バルサ退団を決めたロバート・レワンドフスキの後釜として浮上する若きトレソルディ獲得調査

ロバート・レワンドフスキがアメリカのシカゴ・ファイアーへの移籍のためにチームを去り、フェラン・トーレスもパリへと旅立ったバルサの攻撃陣ですが、絶対的なストライカー(9番)の確保が最優先課題となっています。

本命であるジュリアン・アルバレス獲得に大きなブレーキがかかる中、デコSDが「プランB」として秘密裏に調査を進めているのが、ベルギーのクラブ・ブルージュで昨季24ゴールを挙げて大ブレイクした22歳のドイツUー21代表FWニコロ・トレソルディ(Nicolò Tresoldi)です。

トレソルディは、昨シーズンのチャンピオンズリーグのバルサ戦において、バルサの守備陣を完全に手玉に取る素晴らしいパフォーマンスとゴールを披露し、フリック監督のドイツ代表下部組織のスカウティングリストにも名前が載っていた若き至宝です。ブルージュ側は彼の移籍金として4000万ユーロ以上を要求しており、プレミアリーグやローマも関心を示していますが、バルサは彼の代理人に接触し、移籍最終盤での獲得の可能性について情報を集めています。(via SPORT)

開幕10日前にして登録FWが2人のみという現状と特別措置による登録枠の確保

ラ・リーガ開幕をわずか10日後に控える中、バルサの選手登録の現状は極めて異例なカオス状態となっています。ラ・リーガの公式登録簿において、現在バルサのファーストチームのアタッカーとして登録が完了しているのは、ラフィーニャとラミン・ヤマルのわずか「2名のみ」となっています。新加入のアンソニー・ゴードン、カリム・アデイェミ、ジェシー・ビシウといったアタッカー陣はいまだ登録が完了しておらず、未登録のままとなっています。

しかし、クラブ内ではパニックは一切起きておらず、冷静に登録作業を進めています。まず、長期離脱となったバルドグジの負傷枠(負傷長期離脱による給与枠の80パーセントの特別使用ルール)を利用し、新加入のゴードンらの登録を申請する手続きを完了させました。さらに、リバプールへローン移籍したアラウホの給与枠の完全解放や、フェラン・トーレスのPSGへの売却によって生じる3500万ユーロの余白を活用し、開幕戦までには新加入選手全員の登録を完全に間に合わせる見込みです。

来週水曜日のジョアン・ガンペール杯(アル・アハリ戦)は、Spotifyカンプ・ノウでの再オープンを飾る歴史的な初戦であり、サポーターを熱狂させる新チームお披露目の場となります。(via SPORT)

【本日の総括】

バルサは今夏の市場最終盤において、フェラン・トーレスの約5000万ユーロでのPSG移籍という財務的成功を収め、これによりサラリー上限枠を大きく拡大して新加入選手たちの選手登録への道筋を完全にクリアしました。この莫大な利益を背景に、クラブはマンチェスター・シティのロドリ(合意は目前)や、ジュリアン・アルバレスの後継候補(トレソルディ、ミカウタゼなど)の獲得に向けて怒涛のラストスパートを開始しています。バルドグジの悲劇を教訓としたカサドやフォートらの徹底した隔離練習措置など、ビジネスライクな経営姿勢も見せつつ、カンテラから次々と湧き出るゴレンやトゥンカラといった若い至宝たちの台頭をブレンドし、フリック率いる新しいバルサは Spotify カンプ・ノウでの再オープンとなるアル・アハリ戦、そしてラ・リーガの開幕戦に向けて力強く出航します。