大型補強の実現へ ジローナからMFイヴァン・マルティンの獲得合意が秒読み
今シーズンから念願の1部リーグであるラ・リーガ・EAスポーツへの復帰を果たしたラシン・サンタンデールは、移籍市場の締め切りが目前に迫る中、戦力の最終補強として2部リーグのジローナに所属するミッドフィールダー、イヴァン・マルティンの獲得に向けて大きく前進しました。ジローナは現在、いくつかの主力選手の退団交渉などにより非常に騒がしい局面を迎えていますが、ラシンはその状況を見逃さず、極めて魅力的かつ革新的なプロジェクトを提示して選手本人およびクラブと条件面での全面合意に達しました。
気になる契約内容は、基本の移籍金300万ユーロに加えて将来的な活躍に応じた変動給100万ユーロが設定されており、ラシンが彼の権利の80パーセントを保有する形となります。彼はまもなくサンタンデールに到着し、正式に書類にサインをして完全移籍を完了させる予定です。
イヴァン・マルティンが加われば、今夏の補強としては実に8人目の新戦力となります。ラシンはこれまでに、フレン・アヒレサバラ、ペドロ・フェリペ、ヤシル・ザビリ、パブロ・ラモン、そしてビッグネームであるセルヒオ・カナレスといった実力者を次々に補強してきました。さらに、昨シーズンの1部昇格に伴って自動的に買い取りオプションが発動したファク・ゴンサレスとアシエル・ビジャリブレの2人も、すでに完全移籍でチームの正式な一員となっています。
今回の移籍合意において決定的な要因となったのが、現在ラシンのスポーツディレクターを務めるチェマ・アラゴン氏の存在です。彼はかつてミランデスでイヴァン・マルティンと一緒に仕事をしていたため、互いの特徴やポテンシャルを誰よりも深く理解しています。クラブ内でもこの補強に対して『彼のようにクリエイティブで実力のあるミッドフィールダーが加わることは、過酷な1部リーグを戦い抜く上で、チームの攻撃に圧倒的なバリエーションと競争力を注入することに繋がる』と大いなる期待が寄せられています。(via ElDesmarque)
負傷からの復活と居残り練習 週末の次戦に向けたトレーニングの最新状況
日曜日に控えるヘタフェとのアウェイゲームに向けて、ホセ・アルベルト監督の指導のもと、チームは精力的に準備を進めています。
ナンド・ヨス練習場のサンティ・グティエレス・カジェ・グラウンドで行われた今週3回目のトレーニングセッションでは、フルピッチでの実践的なミニゲームに重点が置かれ、戦術のすり合わせが行われました。
全体セッションが終了した後もピッチには活気が満ちており、多くの選手が居残りでトレーニングを続けました。フォワードのフアン・カルロス・アラナをはじめ、ディエゴ・ディアス、セルヒオ・マルティネス、アンドレス・マルティン、グスタボ・プエルタ、イニゴ・ビセンテ、アシエル・ビジャリブレらがピッチに残り、ゴール前での仕上げとなるシュート練習を入念に行いました。さらに、ゴールキーパーのフレン・アヒレサバラとシモン・エリクソンの2人も、GKコーチであるペドロ・ドロンソロ氏とともに、個別のキーパー専門メニューで厳しいトレーニングを消化しています。
選手たちの負傷やコンディション状況については、非常に心強いニュースが入ってきました。モロッコ人の若手フォワードであるヤシル・ザビリは、水曜日にウイルス性の体調不良を訴えて全体練習を欠席していましたが、木曜日にはピッチに復帰しました。理学療法士のウーゴ・カマレロ氏の付き添いのもと、前半は個別メニューでリハビリを行い、後半には完全にチームメイトたちとともに通常通りのメニューをこなすまでに回復しています。
