オリアン・ゴレン FCバルセロナの17歳MFがクラシコでトップチーム初招集へ

FCバルセロナのBチームに所属する17歳でイスラエル国籍のボランチ、オリアン・ゴレンが、レアル・マドリードとのクラシコでトップチーム初のベンチ入りを果たす可能性が高まっている。中盤の柱であるダニ・オルモの負傷離脱に伴い、ハンジ・フリック監督が下部組織から期待の新星を抜擢する意向を固めつつあるためだ。

2009年生まれのオリアン・ゴレンは、2023年にイスラエルのマッカビ・ペタフからラ・マシアの門を叩いた。フベニールでの目覚ましい成長を経て、今シーズンからBチームであるバルサ・アトレティックへと順調に引き上げられた経緯を持つ。中盤の底に位置するボランチのポジションで圧倒的な展開力と冷静な判断力を発揮し、今やチームの絶対的なスタメンとしてピッチに立ち続けている。

その飛び抜けた才能は、世代別代表の舞台でも大きな脚光を浴びている。直近の国際試合中断期間には、わずか17歳でありながらイスラエルU-21代表に飛び級で招集され、主力として存在感を示した。バルサ・アトレティックで今季唯一彼が試合を欠場したのも、この世代を大きく跳び級した代表活動に召集されていたためである。

フリック監督も、この若きミッドフィルダーの素質を早くから高く評価してきた。夏のプレシーズン期間にはトップチームのトレーニングに帯同させ、伝統のジョアン・ガンペール杯でもプレイングタイムを与えて一線級のスピード感を体感させた。さらに、金曜日と土曜日に行われたトップチームの全体練習にもオリアン・ゴレンを参加させており、日曜日発表のメンバー入りへ向けた準備を着実に進めている。

今週末のクラシコを迎える両クラブの間には、下部組織の活用を巡る姿勢に大きな対比が存在する。バルセロナは平均年齢24.7歳という若いスカッドを誇り、今季も1試合平均5名のカンテラーノが先発に名を連ねている。一方のレアル・マドリードは今夏に2億4,500万ユーロを費やして補強を重ねており、クラシコでの先発カンテラーノ数が2015年10月以来となるゼロになる見通しだ。そうした対照的な構図のなかで、オリアン・ゴレンのような17歳の生え抜きがトップチームのベンチに控える意味は極めて大きい。

大一番でのベンチ入りが現実のものとなれば、ラ・マシアで技を磨いてきた17歳の若者にとってキャリア最大の飛躍となる。ダニ・オルモの離脱という緊急事態が引き金ではあるものの、日頃から下部組織で積み重ねてきた高いパフォーマンスと成長ぶりが評価された結果と言える。つまりこの動きが示しているのは、フリック体制下のバルセロナにおいて、トップチームとラ・マシアの連携が極めてスムーズに機能しているという事実だ。(via MARCA)