ディバイン・イケナ・エジオフォー U-15ワールドカップで5ゴールを叩き出し世界を制した15歳ストライカー
FCバルセロナのカデテ(U-16)に所属する15歳のFW、ディバイン・イケナ・エジオフォーが、FIFA主催の「U-15ワールドカップ」で5ゴールを挙げた。アゼルバイジャンのバクーで開催された新設大会でスペイン代表の制覇に大きく貢献し、世界の強豪を相手に圧倒的な存在感を発揮。そのため、ラ・マシアが誇る次世代のストライカーとして世界的な注目を集めている状況だ。
ナイジェリアにルーツを持ち、モンカダで育ったスペイン国籍のディバイン・イケナ・エジオフォーは、バルサ下部組織に在籍するデスティニーの実弟でもある。恵まれた体格と優れた空中戦の強さを併せ持つ純粋な「9番」であり、前線での圧倒的な得点力を誇る。
単なるゴールハンターにとどまらない点も彼の大きな魅力だ。巧みなポストプレーで周囲の味方と連携し、チーム全体の攻撃を活性化させる高い戦術眼を備えている。さらに、前線からの泥臭い守備やハードワークを惜しまない献身性も、指導陣から絶大な信頼を寄せられる理由となっている。
アレイシ・フェルナンデス監督率いるバルサのU-16チームでは不可欠な柱となっており、今季のプレシーズンにはすでにジュベニールB(U-18)の試合でもプレーした。さらに、2011年生まれの選手たちで構成された今回のスペイン代表においても、その破壊力抜群の得点力を遺憾なく発揮しているという。
大会は8人制かつ前後半20分という特殊な変則ルールで行われたが、彼は一切動じることなくゴールを重ねた。決勝のチェコ戦でもチームの3-0の勝利に貢献し、大会通算5ゴールという堂々たる成績を残して見事世界一の称号を手にした。
今後は所属するカデテでの活躍を軸としつつ、ジュベニールカテゴリーへの飛び級昇格と定着が確実視されている。スケールの大きな身体能力と現代サッカーに不可欠な守備意識を兼ね備えた大器であり、順調にステップを上っていくに違いない。つまり、バルセロナの育成組織が中盤やサイドバックのみならず、最前線のストライカー位置においても世界トップクラスの才能を着実に育み続けているということだ。(via SPORT)