ラージョ・バジェカーノ

ジローナと1-1で引き分け、勝ち点43で10位となり1部残留をほぼ確実なものにした。試合は86分にウナイ・ロペスのシュートの軌道をアレマオが変えて先制したが、直後の90分に同点弾を浴びた。イニゴ・ペレス監督は、目前で勝利を逃したことに怒りと苦さを滲ませつつも、目標勝ち点に到達したチームを評価。UEFAカンファレンスリーグの決勝を控える中、最後まで守り切る重要性を再確認する試合となった。途中出場からゴールを奪ったアレマオは、妊娠中の妻と息子に得点を捧げた。一方で、DFアブドゥル・ムミンがクラブからの契約延長オファーを拒否し、6月でのフリー退団が濃厚となっている。ジローナやオサスナのほか、プレミアリーグやリーグ・アンのクラブが関心を寄せている。なお、ホルヘ・デ・フルートスがスペイン代表のW杯プレリスト55名に選出された。チームの好調の裏には、GPSや生体認証データを駆使して選手の疲労を管理するハビエル・マジョ・フィジカルコーチの存在が大きく貢献している。(via Estadio Deportivo, AS, MARCA)

ジローナFC

ラージョとのアウェー戦で1-1の引き分けに終わり、これで5試合未勝利(勝ち点39)となった。降格圏の18位アラベスとはわずか2ポイント差という危機的状況にある。ミチェル監督は、ハーフタイムに痛み止めの注射を打って強行出場し、90分に同点ヘディング弾を決めたクリスティアン・ストゥアーニを「生まれながらのコンペティターだ」と大絶賛した。現在、アルテム・ドフビクやアベル・ルイスの欠場によりエリア内の人数不足に悩まされており、この試合でもクラウディオ・エチェベリらを起用する苦肉の策をとった。次節、ホームでのレアル・ソシエダ戦は「クラブの1部生き残りを懸けた歴史的な一戦になる」と必勝を誓っている。また、来季に向けてラージョのアブドゥル・ムミンに関心を示している。(via Estadio Deportivo, SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)

レアル・ベティス

6年連続の欧州大会出場を確定させ、最低でもヨーロッパリーグの出場権を手にした。現在は勝ち点4差のセルタを追い、チャンピオンズリーグ出場権(5位)を目指している。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、前節ソシエダ戦(2-2)で負傷したナタン、ディエゴ・ジョレンテ、リカルド・ロドリゲスがいずれも順調に回復し、次節エルチェ戦のメンバーに入ったことで守備陣の不安を払拭。また、補強方針に批判が集まるマヌ・ファハルドSDを「後半戦だけで見ればリーグ3位の成績だ」と擁護した。アルゼンチン代表のW杯プレリストにはジオバニ・ロ・チェルソが、ブラジル代表のプレリストにはアントニーが選出された。一方で、MFセルジ・アルティミラに対してRBライプツィヒのSDがセビージャを訪れて直接交渉を行っており、クラブは2500万〜3000万ユーロの移籍金を要求している。さらに、クラブはスタジアム到着時にファンとチームの距離を離しすぎているとして、警察と政府代表部に対して公式な抗議声明を発表した。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, ElDesmarque, SPORT)

エルチェCF

勝ち点39で降格圏と全く差がない厳しい状況のまま、アウェーでのベティス戦に挑む。エデル・サラビア監督はメンタル面の重要性を強調し、過去の昇格時のようなプレッシャーを跳ね除ける力が必要だと語った。FWアルバロ・ロドリゲスの父親で、ペニャロール等で活躍した元選手のダニエル・”コキト”・ロドリゲス氏が60歳で死去した。アルバロはセビージャへ向かう機内で訃報を受けたが、試合には帯同する。ラファ・ミルはハムストリングの負傷で欠場が濃厚となっている。(via SPORT, MARCA)

レアル・オビエド

ラージョとジローナが引き分けた結果、残り3試合で残留圏まで10ポイント差となり、1部昇格からわずか1年(324日)での2部降格が数学的に確定した。今季はパウノビッチ、ルイス・カリオン、ギジェルモ・アルマダと3人の監督が指揮を執ったが、35試合でわずか26得点、得失点差マイナス28という極度の得点力不足に沈んだ。ダニ・カルボは「サンティ・カソルラをもっと活かせたはずだ」と悔やみ、GKアロン・エスカンデルは前節ヘタフェ戦での判定に対して「我々を落としたがっている」と怒りを爆発させていた。大株主のパチューカ・グループは失敗を認め、来季に向けた新たなスポーツディレクターの招聘に動いている。(via Estadio Deportivo, SPORT, AS, ElDesmarque, Mundo Deportivo)

