テルジッチ新体制の幕開け!「自分たちは唯一無二」熱きクラブ哲学を語る

エルネスト・バルベルデ監督による4年間の長期政権が幕を閉じ、新たに43歳のエディン・テルジッチ監督が指揮を執る新時代の幕が開きます。プレシーズンは8試合を戦い、5勝2敗1分けという成績で準備を進めてきました。

テルジッチ新監督は初の公式記者会見に英語で臨み、かつてレアル・ソシエダで通訳を務めたルイス・リベロ氏を伴って熱い想いを語りました。クラブが誇る独自の哲学について『アスレティックからのオファーを承諾したとき、すでにここには唯一無二の哲学があることを理解していました。初日から、私たちは下部組織の力を最大限に生かしていかなければならないと伝えてきました。なぜなら、私たちは他とは違う独自の存在だからです。この歩みには本当に大きな誇りを感じていますし、毎日が挑戦となるフットボールにおいて、このプレースタイルが心から気に入っています。選手の年齢は関係ありません。重要なのはそのクオリティなのです。フットボールの本質は挑戦とそれを解決する道筋であり、私たちは今、まさにそのプロセスを歩んでいます』と、育成への強い決意を示しました。

また、本拠地サン・マメスでの初采配に向けては、『2か月前に監督に就任して以来、サン・マメスには何度も足を運びました。しかし、これまではただの建物にすぎませんでした。明日、初めてそこが私たちのスタジアムになります。サポーターの皆さんが素晴らしい後押しで、私たちを良い結果へと導いてくれると確信しています。スタジアムに来る全員が笑顔で帰路につけるよう、良い試合を見せたいですね』とサポーターへの期待を語っています。

初陣の前夜の過ごし方については、『大きな期待と興奮を感じています。今夜は美味しいディナーをともに楽しみ、翌朝は最高のポジティブな気持ちで目覚めて、そのまま試合へ向かいます。ただそれだけです』と落ち着いた表情でコメントし、初陣へのモチベーションを高めています。 (via Mundo Deportivo)

遅れてきた今季開幕戦!サン・マメスでセビージャを迎える大一番とW杯覇者へのオマージュ

アスレティック・ビルバオのラ・リーガ新シーズンがいよいよ幕を開けます。本来第1節に行われるはずだったバルセロナとのアウェイ戦は、ワールドカップ覇者となった両チームの代表選手たちに十分なトレーニングと休息の時間を与えるために8月27日へと延期されたため、このセビージャ戦(第2節)が実質的な今シーズンの初陣となります。

新星サン・マメスで行われるこの一戦は、キックオフの直前にワールドカップを制したスペイン代表メンバーたちへの温かい祝福とオマージュを捧げるセレモニーから始まります。スタンドのバルコニー席には、かつて両クラブで選手として活躍し、指導者のキャリアもスタートさせたスペイン代表監督のデ・ラ・フエンテ監督が、新指揮官テルジッチ監督の初陣を祝福するために駆けつける予定です。 (via MARCA / Estadio Deportivo)

負傷者と招集外の最新状況!ビビアンやベンセドールの動向と戦術的判断による不在

チームの戦力状況には、明暗がはっきりと分かれる情報が揃っています。

まず守備の要であるダニ・ビビアンは、プレシーズン前から長引いている右脚長内転筋挿入部の怪我(恥骨結合炎)から抜け出せず、プレシーズンの親善試合8試合すべてを欠場。今回の開幕戦も怪我により招集外となりました。また、若手のウナイ・エギルスも怪我による離脱が確定しています。

一方で、去就が注目されているミッドフィールダーのウナイ・ベンセドールは、新天地への移籍を模索中であるため、リーグへの選手登録が見送られており、今節の招集メンバーから外れています。

さらにテルジッチ新監督は、戦術的な判断としてゴロサベル、プラドス、ニコ・セラーノの3名を招集リストから除外しました。これらの決断は、新チームの戦術や今後の選手起用を占う上でのメッセージとも言えます。 (via MARCA / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

セビージャ戦の先発メンバーはどうなる?注目される予想イレブンとW杯優勝トリオの起用

テルジッチ監督による初の公式戦先発メンバーはベールに包まれていますが、プレシーズンの最後の親善試合などでいくつかのヒントが提示されていました。

フィジカル面の不安を抱えていた左サイドバックのユーリ・ベルチチェは回復を見せており、木曜日の全体練習を回避して負荷を調整したものの、試合当日はスタメンに入ることが濃厚です。また、別調整だった若手のアダマも万全なコンディションを取り戻して出場可能となっています。

最大の関心事は、チームに合流したばかりのワールドカップ優勝トリオ(ウナイ・シモン、アイメリック・ラポルト、ニコ・ウィリアムズ)の起用方法です。合流の遅れを考慮し、スタメンとしてピッチに立つのはGKのウナイ・シモンのみに留まり、ラポルトとニコ・ウィリアムズはベンチからのスタートとなる可能性が非常に高いと見られています。

右サイドバックのポジションを巡っては、ヘスス・アレッソとウーゴ・リンコンが激しい先発争いを繰り広げています。

予想されるスタメンは以下の通りです。

GK:ウナイ・シモン

DF:ヘスス・アレッソ、ジェライ・アルバレス、アイトール・パレデス、ユーリ・ベルチチェ

MF:イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、ミケル・ハウレギサール

FW:イニャキ・ウィリアムズ、オイアン・サンセ、ロベルト・ナバロ、ゴルカ・グルセタ

プレシーズンでチーム得点王となり、自己ベストであるリーグ戦14ゴールを今シーズンさらに更新したいエースのグルセタが最前線に入り、攻撃陣を引っ張ります。 (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / MARCA)

U-18スペイン代表に若き才能が招集!バルサ戦と重なる日程の中での旅立ち

アスレティック・ビルバオの下部組織から、将来有望な3名の若手プレイヤーがU-18スペイン代表メンバーに招集されました。

招集されたのは、ゴールキーパーのダリントン・チチョロ、そしてサテライトチームであるCDバスコニアに所属するディフェンダーのミケル・ウレスタラスとフォワードのクリスティアン・インガです。彼らは8月24日から29日までアルビルで行われる国際トーナメントに参加するため、一時的にチームを離れることになりました。

この代表招集期間は、8月27日に開催が決定しているバルセロナ戦の日程と完全に重なっています。対戦相手のバルセロナも複数の主力級の若手を代表に送り出すことになりますが、アスレティックにとっても若手の育成状況を示す誇らしい招集であると同時に、戦力管理において重要な動きとなります。 (via SPORT)

【本日の総括】

待ちに待ったアスレティック・ビルバオの新シーズンは、エディン・テルジッチ新監督の初陣という形で華々しく幕を開けます。プレシーズンから浮き彫りになった負傷者や招集外メンバーによる懸念はあるものの、サン・マメスでの熱いサポーターの声援と、W杯王者たちへの祝福ムードを追い風に、セビージャを迎える大一番で新時代の勝利を狙います。