アルベロア監督の激白会見:メディアの批判に反論
アルベロア監督はクラシコ前の記者会見で24分間にわたり、メディアの批判に猛反発し、自らの選手とクラブを擁護した。会見の最初の質問以外はすべてチームの内紛に関するものだった。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
チュアメニとバルベルデの喧嘩について、監督は『クラブの対応の断固さ、迅速さ、透明性と、2人の選手の反省を誇りに思う。彼らは過ちと結果を受け入れた。クラブ、ロッカールーム、ファンに謝罪した。これまでの彼らの日々の姿勢を考えれば、火あぶりになどしない。2人ともこのシャツへの愛や努力、献身でレアル・マドリードとは何かを知っていると証明してきた』と両者を擁護した。 (via SPORT)
さらにアルベロア監督は故フアニート・ゴメスをレアル・マドリードの模範として引き合いに出し、『フアニートは何度か過ちを犯したが、私たちが毎試合歌う唯一の選手だ。常にこのエンブレムを守り、魂を捧げた。私だって間違えることはあるし、決して彼の高みには到達できないだろう。彼を愛しているのは彼が我々の仲間だったからだ。誰でも間違える。バルベルデとチュアメニはレアル・マドリードを体現している。彼らは欧州王者だ』と語った。なお、フアニートは1987年にローター・マテウスの頭を踏みつけてUEFAから5年間の出場停止処分を受け、1978年にも審判への暴行で2年間の出場停止を受けている。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
メディアの報道に対し、『プロ意識がないというのは嘘だ。選手が私を軽視したとか、私が怒って使わないというのも完全に嘘だ。私が責任者だ。今季の成績がファンの期待に届いていないのは確かだ。就任して4ヶ月、選手たちを誇りに思う。時にフラストレーションや怒りが望まない状況を生むが、それはバルサ戦に向けて素晴らしい試合をするためのエネルギーにしなければならない』と断言した。さらに、『レアル・マドリードで起きること全ての責任は私にある。犯人を探すなら私だ』と全責任を背負い込んだ。 (via SPORT)
選手同士の喧嘩が日常茶飯事であることを示すために、『ゴルフクラブを持ち出して別の選手を殴ったチームメイトがいた。ロッカールームで起きたことはそこに留めるべきだ。それが一番心苦しい』と、リバプール時代の2007年にクレイグ・ベラミーがヨン・アルネ・リーセをゴルフクラブで殴った事件を暗示しつつ語った。『レアル・マドリードにもどのクラブにもふさわしくない状況だが、昔からあったことだ。もっと酷い状況も経験してきた。フェデの件は不運な出来事だったが、これで終わりにすべきだ。彼らは結果を受け入れ、謝罪した。このシャツを守る準備ができているが、フェデは数日待たねばならない』と説明した。 (via SPORT / ElDesmarque)
ロッカールームの権力について、『レアル・マドリードの選手がプレーしないのは純粋にスポーツ面での決定だ。11人しか選べないからだ』『誰かと問題があるというのは嘘だ。ファンはこのロッカールームに安心すべきだ。勝たなければならないのに勝てないのは簡単ではない。マドリードは30年ビッグイヤーを獲れなかったこともあり、9回目から10回目までも12年かかった。我々には波があるが、一緒に乗り越えねばならない』と語った。 (via SPORT)
フロレンティーノ・ペレス会長の存在について、『この状況を好転させるのに我々の会長以上に適任な人物はいない。彼はクラブ史上最も多くのタイトルを獲得し、クラブをふさわしい場所に戻した会長だ。レアル・マドリードをあるべき場所に戻すために戦う』と絶対の信頼を口にした。 (via SPORT)
喧嘩を止められなかったことについて、『私のオフィスはロッカールームの中にはない。責任者として全てをコントロールできればいいのだが。監督が止めるべきだったという結論は受け入れる。愉快なことではないし、彼らも間違えたと分かっている。ページをめくり、学び、前へ進み、バルセロナ戦に集中しなければ』と語った。 (via SPORT)
2年連続の無冠が決まっている状況について、『2年連続の無冠や色々なことを受け入れるのは簡単ではない。健全なロッカールームであり、来季勝つ準備はできている。もっと経験を積むだろう。私が7年いた時より若いロッカールームだ。来季はもっとエネルギーと力が出るだろう』とすでに来季を見据えている。 (via SPORT)
ムバッペへの批判に対し、『状況を利用して笑いながら出て行ったと文脈を無視されるのは、エスパニョール戦でのカレラスの件のように場違いなことだ。ムバッペがここに来るためにした努力は分かっている。前のチームで全てを持っていたのに、夢のクラブに来るために多くを諦めた』と擁護した。また、自身の権威について、『自分の名前や契約年数に関係なく、選手に対する自分の権威は感じている』と主張した。 (via SPORT)
情報漏洩について、『起きていることが漏れるのはレアル・マドリードへの裏切りであり、このエンブレムへの不誠実さで非常に悲しい。だが私はCIAで働いているわけではない。選手や誰かを非難することはできない。チームの周りには多くの人がいるので、誰かに指を指すことはしない。選手と話したことは我々だけの秘密だ』と失望を露わにした。 (via SPORT)
戦術批判について、『戦術的なコンセプトではなく、チームの価値観を強調してきたと批判されたが、私が言ったことは注目を集めた。ピッチ上でのプレーの良し悪しはあるが、努力、仲間意識、連帯感、野心、情熱こそがレアル・マドリードを象徴するものだ。それを示さない言い訳はない。もちろんサッカー面で改善すべき点は多い』と語った。 (via SPORT)
試合の振り返りについて、『どうすればもっと勝てたのかと反省している。シティやアトレティコに勝ったことや、カマヴィンガの厳しい退場などコントロールできない理由でバイエルンに負けたことを思い出す。取りこぼしたリーグ戦の試合をどうすれば勝てたのか。それこそが選手やチームを向上させるために私が最も気にしていることだ』と語った。 (via SPORT)
クラシコに向けて、『チュアメニはバルサ戦の招集リストに入る。素晴らしいライバルとの素晴らしい試合を期待している。ホームでの彼らのレベルは非常に高い』と述べ、『4人のキャプテンの働きには非常に満足している』と締めくくった。 (via SPORT)
なお、ジャーナリストのマノロ・ラマは、スペイン人選手たちがアルベロアを「コノ(カラーコーン)」と呼んでいるとし、アルベロアを「チクリ魔」と非難。クラブが「生徒が先生を飛び越えて直接校長に直訴する高校」のようになっていると指摘した。また、元選手のイバン・エルゲラはイケル・カシージャスとの対談で「アルベロアはふさわしくない。ラウールの方が良かった」と過去に発言していたことをSNSで回顧し、「みんなこうなることを見抜いていた」と投稿した。 (via SPORT / Mundo Deportivo)