セルタ・デ・ビーゴ

アトレティコ・マドリードを敵地で下し、勝ち点50で6位に浮上。残り3試合で2勝すれば来季の欧州大会出場が確定する。クラウディオ・ヒラルデス監督は「チャンピオンズリーグを語るのは夢のようだが、夢を見るのは自由だ」と語り、次節レバンテ戦に向けて気を引き締めた。また、カンテラーノのフェル・ロペスについては「彼は8番(インサイドハーフ)としてプレーする傾向がある」と将来のビジョンを明言。負傷中のマティアス・ベシノは全体練習に部分合流したものの欠場となり、イライクス・モリバやハビ・ルエダは痛みを抱えながらの強行出場となる。(via ElDesmarque, SPORT)

レバンテUD

次節はアウェーでセルタと対戦する。カルロス・カストロ監督のもと、4-3-3システムを機能させて後半戦は好調を維持。オサスナ戦では0-2のビハインドから逆転勝利を収めるなど粘り強さを見せている。現在勝ち点39で、アラベス(勝ち点37)らと激しい残留争いを繰り広げており、セルタ戦に勝利すれば一気に降格圏を脱出できる重要な局面を迎えている。(via ElDesmarque, SPORT)

セビージャFC

経営権の売却に向けた動きが最終局面に突入している。セルヒオ・ラモスと投資ファンド「Five Eleven Capital」が、ホセ・カストロ副会長やカリオン家、アレス家といった現在の主要株主たちと、セビージャ市内のホテルで約9時間に及ぶ大詰めとなる会談を行った。買収額は約4億5000万ユーロと見られているが、2部に降格した場合は30%減額される条件となっている。復帰が噂されていたモンチ氏の入閣は見送られた。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque, MARCA)

RCDエスパニョール

モンチ氏が新ディレクター・ジェネラル・デポルティーボ(スポーツ部門ゼネラルマネージャー)に就任することが公式に発表された。モンチ氏は「最初から私に愛情を示し、仕事のアイデアを評価してくれた場所へ行く」とコメントし、CDサン・フェルナンド1940の会長職との兼任も認められた。既存のフラン・ガラガルサSDは留任する見込みで、フェルナンド・ナバロやミゲル・アンヘル・ゴメスの入閣も噂されている。チームは現在18試合未勝利で勝ち点39と降格の危機にあり、モンチ氏の意向でマノロ・ゴンサレス監督の続投が決まった。次節の敵地オサスナ戦に向け、クラブはファンに無料バスを提供して後押しを求めている。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)

CAオサスナ

勝ち点42を獲得しており、1部残留はほぼ確実な状況となっている。守備陣の再編に向けて、ラージョをフリーで退団することが濃厚なCBアブドゥル・ムミンの獲得に動いている。これは、主力CBのエンツォ・ボヨモにエバートンやブライトンなどプレミアリーグのクラブから関心が寄せられており、その後釜としての確保を狙っているためだ。(via Estadio Deportivo)

バレンシアCF

敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦をウマル・サディクのゴールとGKディミトリエフスキの好セーブで0-1と制し、勝ち点42に乗せて残留をほぼ手中に収めた。サディクは冬の移籍で加入した選手の中でリーグ最多となる4ゴールを記録し、コルベラン監督のもとで完全に復活を遂げている。ルーカス・ベルトランが膝の腱の痛みから全体練習に復帰し、次節ラージョ戦に出場する可能性があるほか、右脚内転筋を負傷していたティエリ・レンダルも予定を早めて部分合流を果たした。また、アフリカの有望株発掘の一環として、カメルーンのASナイロンからU20代表のMFガエル・ムニョルとGKアバ・アリをVCFメスタージャのトライアルに招待している。一方で、OBのサンティ・カニサレス氏が「8位や9位でカンファレンスリーグに行くのが成功なのか。誰も本気でヨーロッパを目指していない」と経営陣の姿勢を猛烈に批判。さらに、U17スペイン代表のEUROメンバーから、メスタージャでプレー経験のあるイケル・エレーラとマルク・マルティネスが落選したことについて、地元メディアから「不当な扱い」として疑問の声が上がっている。グイド・ロドリゲスはアルゼンチン代表のW杯プレリストに選出された。(via SPORT, ElDesmarque)

