ギジェ・ロサス 1ゴール1アシストの躍動でアウェイ勝利に貢献した生え抜き右サイドバック
スポルティング・ヒホンに所属するヒホン出身の右サイドバック、ギジェ・ロサスが、敵地でのセウタ戦で1ゴール1アシストを決め、勝利の立役者となった。この出来事が注目されるのは、下部組織マレオで育った生え抜き選手がアウェイの過酷な戦いで決定的な役割を果たし、チームの昇格争いを強く牽引しているためだ。
ニコラス・ラルカモン監督が率いるチームは、敵地アルフォンソ・ムルーベにおいて後方からの素早いビルドアップと見事なポジションプレーを展開した。右サイドで先発した彼は攻撃の起点として抜群の存在感を放ち、相手守備陣の背後を幾度となく脅かし続けた。
試合が動いたのは前半で、右サイド深くから彼が送った絶妙なアーリークロスを、先発に復帰したFWアレホ・サルコが巧みに合わせて先制ゴールを奪った。これにより今季3点目を挙げたサルコとともにチームは勢休みに乗り、有利な展開で試合を進めることに成功する。
さらに後半に入ると、ガスパールからの見事なスルーパスに反応した彼が右サイドを抜け出し、右足ダイレクトで低い弾道のシュートをファーストポストへ突き刺した。この鮮やかな追加点でリードを広げたものの、同じくマレオ出身の左サイドバックであるパブロ・ガルシアが前半26分に太腿を痛めて負傷退場する事態に見舞われた。
すでに膝の負傷でセサル・ヘラベルトを欠く中、緊急出場したエノル・プレンデスやナチョ・マルティンらが粘り強いプレーを見せ、価値ある勝ち点3を守り切った。チームは今季アウェイで6戦4勝と抜群の強さを誇っており、テネリフェ戦やアンドラ戦、カディス戦に続く敵地での勝利を収めている。
黒星を喫したのはオビエドとのダービー戦と前節カステジョン戦のみであり、過酷な日程の中でも昇格プレーオフ圏内をしっかりと維持している。
つまり、この勝利が物語っているのは、ラルカモン監督が移植する戦術においてマレオ出身の選手たちが不可欠な構造的支柱になっているということだ。主力の相次ぐ負傷という苦難に直面しながらも、生え抜きたちが持つ高い戦術理解度とクラブへの愛着が、チームの粘り強さを支える原動力となっている。
今後は負傷離脱したパブロ・ガルシアの穴をいかに埋めるかが課題となるが、右サイドで絶大な存在感を示す彼の安定感はチームにとって最大の強みだ。次節に控えるホームのエル・モリノンでのバジャドリード戦に向けて、マレオの血を引く若きリーダーとしての真価が試される。(via SPORT)