・ムスアイと、エースの座をかけて激しく競い合いながら、ストライカーとしての価値を証明することになります。(via ElDesmarque)

中盤の激しい先発争いと新戦力の台頭

4-3-3の肝となる中盤の3つのポジションを巡っては、非常にハイレベルなレギュラー争いが勃発しています。中盤の底であるアンカーの位置では、セルタからレンタルで加入した逸材ウーゴ・ソテロが、実力派のケルヴィン・アリアガと先発の座をかけてしのぎを削っています。さらに、インサイドハーフではヨン・アンデル・オラサガスティとカルロス・アルバレスが中心となりますが、アルバレスのポジションも安泰ではありません。カストロ監督がかつてダンケルクを率いていた時代の教え子であり、彼自身が獲得を強く熱望したフランス人MFエンゾ・バルデリが急成長を見せており、アルバレスとスタメン争いを繰り広げています。また、レンタル加入したダニエル・レケーナも控えとして控えており、非常に層の厚い中盤が完成しました。(via ElDesmarque)

補強ターゲットを巡る他クラブとの争奪戦

レバンテはディフェンスおよび中盤の補強として、セビージャの下部組織出身である若手ディフェンダー、フリオ・ディアスの獲得を画策していました。しかし、この獲得オペレーションの土壇場で、資金力に勝るセビージャがレバンテへの加入を強引にブロックする形で介入。レバンテの熱心なアプローチも虚しく、フリオ・ディアスはセビージャに引き抜かれる形となり、レバンテはターゲットの変更を余儀なくされました。(via Estadio Deportivo)

アトレティコの超新星ハビ・モルシージロ獲得失敗

レバンテは、アトレティコ・マドリードに所属していた若手有望株のセントラルMF、ハビ・モルシージロの獲得に向けて正式なオファーを提示していました。モルシージロは昨シーズンにアトレティコでトップチームデビューを果たした非常に有望な選手であり、アンデルレヒトやファマリカンといった国外のクラブも獲得を巡って争奪戦を繰り広げていました。しかし、120万ユーロで保有権の50%を取得するという巨額のオファーを提示したエルチェが争奪戦を制し、2031年までの長期契約を結んだため、レバンテの試みは一歩及ばず、悲願の若手補強を逃す結果となりました。(via Mundo Deportivo)

レンタル終了でイケル・ロサダが退団

昨シーズン、レバンテにレンタル移籍で加入し、攻撃にアクセントを加えていたイケル・ロサダは、レンタル期間の満了に伴ってレバンテを退団し、保有元であるリアル・ベティスへと帰還しました。しかし、ベティスに戻ったロサダを待ち受けていたのは厳しい現実でした。マヌエル・ペレグリーニ監督の構想から完全に外れており、アイルランドで行われているプレシーズン合宿のメンバーからも除外され、別メニューでのトレーニングを余儀なくされています。ベティスは彼の放出先を探しており、昨季レバンテで見せた輝きを頼りに、新たな移籍先を模索する日々が続いています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

レバンテUDは、宿敵ビジャレアルとのテストマッチで1-0と惜敗したものの、ルイス・カストロ監督が掲げるお馴染みの4-3-3システムは着実に熟成を見せています。エルゲサバルやエスピといった主力の退団により、守備陣は新リーダーのアイサ・マンディを中心に、前線はエッタ・エヨンをエース大黒柱に据えて大幅にアップデートされました。移籍市場ではフリオ・ディアスやモルシージロの獲得を逃すなど他クラブとの資金力争いに苦しむ一面もありましたが、アラン・マットゥーロの再獲得に向けてフロントは動いており、中盤ではソテロやバルデリといった新戦力が激しい定位置争いを展開しています。8月16日のエスパニョールとの開幕戦に向けて、新生レバンテは戦闘集団としての骨格を確実に固めつつあります。