指揮官ホセ・アルベルトの眼力!エルチェGKディトゥロの裏をかいたプレッシング戦術
ザビリが達成した伝説的なハットトリックの第1歩目となったあのオープニングゴールは、決して単なる相手の不運なミスによる偶然ではありませんでした。ホセ・アルベルト・ロペス監督を中心とするラシンのコーチングスタッフが、事前に完璧に準備していた狙い通りのプレーだったのです。
指揮官は事前にエルチェの守護神マティアス・ディトゥロのプレースタイルを徹底的にスカウティングしていました。ディトゥロは最後方からの組み立てに積極的に関与し、リスクを恐れずにショートパスを配給したり、キックフェイントで相手プレスをかわしたりする非常に勇敢なゴールキーパーです。しかし、ホセ・アルベルト監督はその『勇気』こそが、ラシンにとって最大のボール奪取のチャンス、すなわちアキレス腱になると確信していました。
今週のトレーニング中、監督はザビリに対してエルチェのビルドアップに対するプレッシングの掛け方を徹底的に指導していました。試合後、ホセ・アルベルト監督は誇らしげにその舞台裏を明かしています。
『ちょうど彼と事前に話していたんだよ。キーパーのディトゥロからボールを奪うことができると私は信じている、とね。そうしたら、見事にその通りの展開になったんだ』
指揮官はさらに、ザビリへの信頼と称賛を語りました。
『彼が今日3ゴールも決めるとは予想していなかったが、良い試合をして大きな違いを生み出すことができる能力を持っていることは確信していた。彼は非常に良く努力しており、今週の練習も素晴らしかった。だから今日のスタメンというチャンスは、彼が自らの努力で勝ち取った正当な報酬なんだ』(via Estadio Deportivo)