エルチェCF

過去最高の勝ち点でプリメーラ残留を達成した直後、エデル・サラビア監督が個人的な理由で退任を発表し、クラブは新たな指揮官探しに動いている。後任候補にはイバン・アニアやシャビ・ガルシア・ピミエンタの名前が挙がっている。ポゼッションを重視し、ボールを支配する現在のプレースタイルを継続する方針であり、アニアであればより縦に速くリスクを負うスタイル、ガルシア・ピミエンタであればサラビアに近い忍耐強いパスサッカーになると見られている `(via SPORT)`。

新監督が未定の状況下で、クラブはディナモ・ザグレブから冬にレンタル加入していた28歳のMFゴンサロ・ビジャールの完全移籍での買い取りオプションを行使し、2029年6月までの3年契約を結んだことを公式発表した。ビジャールは終盤戦の8試合でスタメン出場し、1ゴールを記録。中盤でゲームをコントロールし、経験と落ち着きをもたらしたことが高く評価された。アレイシ・フェバスやマルク・アグアドらと共に中盤の要として、来季のプリメーラでの戦いにおいても不可欠な選手として期待されている `(via Estadio Deportivo)` `(via MARCA)` `(via SPORT)`。

レアル・サラゴサ

14年間にわたるセグンダでの戦いの末、ついにプリメーラRFEF(3部)への降格が決定した。そんな危機的状況の中、ピッチ外でも深刻な問題が発生している。昨夏にFCアンドラで12ゴールを挙げた実績を引っ提げて加入したものの結果を残せなかったFWシナン・バキシュが、ポーランドのグールニク・ザブジェへのレンタル移籍に際して結ばれた契約条項を不当だとしてクラブを提訴した。バキシュはポーランドで25試合以上に出場できなければ、サラゴサでの3年目の給与が約70万ユーロから約35万ユーロへ半減するという条項に同意していたが、出場機会を得られず減給の対象となった。選手側は出場試合数は自身のパフォーマンスだけでなく監督の采配や負傷など不可抗力に左右されるため、この条項は不当だと主張している。一方のサラゴサ側は財政的なリスクを回避するための正当な条項だと反論しており、クラブの再建に水を差す新たな火種となっている `(via Estadio Deportivo)`。

来季のプリメーラRFEFに向けた編成も進んでいる。ダビド・ナバーロ暫定監督は最終節のマラガ戦を前に会見を開き、来季からイバイ・ゴメスが新監督に就任することを歓迎した。『彼が2部からカテゴリーを下げて来てくれることに大きな情熱を感じる。レアル・サラゴサというビッグクラブに来るという輝きを彼の目に見た』と語った。また、降格によってクラブが悲観的な空気に包まれていることに対し、『14年も2部にいて、さらに3部に落ちたのに、ソシオのキャンセル待ちが出るクラブが他にあるか? この圧倒的なファンの熱量こそが我々の最大の武器だ。1年ですぐに昇格しなければならないというプレッシャーは危険だが、目標は昇格ただ一つだ』とファンに団結を呼びかけた `(via ElDesmarque)`。

補強資金の面では思わぬ臨時収入が舞い込んだ。4シーズン前にラージョ・バジェカーノに売却したDFペップ・チャバリアが、今季公式戦44試合(リーグ戦、コパ・デル・レイ、カンファレンスリーグ)に出場し、3500分以上のプレータイムと1ゴール3アシストを記録して一定の出場試合数条件をクリアした。これによりサラゴサは追加で25万ユーロを受け取ることになった。チャバリアの移籍金総額は350万ユーロに達し、プリメーラRFEFでの選手獲得において貴重な資金源となる `(via ElDesmarque)`。

一方、今季の買い取りオプションを行使して完全移籍で獲得した20歳のガーナ人MFユシフ・サイードは、負傷の影響もあって期待された活躍ができず、移籍の可能性が浮上している。契約は2030年まで残っているが、スペイン国内やイングランドのチャンピオンシップ、アメリカ、UAE、カタールのクラブから関心が寄せられている。本人は降格の責任を感じてチームへの残留を希望しているものの、クラブの財政事情によっては移籍を受け入れる構えだ `(via ElDesmarque)`。