ジョアン・ラポルタ会長就任式

ジョアン・ラポルタがFCバルセロナの第4期政権をスタートさせました。Auditori 1899で行われた就任式にはハンジ・フリック監督やデコ、ハビエル・テバスLaLiga会長など100人が出席しました👔。新理事会も発足し、ラファ・ユステがスポーツ部門担当の第1副会長を務めるほか、長らく空席だった経済副会長にフェラン・オリベ、マーケティング副会長にジョアン・ソレールが就任しました。ラポルタ会長は『私が会長である限り、バルサはソシオのもののままです』と宣言し、所有権モデルを保護する定款改正を国民投票にかける予定であることを明かしました。また、トップチームのユニフォームに財団(Fundació)のロゴを入れることや、「Barça play」というオーディオビジュアルプラットフォームの設立も発表しています📱 (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

F・アルバレス獲得への執念

ストライカーの補強を最優先とするバルサは、フリアン・アルバレスの獲得に向けてアトレティコ・マドリードにオファーを提示しました🇦🇷。ラポルタ会長は『彼が来たがっているのは知っています。シティに行く前から常にバルサの軌道に乗っていました』と語り、アトレティコからは代わりの選手がいないため売却する予定はないと返答されたことを明かしました。しかし、『アトレティコがどう言うかに振り回されるつもりはありません。彼らは私たちの意思を知っています。このオファーは時間的に無制限ではありません』と強気な姿勢を見せています。また、アトレティコがこの件でFIFAやUEFAに提訴したことについては『彼らの戦略が何を意味するのかわかりません。あちらに騒ぎを起こしたい人たちがいるのでしょう』と不快感を示しました (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

マドリードへの強烈な牽制

ラポルタ会長の就任スピーチでは、ライバルへの痛烈な皮肉が飛び出しました⚡️。レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長を念頭に『他の分野では非常に神経質になっています。時には異様な記者会見を開き、方向性を完全に見失っています』と発言。さらにネグレイラ事件に関するマドリードのUEFAへの提訴についても、『彼らの思い通りにはなりません。UEFAは彼らの思惑を見抜いています。これは彼らの単なるかんしゃくであり、株式会社化などの他の問題から注意をそらすためです』と一蹴しました。一方で、LaLigaのテバス会長に対しては『あなたはバルサという、LaLigaを宣伝する忠実な協力者を持っています』と関係の良好さを強調しました🤝 (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

A・クリステンセンの契約延長

アンドレアス・クリステンセンが2028年6月30日までの契約延長に合意しました🇩🇰。注目すべきは、彼がクラブの財政事情を考慮して約50%の大幅な減俸(総額約1200万ユーロから約600万ユーロへ)を受け入れたことです。これにより約700万ユーロのサラリーキャップが解放されました💰。昨季は怪我によりわずか543分の出場にとどまっており、1分あたり約1万1000ユーロのコストがかかっていたため、もし2026-2027シーズン終了時にも怪我が続く場合は、双方合意で契約を解除できる条項が含まれています。一方で、出場試合数(50〜60%)に応じたパフォーマンスボーナスも設定されています (via SPORT) (via ElDesmarque)

J・カンセロ獲得の行方

ジョアン・カンセロはアル・ヒラルへのローンを終えましたが、バルサへの完全移籍を強く望んでいます🇵🇹。カンセロはアル・ヒラルとの残り1年の契約を全うする意思はなく、必要であれば強硬手段に出る覚悟をクラブに伝えています。バルサとはすでに2年契約で合意していますが、アル・ヒラル側は2000万ユーロ以上投資した背景から1000万ユーロ以上の移籍金を要求しており、交渉はワールドカップ後の彼の合流を待って本格化する見通しです⏳ (via SPORT)

R・レヴァンドフスキの退団

ロベルト・レヴァンドフスキのMLS・シカゴ・ファイアーへの移籍が決定しました🇺🇸。バルセロナで4年間を過ごした彼の退団に際し、妻のアンナ・レヴァンドフスカはSNSで『シカゴへの引っ越しという大きな変化に直面しています。バルセロナは私の家、心から愛した避難所になりました。一からやり直すのは怖いです。ロベルトを全力でサポートしますが、女性として恐れを感じる権利もあります』と、環境の変化に対する素直な不安を吐露しています (via SPORT)

