ヤー・ディオマンデ獲得の全貌:クラブ史上最高額で電撃移籍

コトジボワール代表の19歳、ヤー・ディオマンデのレアル・マドリード加入が正式発表されました。移籍金は固定額1億2500万ユーロ、さらに比較的容易に達成可能な1000万ユーロの変数と、難易度の高い500万ユーロの変数が設定されており、総額で最大1億4000万ユーロに達する見込みです。これにより、ジュード・ベリンガムの1億2700万ユーロを超えてクラブ史上最高額の補強となりました。また、固定額の5パーセントにあたる625万ユーロは、古巣であるレガネスに支払われます。

契約期間は2033年6月30日までの7年間で、現在のトップチームの中で最長となります。公式発表は8月6日の木曜日午後4時頃に行われましたが、これは本人が医療検査を受ける前という異例のタイミングでした。ディオマンデがバルデベバスのサニタス病院で医療検査を無事にクリアしたのは翌8月7日の金曜日午後であり、その後は単独でトレーニングを行いました。事務手続き等のため、チームのフェレンツヴァーロシュ遠征には同行していません。デビューは最短で8月12日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦(テレーザ・エレーラ杯)、あるいは8月16日のシャルケ04戦になる見通しです。

ディオマンデのキャリアは驚異的なスピードで上昇しています。プロ公式戦の経験はわずか46試合(レガネスで10試合、ライプツィヒで36試合)に過ぎず、コトジボワール代表としての13試合を含めてもトップレベルでの出場は59試合です。2025年1月にレガネスがDMEアカデミーから150万ユーロで獲得した際、代理人のブルー・クロウが事前契約を結ばせ、ドバイ合宿中にドイツ人有名指導者が「すでにチャンピオンズリーグでプレーできる」と絶賛しました。その後、2025年3月29日のレアル・マドリード戦でプロデビューを果たし、試合後にキリアン・ムバッペとユニフォームを交換。レガネスの2部降格に伴い、2025年7月にライプツィヒへ2000万ユーロで売却され、ブンデスリーガ最優秀若手選手に選ばれました。今夏はPSGとも個人合意に達していましたが、レアル・マドリードが強硬に介入したことでPSGが撤退し、わずか1年半で価値が93.3倍に跳ね上がる電撃移籍が成立しました。もともと第一希望だったマイケル・オリーズの獲得をバイエルンに拒否されたための代替プランでしたが、モウリーニョ監督は「両サイドでプレー可能で予測不可能なウイング」として大きな期待を寄せています。

レガネス時代のチームメイトであるエリック・フランケサは、彼の素顔を次のように明かしています。

『彼は本当に控えめで、目立たない男の子でした。スペイン語がうまく話せなかったこともあって、普段はとても静かに過ごしていました。しかし、一歩ピッチに入ると全くの別人でした。彼の見せた成熟ぶりと大胆さには本当に驚かされましたね。初めて一緒に練習したその日から、私たちは彼が他とは違う特別な選手であることを肌で感じていました。そのうちチームのベテラン選手たちまでが「あいつを試合に出すんだ!」と口々に言い始めるほどだったのです。下部組織から上がってきたばかりの若い選手に対して、トップチームの選手たちがこれほど声を大にして起用を求めるなんて、私のキャリアの中でも初めての出来事でした』

なお、今回の高額移籍の背景には、フロレンティーノ・ペレス会長が選挙公約としてアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスに1億5000万ユーロのオファーを提示し、拒否された事実が公になったことが影響しています。これによりクラブの資金力がヨーロッパ中に知れ渡り、ライプツィヒに足元を見られる結果となりました。また、2023年夏に改定されたUEFAサステナビリティ規則の減価償却上限(最大5年)が適用されるため、7年契約であっても1億2500万ユーロは5年で分割計上(年間2500万ユーロ)され、当初の5年契約ベースの計画より毎年500万ユーロ負担が増加します。

(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

ヴィニシウスが歴史的交渉を制す:2032年までの超大型契約更新

ヴィニシウス・ジュニオールが2032年6月30日までの6年契約更新に正式に合意しました。この契約延長により、年俸はネットで2400万から2500万ユーロに引き上げられ、チーム内でキリアン・ムバッペに次ぐスターとしての地位を確固たるものにしました。

