補強市場の評価とクラブの未来!モンチSDが語る補強戦略・ロベルトの去就・バロンドール騒動
今夏の移籍市場での補強やチーム編成の評価について、モンチSDは慎重な姿勢を保っている。『26年間ディレクターを務めてきた経験から言えば、最初の数ヶ月で全くパフォーマンスが出なくても後に素晴らしい選手になった例もあれば、その逆もある。市場最終週にやってきた選手や国を変えて適応中の選手もいるため、今の段階で評価を下すのは時期尚早だ』と説明。給与制限という限られた条件の中で全力を尽くしたとし、現状の編成に不満はないと語った。
ブライアン・サラゴサやガブリエル・モスカルドといった実力者の獲得が実現した背景については、自身のネームバリューだけでなく『エスパニョールというクラブ自体が持つ強固なブランド力、歴史、素晴らしいスタジアムやファン、バルセロナという都市の魅力が非常に大きい』と強調。若手の成長にも期待を寄せており、イノホ、ラファ、ハビ、マルコスといった下部組織出身者の台頭や、未だデビューを果たしていないアンドニ・ゴロサベルらの今後の活躍を冷静に見守る意向を示している。冬の補強市場や既存選手の契約更新については『現時点で具体的に進んでいるものはない』と明かした。
フル代表デビューを果たし契約解除金が上昇したエースのロベルト・フェルナンデスに対しては『本人はエスパニョールで継続してプレーできる環境に非常に満足しており、代表入りにも近づいていると理解している。仮に冬の市場で3000万ユーロの解除金を支払って獲得しようとするクラブが現れ、本人も望むのであれば解決策を探すまでだが、心配で夜も眠れないということはない。彼にはとにかくゴールを決め続けてほしい』と信頼を口にした。
また、以前のラミネ・ヤマルに関するバロンドール発言で巻き起こった騒動について問われると『時間が経って振り返ると、自分のミスはあの発言自体ではなく謝罪したことだったかもしれない。特定の誰かを害する意図はなく、スペイン人選手という文脈で自然に名前を挙げただけだった』と振り返った。その上で、自身が考えるバロンドール受賞者にふさわしい選手としてパリ・サンジェルマンとスペイン代表でタイトルを総なめにし、代表50試合以上無敗を維持しているファビアンの名前を挙げている。
ライバルであるバルセロナとのダービーについては『健全で競争力のあるライバル関係だ。大切なのはクラブとして、チームとして一歩一歩確実に成長し、実力差を縮めていくことだ。目先のダービー結果だけでなく、クラブ全体の持続的な発展こそがファンにとっても重要になる』と将来を見据えた見解を語った。 (via SPORT)