フェラン・トーレスのフォイオス凱旋

W杯でスペインに金メダルをもたらしたフェラン・トーレスが、故郷であるバレンシア州フォイオスに凱旋し、約7,000人の住民から大々的な祝福とオマージュを受けました。式典の後、市長のセルジ・ルイスから去就について(PSGからの熱心なオファー)問われたフェランは、満面の笑みを浮かべながら『もしそれをここで言ったら、君を殺さなければならなくなるよ』とジョークを飛ばし、自身の将来を煙に巻きました。

彼の家族はフォイオスで静かに暮らす非常に普通の市民であり、父親が経営する会社はフォイオス市役所からの街灯などの電気メンテナンス業務を長年請け負っています。フェランはバカンス中、ボルティモア・レイブンズ(NFL)の施設を家族とともに訪れ、コーチから熱烈な歓迎を受けました。また、彼はバレンシア州の公式イメージキャラクター(アンバサダー)に選出され、Juanfran Pérez Llorca首相から表彰されました。その際フェランは『バレンシアは私の誇り。DANA(豪雨災害)で傷ついた被災者の方々に常に寄り添い、共に戦いたい』とスピーチを行いました。特筆すべきは、フェランがこの公的な大役を完全に『無償』で引き受けたことであり、彼のその姿勢は故郷の人々からさらに大きな賞賛を集め、現在フォイオス市役所は彼を「名誉市民(Hijo Predilecto)」に推薦する手続きを進めています。 (via SPORT)

ホサン・フェランデスの情熱的スピーチ

エルチェCFのキャプテンであるホサン・フェランデスは、地元エルチェの伝統的な祭りの開幕を告げるプレゴネーロ(開幕宣言者)に任命され、市役所のバルコニーに立ちました。バルコニーの下の Plaça de Baix には、エルチェの旗やマフラーを持った数千人のソシオや市民が集まりました。ホサンはバルコニーから、有名なハバネラ「Aromas ilicitanos」の一節を引用し、『常に祝うべき理由があり、皆さんの胸には聖母のための祭壇が置かれている』と、市への深い愛情と忠誠を誓う情熱的なスピーチを行い、スタジアムさながらの割れんばかりの歓声を巻き起こしました。

この式典の冒頭、音楽隊の指揮者であるフランシスコ・フアン・ロドリゲスが、予定されていたハバネラではなく、誤って「Himno de Elche(エルチェ市歌)」の演奏を開始してしまうという珍事・ハプニングが発生しました。指揮者はすぐに過ちに気づいて演奏を止め、無事に伝統的な音楽が再開されましたが、このユーモラスな一幕は市民を笑顔にさせました。ホサンはCrevillentの出身ですが、『私はこの地に暖かく迎えられ、ここで一人のプロサッカーとして、そして人間として大きく育ててもらった。エルチェの人々こそが、世界に誇る第4の遺産だ』と語り、市役所の上から集まったサポーターと共に「Herculano el que no vote(宿敵エルクレスのサポーターではない者は飛び跳ねろ)」とチャントを絶叫し、広場全体が飛び跳ねる大熱狂の中で式典を大成功に導きました。 (via SPORT)

エズ・アブデの美術赤点と天然発言

レアル・ベティスに所属するエズ・アブデは、その天真爛漫なキャラクターで再びSNS上の主役に躍り出ました。現在、彼は負傷のために別メニューでの調整を余儀なくされていますが、クラブが公式SNSに投稿したユニフォームデザインを巡る企画動画の中で、アブデは自身の絵の才能のなさについて『私は学生時代、 plástica(美術・図工)の授業で赤点を取って落第したんだ』と笑いながら自虐しました。

動画の中で、同僚のフラン・ガルシアが巧みな手つきで新しいベティスのユニフォームデザインを仕上げていく姿を見たアブデは、感動のあまり『素晴らしい。Paquito、君はまるでピサロ(歴史上の探検家)のようだ!』と大真面目に称賛しました。驚いたフランが『ピサロ?それともピカソ(画家のパブロ・ピカソ)のことか?』と尋ねると、アブデは全く動じることなく悪びれもせずに『いや、両方だよ』と切り返し、このユーモラスな天然のやりとりがSNS上で瞬く間に大拡散(viral)されました。さらに、フランから「このデザインのユニフォームを実際に次の試合で着用してプレーしたいか」と問われると、アブデは自身の怪我を念頭に置いて『いや、私はどうせその試合に出られないんだけどね』と答え、撮影現場を大爆笑に包みました。 (via Estadio Deportivo)