1年半にわたって膠着していた交渉の裏側には激しいドラマがありました。ヴィニシウス側はムバッペの加入以降、自身のステータスに見合う待遇を求めていましたが、約15日前にクラブ側が交渉を完全に打ち切り、「移籍金1億7000万ユーロのオファーを持ってきたら売却する」と言い渡す事態に陥っていました。しかし、そのわずか24時間後、代理人のROC Nationはアーセナルからの具体的な関心を提示。ミケル・アルテタ監督がヴィニシウスと直接話し、プレミアリーグ王者およびチャンピオンズリーグ準優勝チームのエースに据えるという、3桁ミリオンに及ぶ巨額のプロジェクトを提案してきたのです。

これに危機感を持ったクラブは、肖像権の大部分(70パーセント)をヴィニシウスに譲渡することで実質的な収入増を確保し、さらに2027年に支払われる予定だった「忠誠ボーナス」の支払いを将来へ延期する妥協案を提示して合意に至りました。これにより、クラブは他のスター選手への危険な先例を作らずに更新を完了させました。ジョゼ・モウリーニョ監督もヴィニシウスに直接『君は私のプロジェクトにおいて完全に不可欠なピースだ』と伝えて説得にあたり、これが残留への大きな決定打となりました。

発表前日の8月5日、ヴィニシウスは自身のInstagramの全投稿とプロフィール写真を一時的に削除し、アカウントを完全に真っ白にするという奇妙な行動をとって世間を騒がせました。これは発表を劇的に演出するためのマーケティング戦略であり、翌日の公式発表の直後、彼は『ベルナベウでの8年は短すぎる…あと6年、そして永遠に!』とメッセージを投稿してプロフィールを再開しました。

ヴィニシウスは2018年に18歳で加入して以来、8シーズンで375試合に出場し128ゴールを記録。14個のタイトルを獲得し、2022年と2024年のCL決勝でゴールを決めるなど、輝かしい実績を誇っています。

(via SPORT / ElDesmarque / Esport3)

ロドリ_エルナンデス獲得失敗の舞台裏:宿敵バルサに強奪された真相

今夏の最優先補強ターゲットであり、個人合意も間近とされていたマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(30歳)の獲得に失敗し、宿敵バルセロナに強奪されるという大失態を演じました。

マドリードは6月中旬から3週間にわたり交渉を続けていましたが、シティに対して正式なオファーを提示せず、適正価格を6000万ユーロと見積んで静観していました。その間にバルセロナが急襲。ハンス・フリック監督がロドリに直接熱烈なラブコールを送り、スペイン代表の同僚たちが多数在籍する環境も手伝って、ロドリはバルサ移籍を決断しました。バルサとは2030年までの契約、年俸1500万ユーロ(シティが提示した1850万ユーロやマドリードの破格オファーを下回る額)で合意しており、現在はクラブ間で移籍金(シティは7500万ユーロ、または合意ライン6500万ユーロを要求)の交渉が進められています。

ロドリの代理人であるパブロ・バルケロは、マドリードとの交渉の全貌を以下のように明かしています。

『レアル_マドリードはワールドカップが終わった直後に、ロドリに対して信じられないほど素晴らしい、断ることのできないレベルの破格の条件を提示しました。具体的な交渉が始まったのは、スペイン代表がニュージャージーでワールドカップを制覇したわずか数日後のことです。そのオファーの内容は本当に見事なものでした。ロドリも私も、交渉におけるマドリード側の非常に紳士的で、教育が行き届き、敬意に満ちた姿勢を心から高く評価しています。フロレンティーノ_ペレス会長からゼネラルマネージャー、そして裏で動くスタッフに至るまで、クラブ全体がロドリを獲得するために真剣に全力を尽くしてくれました。ここ2週間に及ぶ交渉は非常にポジティブなものでしたが、最終的にロドリは別のオファーを選択するという個人的な決断を下しました。私たちはマドリード側に無駄な期待を持たせたり、欺いたりすることを避けるため、精度高くこの2週間の熱心な交渉に対する感謝を伝えるために、本日その決定をマドリードに正式に伝えました』

