エースの狂宴!ボジェの圧巻ハットトリックとマリアーノ完全復活のゴール

ストライカーのトニ・マルティネスがひらめ筋の負傷で欠場を余儀なくされる中、キケ・サンチェス・フローレス監督はルーカス・ボジェとマリアーノ・ディアスを初めてツートップで同時起用する攻撃的な決断を下しました。この大勝補が見事に的中します。

まずは27分、ピッチ中央でのルーズボールからマリアーノが頭で繋ぎ、それを受けたボジェがエリア外から地を這うような鋭いロングシュートを放って先制点を奪います。さらに36分には、キーパーのロングキックから相手ディフェンダーのカテナがトラップミスした隙を見逃さず、マリアーノが瞬時に奪い去って右足で流し込み追加点。マリアーノはこれで今季3ゴール3アシストと、完全に「第二の青春」を謳歌しています。

オササナのブディミルの反撃を受ける中、51分にはこの日最大のハイライトが訪れます。カルレス・アレニャからのパスを受けたボジェが、ゴールまでおよそ30メートルの位置からダイレクトで右足を一閃。放たれた強烈なミサイルは美しい放物線を描きながらゴール右上隅の死角へ突き刺さる、今季のリーグ最優秀ゴール候補に値するスーパーボレーとなりました。その後、アブデ・レバシュがエリア内でブディミルを引き倒してペナルティキックを献上し(レバシュにはイエローカード)、再び1点差に迫られるも、68分にボジェはアンヘル・ペレスからの極上のクロスをヘディングで叩き込んでハットトリックを達成。85分にミゲル・ロドリゲスと交代するまでピッチで輝き続けました。

これでキケ体制下の16試合でのクラブ総ゴール数31点のうち、じつに22得点(全体の73%)をフォワード登録の選手たちが叩き出していることになり、指揮官のストライカー育成力が光っています。監督も『トニ・マルティネス、マリアーノ、ボジェ、あるいはマーニャスのような選手たちがゴールを決めてくれるのが本当に嬉しい。私たちは彼らに大きく依存しているし、素晴らしいパーソナリティを持っている。だからこそツートップでの起用に踏み切った』と、FW陣への絶大な信頼を明かしました。(via MARCA / ElDesmarque / Estadio Deportivo)