ビジャレアルCF

マルセリーノ監督の退任と、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を祝うため、最終節(第38節)のホームでのアトレティコ・マドリード戦が、他会場の土曜一斉開催から外れ、5月24日(日)21時に単独開催されることがLaLigaから正式に発表された。スタジアムは大きな祭典となる予定だ。また、今季10ゴール5アシストと飛躍を遂げたアルベルト・モレイロが、スペイン代表のW杯プレリスト55名に選出された。(via Estadio Deportivo, MARCA, SPORT)

アトレティコ・マドリード

ディエゴ・シメオネ監督はオサスナ戦に向けた会見で、「残り3試合で3位になるわずかな可能性が残っている」と最後まで順位を争う姿勢を強調。負傷者が続出しているため、カンテラーノ(下部組織の選手)の積極起用を明言した。コケの去就については明言を避け、ホセ・マリア・ヒメネスの怪我は足首の捻挫でありウルグアイ代表としてW杯に間に合う見込みだと語った。一方で、ジョニー・カルドーソが右足首の重度の捻挫により手術を受けることが決定し、今季絶望ならびに母国開催となるW杯(アメリカ代表)の欠場が確実となった。アルゼンチン代表のW杯プレリストには、フアン・ムッソ、ナウエル・モリーナ、ティアゴ・アルマダ、ニコ・ゴンザレス、ジュリアーノ・シメオネ、フリアン・アルバレスの6名が選出されたが、アンヘル・コレアは落選した。そのフリアン・アルバレスに対しては、PSGのルイス・エンリケ監督が獲得を熱望しており、アトレティコは2億ユーロの移籍金を要求する構えを見せている。また、アーセナルとのCL準決勝で物議を醸した(グリーズマンへのPKスルーや極端に短いアディショナルタイムなど)ドイツのダニエル・ジーベルト主審が、CL決勝の主審に任命されたことで、アトレティコファンがSNS上で激怒している。(via SPORT, MARCA, ElDesmarque, Mundo Deportivo)

アスレティック・ビルバオ

ニコ・ウィリアムズがバレンシア戦で左太もも裏(ハムストリング)を負傷し、MRI検査の結果、腱には影響のない中等度の筋損傷で全治3週間と診断された。これにより、リーグ戦の残り3試合(エスパニョール、セルタ、レアル・マドリード)は欠場となるが、スペイン代表としてW杯には問題なく間に合う見込みであり、関係者は安堵している。(via ElDesmarque, MARCA, SPORT)

レアル・ソシエダ

ミランデスにレンタル中で今季2部で16ゴールを挙げているカルロス・フェルナンデスに対し、UDラス・パルマスなど複数のクラブが獲得に興味を示している。クラブは2027年まで契約を残す同選手を今夏に売却し、過去の投資資金を少しでも回収することを目指している。また、12月に解任されたセルヒオ・フランシスコ前監督が初めてメディアの取材に応じ、「もっと時間が欲しかった。逆転できたはずだ」と無念さを吐露。コパ・デル・レイ優勝については「自分は序盤を戦っただけ」としつつ、アペリバイ会長へのわだかまりはないと語った。スペイン代表のW杯プレリストには、セルヒオ・ゴメスとアンダル・バレネチェアの2名が名を連ねた。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, MARCA)

RCDマジョルカ

残留を懸けた最終節(第38節)のホーム・オビエド戦が土曜21時に開催されることが決定した。勝ち点39で激しい残留争いの真っ只中にあり、デミチェリス監督は前節のビジャレアル戦後、「5月23日はすべてのマジョルカファンがスタジアムに集結してほしい」と熱い呼びかけを行っている。(via SPORT)

UDラス・パルマス

アウェーでFCアンドラに5-1という屈辱的な大敗を喫し、ヘセ・ロドリゲス監督のもとでチームの立て直しが急務となっている。次節はホームで自動昇格を争うアルメリアとの大一番を控えており、守護神ディンコ・ホルカスは、2部得点王のセルヒオ・アリバス(24ゴール)やエンバルバら強力な攻撃陣を迎え撃つことになる。(via SPORT)

デポルティボ・アラベス

勝ち点37で降格圏の18位に沈む中、次節ホームで行われるバルセロナ戦のチケットが完全ソールドアウトとなった。満員のメンディソロサ・スタジアムで、今季のリーグ王者を相手に絶対に負けられない大一番に挑む。(via Mundo Deportivo)

ヘタフェCF

オビエドとアウェーで0-0で引き分け、勝ち点45で7位をキープ。来季のカンファレンスリーグ出場権枠をしっかりと守っている。ボルダラス監督のもとで、冬の移籍市場で加入したマルティン・サトリアーノとルイス・バスケスの南米コンビが計7ゴールを挙げ、チームの安定した戦いを牽引している。(via SPORT)