獲得失敗の背景には、いくつかの不信感がありました。まず、ペレス会長はロドリが以前の会長選挙で対立候補エンリケ・リケルメの看板公約にされていたため、獲得に消極的でした。また、ペレス会長の財務顧問アナス・ラグラーリも、ロドリの30歳という年齢や膝の怪我を理由に獲得に猛反対していました。さらに、2024年のバロンドール授賞式において、ヴィニシウスが受賞を逃したことに激怒したレアル・マドリードが式典をボイコットしたことが、受賞者であるロドリにとって大きな侮辱となり、信頼関係にひびが入っていました。

この失態に対し、元レアル・マドリードのフェルナンド・モリエンテスは以下のように怒りを爆発させています。

『これは悪質な冗談だ。私たちを少し馬鹿にしている。マドリードがロドリを欲しがらなかったのは明らかだ。マドリードはこの種の大物交渉で居眠りなどしない。14歳や15歳の右サイドバックの獲得なら居眠りすることもあるだろうが、このような最高峰の選手でそれはない。マドリードは全力を尽くさなかったのだ。今になってロドリがバルサのスタイルを望んだからだ、と彼に責任を押し付けようとしているが、それはサッカーを知る者にとっても、これまでの経緯を見てきた者にとっても、悪趣味な冗談だ。マドリードが本気で獲得に動いたときは、フィーゴ、ジダン、オーウェン、ロナウドだって獲得してきた。ロドリがバルサでプレーしたがっていたなどと、今さら誰も私に言わないでほしい。少し前まで彼はリケルメと合意していたのだ。ロドリも馬鹿ではないから、現状を見て、バルサが後ろに控えているならそこへ行こうと考えたのだろう。あそこは素晴らしいチームで、タイトルを狙えるし、スペインリーグでチャンピオンチームとしての絆を維持できるからだ』

ジャーナリストのシーロ・ロペスも『ロドリ自身が決めたことだとクラブは宣伝しているが、私たちは馬鹿ではない。適切なオファーを出さなかったのが原因だ。3週間もあったのに優先補強とみなさなかったマドリードの失策だ』と批判。当初『あのポジションに才能が欠けたままで寂しい』と嘆いていたトマス・ロンセロは、のちに『本人の個人的な選択であるなら、悲しみはゼロだ。マドリードにいるのは選ばれし者だけだ』と強がりのコメントを残しています。

(via Estadio Deportivo / MARCA / ElDesmarque / SPORT / Mundo Deportivo)

プレシーズン第2戦フェレンツヴァーロシュ戦:招集メンバーと最新状況

レアル・マドリードは8月8日の土曜日19:00、ハンガリーのブダペストにあるフェレンツヴァーロシュ・スタディオン(収容人数22000人)にて、フェレンツヴァーロシュとの親善試合に臨みます。両クラブの対戦は1995/96シーズンのチャンピオンズリーグ以来となります。

チームはオーストリアでのフィオレンティーナ戦(2-2、エンドリックとシリアがゴール)に続く調整第2戦となり、すでに非公式ながらレガネス戦(4-1)とアルコルコン戦(1-0)を消化しています。

今回の遠征メンバー23名は以下の通りです。

ゴールキーパー:ルニン、セルヒオ・メストレ、ハビ・ナバロ。

ディフェンダー:トレント、アルバロ・カレラス、Rüdiger(今週から練習復帰)、Huijsen(軽い負傷から回復)、Dumfries、ジョアン・マルティネス、ラミニ、マリオ・リバス。

ミッドフィールダー:カマヴィンガ、バルベルデ、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバ(今週合流)、セステロ、ラコスタ、アレクシス・シリア。

