コスタ・デル・ソル杯での前代未聞のボイコット劇
第36回コスタ・デル・ソル杯のマラガ対フラムの親善試合において、前代未聞のボイコット騒動が発生しました。試合は2-2で終了し、トロフィーの行方を決めるためにPK戦が実施される予定でしたが、フラム側が『PK戦の実施は試合の契約書に含まれていない』と主張して、突如としてPK戦の実施を拒否し、ピッチから撤退してロッカールームへ引き上げてしまいました。この出来事の直前、後半90分にマラガに同点PKが与えられた判定を不服としたフラムのアルバーロ・アルベロア監督が、主審のミゲル・アンヘル・オルティス・アリアスに対して激しい抗議を行い、一発レッドカードで退場処分を受けていました。その後の混乱の中で引き起こされたこのボイコットは、大会の長い歴史の中で前例のない、相手チームやサポーターに対する重大な敬意を欠いた行為として、激しい非難を浴びています。 (via MARCA)
試合中の激しい攻防と主力の負傷交代
フラムとの一戦は、ピッチ上でも非常に激しい攻防が繰り広げられました。前半15分未満という早い時間帯に、主力アタッカーのアドリアン・ニーニョが筋肉の過負荷を訴えて負傷交代を余儀なくされる不測の事態が発生。序盤はフラムが圧倒的なポゼッションと攻撃力で主導権を握り、カスタニューやセセニョンの突破、ボブやケビン、スミス=ロウらが再三マラガの守護神アルフォンソ・エレーロのゴールを脅かしました。前半24分にセセニョンのヘディングで先制を許したものの、給水タイムを挟んでフネス監督が中盤の陣形を立て直すと、すぐに反撃に転じます。右サイドを突破したラルビアの絶妙なクロスから、昨シーズンもセグンダで機能していた得意のパターンでチュペテが相手キーパーのレノの股下を射抜く見事な同点弾を突き刺しました。後半に再びイウォビにゴールを奪われリードを許し、運動量が落ちたマラガは交代枠をフルに活用。ラモンの投入で落ち着きを取り戻し、相手のキングやパラシオスの決定機をカルロス・ロペスのファインセーブなどで凌ぐと、試合終了間際にラフィタがペナルティエリア内で仕掛けてPKを獲得。これをエネコ・ハウレギが冷静に沈めて劇的な同点に追いつきました。 (via MARCA)
ダニ・サンチェスの去就とカディスからの関心
マラガのディフェンダーであるダニ・サンチェスに、セグンダの複数のクラブからの関心が寄せられています。特に、今夏にイマノル・イディアケス監督を更迭するなど激動のプレシーズンを過ごしているカディスは、左ラテラルの主力であるアリーバスがトレーニング中に重傷を負い、長期離脱が強く懸念されていることから、緊急でその穴を埋める補強候補としてサンチェスの獲得に乗り出しています。サンチェスは現在、マラガを率いるフネス監督の戦術構想から外れており、クラブ側も彼に新たな移籍先を見つけるために売却先を模索しています。サンチェスとマラガとの現行契約は2027年まで残っていますが、守備陣の補強を熱望するカディスの他にも、同じセグンダの複数のクラブが彼に関心を示しており、今後の移籍市場の動向が注目されています。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
コスタ・デル・ソル杯においてマラガはフラムと激しい熱戦を繰り広げ、劇的なドローを演じたものの、相手チームのボイコットという前代未聞の幕切れを迎えました。ピッチ内でのニーニョの負傷や、構想外となっているダニ・サンチェスを巡る他クラブとの移籍交渉など、開幕に向けて現場とフロントの双方で重要な局面を迎えています。