UDラス・パルマス

ルベン・デ・ラ・バレーラ前監督を解任し、クラブのレジェンドであるファン・マヌエル・ロドリゲス監督の第4期体制を発足させたUDラス・パルマスは、次節CDカステリョン戦を前に深刻な「野戦病院」状態に直面しています。チームではマルビン・パーク(Marvin Park)、ヴィティ・ロサダ(Viti Rozada)、エンリケ・クレメンテ(Enrique Clemente)、エドワード・セデーニョ(Edward Cedeño)、セルヒオ・ルイス(Sergio Ruiz)、アレ・ガルシア(Ale García)、サンドロ・ラミレス(Sandro Ramírez)、ヘレ・レコビータ(Jere Recobita)の実に8名もの主力・選手たちが傷病により離脱中となっています。マルビン・パークは第1節しかプレーできておらず、ヴィティやセデーニョ、アレ・ガルシア、レコバの4人は前体制で一度も出場機会を得られていませんでした。アレ・ガルシアについては復帰まで3週間程度を要する見込みです。

この未曾有の負傷者続出に対し、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長は新医療センターの開設イベントにて『怪我の多くは練習中の偶発的な接触や選手同士の激しい接触によるものであり、クラブのトレーニング環境や医療体制のせいではない。負傷者を言い訳にして泣き言を言うつもりはない。監督交代を決断したのは、残された健全な選手たちで今以上のパフォーマンスを発揮できると信じているからだ』と力説しました。

こうした苦境の中、チームには前向きなニュースも届いています。前節RCDマジョルカ戦を太もも裏の違和感で欠場していたFWヘセ・ロドリゲス(ヘセ・ロドリゲス)が順調にコンディションを上げており、カステリョン戦で「9番」としてスタメン復帰する可能性が高まっています。また、ファン・マヌエル新監督は戦術面で新たな試みを行っており、2018年にラス・パルマス・アトレティコで指導した際と同様に、キリアン・ロドリゲス(Kirian Rodríguez)をかつてのジョナタン・ビエラのように自由度を持たせたトップ下に配置するテストを実施しています。さらに、前監督の解任要因の一つとなった課題の左サイドバックには、今夏獲得したイタリア人DFボンファンティ(Bonfanti)の先発起用が濃厚とされています。

昨季プレーオフに進出したラス・パルマスですが、今季は開幕2連勝の後に急失速し、直近7試合でわずか1勝(直近4試合で獲得勝ち点1)と低迷しています。本拠地グラン・カナリアで迎えるカステリョン戦で悪循環を断ち切り、復活の狼煙を上げられるかに注目が集まります。(via SPORT)