フォワード:ヴィニシウス(今週練習復帰)、ブラヒム、エンドリック、カルロス・エスピ、ダニエル・ヤニェス。

一方、守護神ティボー・クルトワは、ワールドカップ準々決勝のスペイン戦で負傷した筋肉の治療のため休養していましたが、8月7日にマドリードに帰還。バルデベバスで単独トレーニングを開始したため、今回のハンガリー遠征からは外れ、次のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦以降の復帰を目指します。また、ベリンガム、ムバッペ、チュアメニ、コナテ、ククレラら他のW杯出場組は来週に合流予定です。ミリトン、メンディ、アセンシオ、ロドリゴは負傷治療のためマドリードに残留しています。

(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)

モウリーニョ新体制:冷遇された選手たちと中盤再編成の危機

2年連続の無冠という状況を打破するため、ペレス会長は選挙でリケルメを破った後、ジョゼ・モウリーニョを新監督として再招聘しました。

元ゼネラルマネージャーのホルヘ・バルダーノは、モウリーニョの復帰について冷静に見ています。

『15年近くの歳月が経ちました。サッカーも社会も、フロレンティーノ・ペレス会長も、そして間違いなくモウリーニョも当時と同じではありません。したがって、何が起きるか見守る必要があります。ペレス会長は前任のシャビ・アロンソとは全く異なるタイプの指揮官を選びました。マドリードに合う監督の選択肢が尽きつつあったのも事実です。モウリーニョがこの重責に戻ることにどんな意味があるのかは、クラブだけが知っています。私は対立を長く引きずらない人間なので、過去はすぐに水に流しますよ』

モウリーニョ就任後、前チームに漂っていた不穏な空気は一掃され、健全な競争と調和が生まれています。しかし、中盤の守備力とセンターバックの補強を強く望んでいたモウリーニョにとって、ロドリの獲得失敗は大きな打撃となりました。クラブから中盤の追加補強はないと告げられたモウリーニョは「壁を登るほど激怒」したと伝えられており、チュアメニ、カマヴィンガ、バルベルデの守備陣に頼るか、ギュレルや新加入のベルナルド・シウバをダブルボランチにコンバートする応急処置を迫られています。なお、事前にモウリーニョから「出場機会が制限される」と警告されていたカマヴィンガとアセンシオは残留を選択しています。

(via SPORT / MARCA)

マスタントゥオーノのフィオレンティーナ期限付き移籍が正式決定

昨夏にリバー・プレートから総額6300万ユーロ(税金込み)という大金で獲得した18歳(8月14日に19歳)のアルゼンチン代表MF、フランコ・マスタントゥオーノが、イタリアのフィオレンティーナへ1年間の期限付き移籍をすることが正式に発表されました。

昨季は公式戦35試合に出場し3ゴール1アシストを記録。シャビ・アロンソ前監督のもとでレバンテ戦で初ゴールを奪うなど重用されましたが、鼠径部を痛めて離脱。その後はアルベロア暫定監督のもとで出場機会が減少し、モウリーニョ監督の構想からも外れました。モウリーニョは純粋なウイングであるディオマンデを好み、中に切り込むマスタントゥオーノのスタイルを評価しませんでした。

移籍は2027年6月30日までの単純レンタル(買い取りオプションなし)で、マドリードが給与の50パーセントを負担します。本人は古巣リバー・プレートへの復帰も希望していましたが、欧州での適応を継続させたいクラブ側の意向で却下されました。

新天地へと旅立つマスタントゥオーノは次のように決意を語っています。

『私にとって今日は非常に特別な一日になりました。かねてからこのフィオレンティーナというクラブに来ることを心から望んでいましたし、今こうしてここにいられる瞬間をとても楽しんでいます。歴史と伝統のある素晴らしいクラブでプレーできることに、胸が躍るような高揚感を感じています。すぐにピッチに立つ準備はできています。昨日、私がフィレンツェに到着した際にサポーターの方々が見せてくれた熱烈な愛に対して、深く感謝を伝えたいです。彼らは、ピッチの上で常に目標のために闘い、全力で戦い抜く戦士を手に入れたことをすでに知っているはずです。新監督のファビオ_グロッソとも直接言葉を交わしました。彼は本当に最高の形で私を迎え入れてくれました。一日でも早くチームの練習に合流し、試合でプレーできる日を楽しみにしています。私の最大のストロングポイントは、果敢なドリブルで縦へと推進していくプレーです。常に相手のペナルティエリアへと積極的に侵入していくタイプのアタッカーですね。ただ、イタリアのサッカーは守備が非常に重視され、練習もハードだと聞いていますので、課題である守備面の向上にもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。イタリア行きを決めるにあたっては、以前このクラブでプレーしていた何人かの選手たちと連絡を取り、強く勧められました。彼らがクラブについて非常に素晴らしい評判を教えてくれたことも、最終的に私がフィオレンティーナを選択した大きな理由の一つです。実際に来てみて、ここの人々はとても親切で親身になってサポートしてくれ、すでに居心地の良さを感じています。すでに新しいチームメイトの何人かとも対面し、挨拶を交わすことができましたが、みんな本当に気さくで親切に接してくれたので、心から嬉しく思っています』