A・ゴードンのW杯での躍進

8000万ユーロでバルサに新加入したイングランド代表ウインガー、アンソニー・ゴードンが、W杯コンゴ戦で途中出場からケインへ2アシストの活躍を見せました🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿。決勝トーナメントにおいて途中出場から2アシストを記録したのはW杯史上初の快挙です。ゴードンは『交代要員でいるのは大嫌いです。ベンチから入るときは緊張の塊になります。(中略)ピッチに入りたくて狂いそうでした』と熱い闘志を語り、チームメイトのケインについては『史上最高のリオネル・メッシだけが超えている成績を出している。私たち全員にとってのインスピレーションです』と絶賛しています🔥。彼の前線からのプレッシングやボール奪取のアグレッシブさは、フリック監督の戦術に完璧にフィットすると期待されています (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

レンタル組の去就状況

7月1日を迎え、昨季のレンタル選手の去就が確定しました🔄。マーカス・ラッシュフォードはバルサが3000万ユーロの買取オプションを行使せず、マンチェスター・ユナイテッドへ復帰します。A・ゴードンの加入により彼の居場所は失われました。ジローナへのローンから復帰したマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、怪我で2試合の出場にとどまり、次はミチェル監督率いるアヤックスへのローン移籍が有力視されています🇳🇱。また、ASモナコでプレーしていたアンス・ファティは、同クラブへ約1100万ユーロで完全移籍し、2030年までの契約を結びました。バルサは将来の売却益の20%を受け取る条項を確保しています。マルク・カサドにはミランやモナコが関心を示しており、バルサは2000万〜3000万ユーロでの売却を期待しています (via SPORT)

カンテラの動向

有望な若手選手の動きも活発です💎。2010年生まれの左ウインガー、“ミニ・ハフィーニャ”ことルスラン・ムバがクラブとの契約を延長し、フベニルBに昇格することが決まりました。一方で、昨季バルサ・アトレティクのキャプテンの一人だったMFブリアン・ファリニャスは、更なる成長を求めてジローナへの移籍(ローンか完全移籍かは未定)が濃厚となっています。また、エクトル・フォルトはプレシーズンでフリック監督にアピールする予定であり、アンドレス・クエンカは再びスポルティング・ヒホンへ戻る可能性があります (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

新部門『タレント・エマージェンテ』新設

将来のスター選手を早期に発掘・獲得するため、デコが率いるスポーツ部門の下に『Talento Emergente(新進気鋭の才能)』部門が新設されました🔎。責任者には、ASローマやモデナで育成年代のディレクターを務めたダニエレ・プラシドが就任しました。16歳で最初のプロ契約を結ぶ選手からトップチームのダイナミクスに入る21歳までの層をターゲットにし、スカウティング部門のジョアン・アマラルと連携して若手タレントの青田買い戦略を加速させます (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

他クラブとの移籍市場の動き

バルサはバレンシアのMFハビ・ゲラの獲得を目指し、6年契約を提示して交渉を行っていますが、バレンシアは4000万ユーロ(8月には6000万ユーロに上昇)の違約金を要求しています。センターバックの補強については、トッテナムのクリスティアン・ロメロがバルサへの移籍を希望しているものの、移籍金約6000万ユーロに加えてアラウホなど既存戦力の売却が進まないため、現時点では獲得を凍結しています🧊。また、バルサが数ヶ月間追いかけていたハンブルガーSV(トッテナムからのローン)の19歳のDFルカ・ヴシュコヴィッチについては、ブライトンが総額5000万ポンド以上の条件で強奪し、2031年までの契約を結ぶ見込みとなりました (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

【本日の総括】

ラポルタ会長の第4期が正式に始動し、フリアン・アルバレス獲得への執念とライバルへの強気な姿勢が示されました。クリステンセンの減俸による契約延長など財政健全化が進む一方で、新戦力のゴードンがW杯で歴史的な活躍を見せており、来季に向けた期待が高まっています。