対戦相手フェイエノールト徹底解剖 敵将会見と空港でのアントニー看板破損騒動

CLで相いまみえるフェイエノールトのオランダ人指揮官、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督が前日会見に登場しました。同監督はラ・カルトゥハの芝生について『チャンピオンズリーグで期待されるような完璧なピッチ状態ではない。両チームにとって悪条件となる』と不満を口にしつつも『勝ち点3を狙って全力で戦う。ベティスはポルトを破り、バルセロナ戦でも素晴らしいサッカーを展開していた。毎週その強さを示している非常に力のあるチームだ』と警戒感を強めました。

一方、セビリアの街には約3,300人のフェイエノールトサポーターが集結し始めていますが、一部の過激なウルトラス(SFCフーリガンズ)によるトラブルが発生しました。セビリアのサン・パブロ空港内に設置されているレアル・ベティスの公式スタンドにて、案内看板に描かれていたブラジル代表FWアントニーの顔写真の上にステッカーが貼られ、器物破損(バンダリズム)される被害が出ました。これはベティスへの敵意というよりも、アントニーが過去にアヤックス・アムステルダムに所属して24ゴール22アシストを記録し、フェイエノールトを苦しめ続けた宿敵であることに起因しています。なお、アントニーはキャリアでフェイエノールトと5度対戦して5戦全勝と抜群の相性を誇っており、昨季のヨーロッパリーグでも1ゴール1アシストを記録しています。

なお、フェイエノールトは1908年にパブ『De Vereeniging』で設立された労働者階級に根差す『民衆のクラブ』であり、1970年にオランダ勢として初めて欧州カップ(CL)を制した伝統を誇ります。熱狂的なサポーター『レギオン』やガバ・テクノのカルチャーで知られる一方、過去には暴動によりUEFA大会から追放された歴史も持ちます。ベティスとは2026年初頭に対戦し、ベティスがアントニーとアブデのゴールにより2-1で勝利しており、ベティスは未だフェイエノールトに負けていません。 (via MARCA)