さらに大きな後押しとなるのが、アタッカーのギオルギ・グリアシュヴィリの完全復活です。彼は5月16日に行われた昨シーズンのレアル・バリャドリード戦での負傷以来、長い離脱期間を過ごしていましたが、水曜日に全体練習へ部分的に合流し、木曜日には完全にチームのグループ練習に通常通り参加しました。彼の復帰について周囲からは『長いリハビリを乗り越え、再びピッチでチームの勝利に貢献する準備が整ったことは素晴らしい財産になる』と喜びの声が上がっています。
一方で、懸念材料となるのがディフェンダーのペドロ・フェリペの状況です。メディカルスタッフによる精密検査の結果、彼は右大腿二頭筋(ハムストリング)に微小な肉離れを引き起こしていることが確認され、今週末の試合も引き続き欠場を余儀なくされることが確定しました。(via ElDesmarque)
敵地での勝ち点獲得を狙う ヘタフェ戦の戦術展望と最新の予想スターティングメンバー
今シーズンの初戦、ホームのエル・サルディネロで行われたビジャレアルとの開幕戦では、2度のリードを奪いながらも最終的に2-2の引き分けに追いつかれるという悔しい展開を味わいました。しかし、強豪相手に見せたその攻撃的な姿勢と粘り強さはファンに今シーズンへの大きな期待を抱かせています。
第2節として日曜日の21時30分に敵地コリセウムで行われるヘタフェ戦に向け、ホセ・アルベルト監督は『初戦で手にしたビジャレアル戦での粘り強い勝ち点1を決して無駄にせず、この初のアウェイ戦でそれを勝利へと昇華させなければならない』と強い意志を示し、選手たちを鼓舞しています。対戦相手のヘタフェは開幕戦でデポルティボ・アラベスに0-3と大敗しているため、ホームサポーターの前で意地を見せようと、死に物狂いで勝利を狙ってくることが予想されます。
この緊迫したアウェイゲームに臨むラシンの予想スターティングメンバーと基本布陣は以下の通りです。
守護神を務めるのは、シモン・エリクソンとの正GK争いで完全に一歩リードしているフレン・アヒレサバラです。
ディフェンスラインは、右サイドバックにアルバロ・マンティージャ、センターバックにはマヌ・エルナンドとパブロ・ラモンがコンビを組み、左サイドバックにはホルヘ・サリナスが起用される見込みです。サリナスについては、夏の移籍市場での去就に関する噂が周囲でささやかれていますが、監督は『ピッチ外でのどのような雑音があろうとも、彼は今、このラシンのために100パーセントの集中をピッチ上で見せてくれている』と信頼を寄せており、先発の座は揺るぎません。
ダブルボランチの一角には、同じく去就に関する噂が報じられているグスタボ・プエルタが先発として入り、中盤のタクトを振るいます。その相棒となるピボットには、若手のセルヒオ・マルティネスかマゲット・ゲイェのいずれかが抜擢される予想です。
攻撃の主軸となる2列目の構成は、右ウイングにアンドレス・マルティン、中央のゲームメーカーに絶対的な精神的支柱であるセルヒオ・カナレス、左ウイングに卓越したテクニックを持つイニゴ・ビセンテが配置され、この不変の強力なクリエイティブトリオがアシエル・ビジャリブレをサポートします。
そして、前線のワントップには頼れるストライカーであるアシエル・ビジャリブレがエースとして君臨し、鋭い得点感覚でヘタフェの堅い守備網をこじ開けることを目指します。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
1部への復帰を果たしたラシン・サンタンデールは、移籍市場の締め切りを前にジローナから実力派MFイヴァン・マルティンの獲得交渉を最終段階まで進めるなど、非常に野心的な動きを見せています。負傷から復帰したグリアシュヴィリの全体練習合流といったポジティブな話題も多く、強豪ビジャレアル戦で見せた躍動感をそのままに、週末のアウェイでのヘタフェ戦でも勝ち点3を目指して全力で戦い抜く準備が整いつつあります。