SDウエスカ

ホームのエル・アルコラスでレアル・ソシエダBに1-2で痛恨の敗戦。終盤にジョルディ・エスコバルが1点を返したものの及ばず。勝ち点36のままで降格圏を抜け出せず、残り3試合で残留に向けた極めて厳しい戦いが続く。(via SPORT, AS, MARCA)

レアル・ソシエダB (サンセ)

アウェーでウエスカに2-1で勝利。後半にミケル・ロドリゲスが一発退場となり10人での戦いを強いられたが、アスティアサランが1ゴール1アシストの活躍を見せ、数的不利の中で追加点を奪う勝負強さを発揮した。勝ち点を45に伸ばし、2部残留をほぼ確実なものにした。(via SPORT, AS, Mundo Deportivo, MARCA)

レアル・サラゴサ

直近7試合で勝ち点2しか挙げられず、3部(Primera RFEF)への降格というクラブ史上最大の危機に直面している。次節スポルティング・ヒホン戦に向け、ファンはホルヘ・マス会長(インテル・マイアミのオーナー)への抗議として、会長の顔を印刷した48,000枚のドル紙幣を試合の12分にピッチへ投げ込む計画を立てている。アトレティコ・マドリードの衛星クラブからの脱却と、地元を愛する経営陣の配置を強く求めている。(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)

ラシン・サンタンデール

レガネス戦の勝利により、最新のビッグデータ予測で2部優勝の確率が85.6%、1部への自動昇格(2位以内)の確率が実に98%に到達した。ホセ・アルベルト・ロペス監督のもと、悲願のトップリーグ復帰は目前に迫っている。(via ElDesmarque)

デポルティボ・ラ・コルーニャ

カディスに敵地で勝利し、勝ち点81でアルメリアをかわして2位に浮上した。アントニオ・イダルゴ監督に率いられるチームは自動昇格の確率が55.2%まで上昇。クラブは創立120周年の節目に、本社所在地をポンテベドラ広場からリアソール・スタジアムへ正式に変更する登記を完了した。次節のホーム・アンドラ戦では、レンタル中のアレックス・ペチャロマンが出場可能となっている。(via SPORT, ElDesmarque)

マラガCF

エイバルとスポルティングに連勝し、昇格争いに急浮上。自動昇格圏まで5ポイント差に迫り、プレーオフ進出確率は82.4%と予測されている。クラブは次節のラシン戦の重要性を鑑み、スタジアムをファンで埋め尽くすため、会員限定でチケットを30%割引で販売する措置をとった。(via ElDesmarque, SPORT)

カディスCF

勝ち点39で、下位チームの足踏みにも助けられ、2部残留圏のギリギリのラインを奇跡的にキープしている。次節のカステリョン戦で残留を確固たるものにしたいところだ。(via ElDesmarque)

コルドバCF

グラナダとのアンダルシア・ダービーを1-0で制したものの、試合終盤に相手選手の髪を引っ張ったとしてディエゴ・ペルカンが一発退場となった。ペルカンは試合後「故意ではない。これなら髪を結ぶルールを作るべきだ」と判定に不満を表明。さらに、ダニ・レケナやクリスティアン・カラセドら複数の主力が累積警告による出場停止の危機を抱えながら、終盤戦を戦っている。(via SPORT, MARCA)

CDカステリョン

セウタとのアウェー戦で引き分けに終わり、昇格プレーオフ圏内は維持したものの、後続との勝ち点差が縮まる結果となった。決定力不足と守備のミスが課題として指摘されている。(via SPORT)

エルクレスCF

冬の移籍市場で加入し、中盤の要として活躍していたジョセップ・カラベラが、大腿四頭筋の肉離れ(全治3〜4週間)により今シーズンの残り試合を欠場することが確定した。チームにとって痛手となる。(via SPORT)

【本日の総括】

本日は、ラージョ・バジェカーノが劇的な展開で勝ち点を拾い1部残留をほぼ決定づけた一方で、追いつかれたジローナは降格の危機がさらに高まる結果となりました。また、レアル・オビエドは昇格からわずか1年での2部降格が確定し、クラブはフロントの再編を余儀なくされています。

上位争いでは、ベティスが欧州カップ戦の切符を確実にし、セルタも劇的な勝利でCL出場権に望みをつないでいます。ピッチ外では、セビージャの買収交渉が大詰めを迎え、エスパニョールにはモンチ氏が新たなスポーツディレクターとして就任するなど、各クラブで来季に向けた巨大なプロジェクトが動き出しています。

なお、本日のニュース内に日本人選手(久保建英、浅野拓磨など)に関する情報はありませんでした。