フリスク主審引退の引き金となった2005年の大嘘にいため反省を拒むジョゼ・モウリーニョ

レアル・マドリードの元指揮官であり、現在は他クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、自らのドキュメンタリー番組の中で、2005年のチャンピオンズリーグ(チェルシー対バルサ)において発生した、アンダース・フリスク主審への「虚偽のデマ告訴事件」について言及し、一切の謝罪や悔恨の念すら抱いていない冷酷な告白を行いました。

当時、モウリーニョはバルサのフランク・ライカールト監督がハーフライン付近の審判室に入り、フリスク主審と密会して試合を操作したという真っ赤なデマを執拗に主張。これを信じ込んだ過激なサポーターたちからフリスク主審の自宅や家族に向けて殺害予告が送りつけられ、恐怖に震えた主審は、わずか42歳という若さで引退を余儀なくされました。

ドキュメンタリーのカメラの前に座ったモウリーニョは以下のように言い放ちました。

『私はその夜、あのカンプ・ノウの通路で、自分がこの目で見たものをそのまま世間に向けて叫んだだけだ。メディアからどれほど卑劣な嘘つきだと叩かれようとも、私の愛するチームが勝利を手にするためなら、今この瞬間であっても、全く同じことを120パーセント繰り返す』

この傲慢な発言に対し、かつてチェルシーのチームドクターを務め、ピッチに立ち入っただけでモウリーニョから罵られてクラブを追われたエヴァ・カルネイロ氏も、自身のSNSにおいて『法律上も、そして医療倫理の尊厳の観点からも、主審に呼ばれて倒れた選手を治療しに行くのは医師としての絶対的なルールであり、彼のあのような人権を軽視するやり方には、今でも激しい嫌悪感を抱かざるを得ない』と猛烈な批判を展開しました。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

アフリカ大陸でのさらなるスカウティングとチュニジアでのバルサ・アカデミー新規開校

バルサは、エジプトの若き才能であるハムザ・アブデルカリム(Hamza Abdelkarim)を獲得してプレシーズンマッチでもゴールを決めるなどの成功を収めたアフリカ大陸において、ブランドイメージの拡大と若き才能のスカウティングネットワークを強固にするため、チュニジアに新たなバルサ・アカデミー(Barça Academy)を正式に開校することを決定しました。

チュニジアにおいては、体験サマーキャンプが大成功を収め、現地サポーターや家族からアカデミーの設置を望む声が殺到していました。アカデミーのディレクターであるベニー・メグレリ氏と、お馴染みのレジェンドでありスポーツ部門の代表を務めるセルジ・バルジュアン氏は、バルセロナのオフィスにチュニジア側のパートナーであるモハメド・アリ・メデブ氏を招き、正式に契約を締結しました。

この開校により、バルサが世界中に展開する公式サッカースクールは計29校に達します。バルサは現地へライセンスを持った公式の技術ディレクターを派遣し、伝統のポゼッションスタイルの指導方法を注入し、未来のカンプ・ノウを目指す若き才能を育てていきます。(via SPORT)