ペケ・フェルナンデスのレーシング復帰を巡る交渉

2年前にセビージャが400万ユーロを支払って獲得したペケ・フェルナンデスですが、セビージャでの2シーズンで期待されたほどの成長を見せられず、放出候補となっています。24/25シーズンは29試合1ゴール1アシスト、直近のシーズンは28試合出場(1148分)で3ゴール2アシスト(エルチェ戦とアスレティック戦で得点)でした。

彼に対する関心を公にしているのは、古巣であるレーシング・サンタンデールです。レーシングは14年ぶりのプリメーラ復帰に向けたチーム作りを進めており、マノロ・イゲラ会長は『監督と私でペケと話した。彼は私たちの仲間だが、400万ユーロでセビージャに売ったのだから、タダで戻ってくるわけがない。本当に難しい』と語っていました。しかし、レーシングからセビージャに届いた提案は、給与の一部のみを負担する形でのレンタル移籍というものでした。

セビージャは少しでも損失を減らし、厳しいサラリーキャップの枠を空けるため、完全移籍での売却を望んでおり、安売りするつもりはありません。万が一レンタルに応じるにしても、給与の全額負担が絶対条件であり、両クラブの主張は大きくかけ離れています。

一方で、ルイス・ガルシア・プラサ新監督はペケの残留をクラブに求めているようです。靭帯の怪我から復帰直後だったこともあり、プラサ監督の元では最終節のセルタ戦で初先発するまでの4試合でわずか43分の出場にとどまりましたが、前監督マティアス・アルメイダの元では一定の出場機会を得ていました。ペケ自身と周囲はサンタンデールへの帰還に惹かれているものの、現在は7月初旬のセビージャのプレシーズン開始に向けて準備を進めています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)