新たな中盤の核ジョン・グリディ デビュー戦での同点PK弾とサポーターの心を掴んだ強い個性
31歳の経験豊富なミッドフィールダー、ジョン・グリディが、開幕戦で見事なデビュー戦ゴールを飾り、詰めかけたセビリスタを熱狂させました。
グリディは後半、ミゲル・シエラが獲得したペナルティキックのキッカーを任されると、ラージョのキーパーであるバタラを破る冷静な一撃を叩き込み、貴重な同点弾をマーク。これにより、セビージャの長い歴史において、デビュー戦でゴールを記録した21人目の選手としての名誉を手にしました。
ソシエダの下部組織で育ち、ミランデスやアラベスで残留争いを戦い抜いてきた実力者は、ルイス・ガルシア・プラザ監督の戦術を細部まで深く理解しており、今や中盤の絶対的なタクト役です。
試合後にグリディは、『私にはラ・リーガで戦い抜いてきた十分な経験がありますから、自分自身の本当の価値をよく理解しています。正直なところ、自分の加入が発表された際、ファンのみなさんが驚きや大喜びで迎えてくれなかったことはよく分かっていました。しかし、私は確かな自信と自分らしい強い個性を持ってここにやってきました。チームを助けるために日々の練習から100%の力を尽くすだけです』と極めて謙虚でありながら、強い決意を滲ませました。かつてプレシーズン中のコルドバ戦で、自らの薄毛をからかってくる相手サポーターを黙らせるジェスチャーを披露するなど、ピッチ上で絶対に怯まない圧倒的なメンタリティは、新生セビージャにとって計り知れない武器となります。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
ルシアン・アグメへのサウジアラビアからの3000万ユーロ破格オファーとクラブの思惑
開幕戦でアンカーとしてフル出場し勝利に貢献した24歳のフランス人ミッドフィールダー、ルシアン・アグメに対し、サウジアラビアのクラブから移籍金約2500万〜3000万ユーロという極めて巨額の正式オファーが届くことが確実となりました。
アグメの代理人であるジブリル・ニアングは、先週後半にセビージャの街へ滞在しており、クラブの幹部らとこの破格の交渉について対面で意見を交わしました。
セビージャは、かつてインテル・ミランからアグメを買い取る際、段階的に総額800万ユーロを投資して権利の90%を手にしていました。残り10%の所有権は依然としてインテルが保持しているため、仮に2500万ユーロの移籍が成立した場合、インテルに250万ユーロが支払われ、セビージャの手元には約1700万ユーロという極めて大きなプラスバリア(純売却益)が残ることになります。この資金は、クラブが現在苦しんでいる負債の削減や、ラ・リーガが定めるサラリー登録の上限を満たすための最大の特効薬となります。
しかし、アグメ自身はまだ24歳と若く、欧州のトップレベルでプレーし続けることを強く熱望しており、中東への移籍に対して極めて消極的な姿勢を示しています。クラブの財政再建を急ぐスポーツディレクターらは、彼の給与が大幅に増えることを交渉材料にしながら、この取引を承諾させるための懸命な説得作業に乗り出しています。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)