なお、フィオレンティーナには1週間前にもマドリードのユース出身であるビクトル・バルデペニャスが加入しています。

(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / SPORT / MARCA)

エンドリックの去就問題:プレミアやローマからのレンタル打診

20歳のエンドリックの去就が不透明となっています。昨季後半はリヨンにレンタルされ、21試合で8ゴール8アシストと活躍しました。しかし今夏マドリードに戻ったものの、カルロス・エスピやヤー・ディオマンデの加入、さらに絶対的エースであるキリアン・ムバッペの存在により、出場機会が著しく減少する危機に直面しています。

このため、代理人であるROC Nationは、出場機会を確保するために買い取りオプションなしのレンタル移籍を模索しています。最も望ましい移籍先はインテンシティの高いプレミアリーグですが、セリエAのローマが、コモにレンタルされたニコ・パスに似た形式での獲得に関心を示しています。また、ラ・リーガのレアル・ソシエダ、ベティス、ビジャレアルも獲得に名乗りを上げています。特にソシエダは以前にも獲得に迫りながら、エンドリックの負傷により破談となった経緯があり、裏に抜けるストライカーとして再び熱視線を送っています。クラブ側は彼を将来の柱とみなしていますが、厳しい競争環境を避けるためのレンタル放出に理解を示し始めています。

(via SPORT / Mundo Deportivo)

ディオマンデとカルロス_エスピのカスティージャ登録トリック

レアル・マドリードは、今夏獲得したディオマンデ(19歳)とカルロス・エスピ(21歳)の2名について、ファーストチームではなくBチームであるカスティージャ(1部RFEF所属)の選手として登録する、一種の「登録トリック」を画策しています。

連盟の規定(第145条)によると、23歳未満の選手はBチーム登録のままファーストチームの試合に出場することが可能です。このルールを利用することで、ファーストチームの登録枠(最大25)のうち2つを節約し、23枠のみを埋めた状態で、将来のさらなる補強に備えて2つの空き枠を残しておくことができます。

なお、カルロス・エスピはレバンテから契約解除金2500万ユーロを支払って獲得したばかりの若手FWで、2031年までの5年契約を結んでいます。このBチーム登録を利用した場合でも、彼らの移籍金や給与総額はクラブの予算上限に通常通りカウントされます。

(via Mundo Deportivo)

ムバッペがイビサ島で猛特訓:親友や恋人と過ごす休暇の裏側

今季のラ・リーガ得点王であるキリアン・ムバッペは、スペインのイビサ島で休暇の最終盤を過ごしています。しかし、彼は単に遊んでいるわけではなく、クラブのフィジカルトレーナーであるセバスティアン・デヴィヤズを現地に同伴させ、「サンチェス&ヴィヴァンコス」の陸上トラックで極めてハードな走り込みを行っています。

イビサ島には、PSGに所属する親友のハキミも滞在しており、二人は同じ施設でトレーニングをこなし、居合わせた地元クラブであるUDイビサの選手たちと快く記念撮影に応じていました。また、ムバッペは恋人である女優のエステル・エスポシトともイビサで共に過ごし、束の間の休息を楽しんでいます。来週にバルデベバスに復帰するムバッペを迎えるのは、モウリーニョ新監督、そして新加入のディオマンデ、契約を更新した相棒ヴィニシウスら、大きく変貌を遂げた新生レアル・マドリードです。

