ヨーロッパカンファレンスリーグ抽選会とシード権喪失による強豪との対戦の可能性
ヘタフェにとってクラブ史上4回目となる欧州コンペティションへの挑戦が本格化しています。月曜日の14時からスイスのニヨンにて、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのプレーオフに向けた組み合わせ抽選会が開催されます。ホセ・ボルダラス監督率いるチームにとって、ここで誰と対戦するかが運命の分かれ道となります。
残念なことに、ヘタフェは最終的にシード権を獲得できず、第1ポット入りを逃してしまいました。昨季の係数である19.409であれば、シード権トップ10に確実に入っていたはずですが、今季のカンファレンスリーグは全体的なレベルが過去のシーズンと比較しても非常に高くなっています。そのため、アタランタ、フライブルク、モナコ、ブライトンといったすでにプレーオフ進出を決めている超強力なライバルたちと激突する可能性が浮上しています。
さらに、8月6日と13日に行われる第3予選ラウンドを勝ち上がってくるブラガ、アヤックス、コペンハーゲン、アンデルレヒトといった欧州の常連組や、ヨーロッパリーグの予選敗退組が対戦相手となる可能性も残されています。シード権を持たないヘタフェには、第2戦をホームで戦うという特権もありません。第1戦は8月20日、第2戦は8月27日に予定されており、スタジアムの改修工事の兼ね合いも含めて、ホーム戦がどちらの日程に組み込まれるかが非常に重要なポイントとなっています。
ヘタフェがこの厳しいプレーオフを勝ち抜き、グループステージへ進出することは、クラブとしての悲願であるだけでなく、スペインサッカー界全体にとっても大きな意味を持ちます。昨季のラージョが成し遂げたように、スペイン勢が欧州でポイントを稼ぎ、来季のチャンピオンズリーグ出場枠を5枠に拡大するためには、ヘタフェの欧州での躍進が不可欠だと見られています。
(via MARCA)
コリセウムの改修工事が急ピッチで進行中、会長のこだわりと進捗状況
今季のヘタフェを語る上で欠かせないのが、本拠地コリセウムの大規模な改修工事です。現在、スタジアムは新シーズンに向けて急ピッチで作業が進められています。ラ・リーガのホーム開幕戦となる8月23日のラシン・サンタンデール戦に合わせてスタジアムを準備することは確定していましたが、もしカンファレンスリーグのプレーオフ第1戦がホーム開催(8月20日)となった場合、予定を3日ほど前倒ししてスタジアムを稼働させる必要があります。
現在、スタジアムの外観は多くのシートやフェンス、工事用のプレハブで覆われており、外から見るとスタジアムの全貌がわかりにくい状態になっています。特にアクセスゲートの要となるメインスタンドの工事が中心となっており、旧屋根や旧メインスタンドはすでに解体されました。これに伴い、カフェテリア、オフィス、プレースルームなどはすべてフェルナンド・サントス・デ・ラ・パーラ・スポーツシティへと移転しています。
クラブ側はファンに対して安心するようメッセージを発信しています。今後どのようなアクセスルートが設定されたとしても、すべてのファンが安全かつスムーズに自分の座席にたどり着けるよう保証すると断言しています。クラブが公開した夏の間の進捗ビデオでも確認できるように、南スタンドとバックスタンドはすでにほぼ完成しており、ロッカールームやそこへ続くトンネル部分の整備も終了しています。
アンヘル・トーレス会長は、このスタジアム改修に対して強いこだわりを持っており、『サッカーを見に来るファンに、寒さや雨を感じさせたくはないんだ』と何度も語っています。この言葉通り、屋根の設置作業も順調に進んでいます。さらに、当初は完成が12月か1月になると予想されていた北スタンドの工事もペースを上げており、2027年を待たずしてスタジアム全体の75%のエリアがファンに開放される見込みとなっています。今後数週間のうちに、外装に新しいファサードの仕上がりをシミュレーションするための幕が張られ、最終的な調整が行われる予定です。
(via MARCA)
レアル・マドリードからマリオ・マルティンを350万ユーロで完全移籍にて獲得
チームの補強面でも着実な動きを見せています。ヘタフェはレアル・マドリードから、若手ミッドフィールダーのマリオ・マルティンを完全移籍で獲得しました。この取引によってヘタフェが支払った移籍金は350万ユーロとなっています。彼はすでにホセ・ボルダラス監督の戦術やチームにしっかりと適応し、定着を見せていると評価されています。中盤の底上げとして、今シーズンのヘタフェにとって非常に重要なピースになることが期待されています。
(via SPORT)
かつてのエース、エネス・ウナルの復帰に向けた動きが再燃
攻撃陣の強化に向けて、ファンにとって非常に馴染み深い名前が浮上しています。2020年から2024年にかけてヘタフェでプレーし、エースとして活躍したトルコ代表FWのエネス・ウナルです。現在イングランドのボーンマスに所属しているウナルですが、ヘタフェは今年の1月の冬の移籍市場でも彼をレンタルで呼び戻そうと動いていました。
夏の市場でも引き続き彼に対する関心を強めており、獲得に向けた動きを見せています。しかし、ウナルを巡ってはセビージャやアラベスといった他のラ・リーガのクラブも強い関心を示しており、獲得競争が激化しています。特にセビージャはストライカーの補強を最優先課題としており、彼に白羽の矢を立てています。ヘタフェがかつてのストライカーを再びコリセウムに迎え入れることができるか、今後の交渉の行方が注目されています。
(via Estadio Deportivo)
プレシーズンマッチの状況、アトレティコ・マドリードとの対戦など
新シーズンに向けたプレシーズンマッチも進んでおり、チームの現在地を測るテストが行われています。先日行われたアトレティコ・マドリードとのプレシーズン最初の本格的なテストマッチでは、1-4で敗北を喫しました。この試合では、アトレティコの下部組織から上がってきた若手のアルナウ・オルティスなどにゴールを許す展開となりました。また、シウダ・デ・サンタ・クルスにてCDテネリフェとの親善試合も行われ、実戦を通じた調整が続いています。
(via ElDesmarque / SPORT)
【本日の総括】
カンファレンスリーグのプレーオフ抽選を控え、シード落ちによる強豪との対戦が現実味を帯びる中、コリセウムの改修工事は開幕に向けて急ピッチで進んでいます。移籍市場ではマリオ・マルティンの獲得に加え、エネス・ウナルの復帰を目指すなど、欧州の舞台とリーグ戦の両立を見据えた戦力強化が続いています。