(via MARCA)

カンテーラの売却益と過去のネイマール獲得秘話

レアル・マドリードは今夏、下部組織(カンテーラ)の売却から巨額の資金を得ています。特に、かつてマドリードのユースを率い、今夏からフルハムの監督に就任したアルベロアの存在により、ゴンサロ・ガルシアとマヌエル・パラシオスの2選手をフルハムへ総額5000万ユーロで売却。ゴンサロの売却益は4000万ユーロ(保有権の70パーセントを売却、マドリードが30パーセントを保持)で、これはフルハムのクラブ史上最高額となりました。さらにアルベロア監督は、マドリード・ユースのティアゴ・ピタルチの獲得にも興味を示しています。これらの取引を仲介したのは、元マドリード広報部長のオスカル・リボが設立し、アルベロアやシャビ・アロンソらも顧客に持つBest of Youエージェンシーです。

また、約30年間にわたり代理人を務めたワグネル・リベイロが、かつてネイマールがレアル・マドリードに極めて近づいていた過去を次のように激白しました。

『ネイマールは過去に3回もレアル_マドリードに移籍しかけました。彼がまだ13歳の頃、私と一緒にマドリードに20日間滞在したことがあります。当時、フロレンティーノ_ペレス会長は私に、君はこんな素晴らしい少年たちをどこから見つけてくるんだ?、と冗談交じりに笑いかけてきましたね。マドリードにはすでにロビーニョが在籍していたため、クラブは私たちに最高級のラグジュアリーホテルを用意してくれたのですが、ネイマール自身はどこに泊まりたがったと思いますか? 彼はロビーニョの家に行き、ビリヤードを遊んだり、彼の大好物であるお米と豆の料理を食べたりして過ごすことを望んだのです。ネイマールにとって、ロビーニョは憧れのアイドルそのものでした。私にとっても、そのプロフェッショナルな関係が、彼らの間に非常に深い友情をもたらす結果となり、本当に素晴らしい思い出となりました』

その後、リベイロはマドリード移籍を熱望して周囲と争いましたが、ネイマールはバルサを選択。後にPSGへ2億2200万ユーロで移籍する際、リベイロは以下のような劇的な内幕を振り返っています。

『私はネイマールがマドリードへ移籍することを望んでおり、そのために周囲のあらゆる人々と激しい論争を繰り広げました。バルセロナへの移籍を巡って何が起きたかは皆が知る通りで、最終的にはバルサの会長にまで深刻な法的問題が波及する事態となりました。私はバルセロナのメディアから完全に敵視されていましたからね。彼が2億2200万ユーロの違約金でPSGに売却された日のことを鮮明に覚えています。私たちはネイマールの友人であるマルキーニョス_デ_オーディオ_ミックスが所有するプライベートジェットに乗り込み、医療検査を受けるためにポルトへと飛び立ちました。バルセロナの空港に到着した際、そこには約150台ものカメラと報道陣が殺到し、必死になってネイマールを追いかけてきました。しかし、ネイマールは何も答えずに通り過ぎ、彼の父親もまた沈黙を貫きました。その場に取り残されたのは私一人だけだったのです。報道陣が私を取り囲み、一体どこへ行くんだ?、と問い詰めてきたとき、私はすっかり辟易してこう叫びました。おい見ろ、奴らは彼を2億2200万ユーロで売却したんだ!、とね。バルセロナ側は、その莫大な違約金を受け取ることを頑なに拒もうとしていたため、本当に大変な騒動でした』

サントス時代には、世界中の名門からオファーが殺到する中、マドリードは上限なしでいくらでも支払う姿勢を見せていました。

(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA / AS)

【本日の総括】

ロドリをバルセロナに奪われるという大きな痛手を負ったものの、クラブ史上最高額でのヤー・ディオマンデ獲得と、ヴィニシウスの2032年までの超大型契約更新により、攻撃陣の未来は確保されました。新指揮官モウリーニョのもと、課題である中盤の守備力と再編成にどう向き合うか、ハンガリー遠征をはじめとするプレシーズンマッチでの調整が注目されます。