ビニシウスの去就と契約更新:最高給要求と周囲からの批判

現在、チームの最大の火種となっているのがビニシウス・ジュニオールです。2027年6月まで契約を残す彼は、フランチャイズプレーヤーであるキリアン・ムバッペを上回るチーム最高給を求めており、1ユーロも譲歩するつもりがないため、契約更新交渉は完全に暗礁に乗り上げています。現在の年俸はビニシウスがグロスで3000万ユーロ(ムバッペの約3200万ユーロに肉薄)、ベリンガムが2000万ユーロ強となっています。

ビニシウス自身は自身の将来について次のように語っています。

『私がここで長く続けられることを願っています。まだ1年残っていますが、とても落ち着いています。会長の信頼を得ています。適切なタイミングで契約更新をし、ここで長く続けるつもりです。ここは私の夢のクラブですから』

しかし、ロドリゴ・エルナンデスにバロンドールを奪われて以来、彼のパフォーマンスは著しく低下しています。旧体制下ではプレー不可能と思われていた状況からアルベロア監督が復帰させたものの、ベルナベウでのクラシコでアロンソ監督に交代を命じられた際の反抗的な態度は、チーム崩壊と監督解任の直接的な引き金となりました。あの日、バルセロナとの勝ち点差は7でしたが、今ではハンジ・フリック率いる首位バルサに9ポイント差をつけられています。チャンピオンズリーグのバイエルン戦でも、パスを出さずにボールを失ったプレーを巡ってベリンガムと激しい口論を繰り広げました。

こうした振る舞いに対し、マドリードの元選手であるマノロ・サンチスは、彼がマドリードにとって厄介者になっていると厳しく指摘しています。フリオ・マルドナド(マルディーニ)も自身のYouTubeチャンネルで、マドリードの不調は審判の陰謀などではなく純粋にサッカー的な問題であると断言し、世界的なレギュラーと呼べるのはティボー・クルトワとムバッペの2人だけだと切り捨てました。マルカのアンケートでも、ファンはビニシウスを危機の責任者の一人と見なしています。周囲の取り巻きの影響も悪く、彼が新しいマドリードの再建の起点(キロメートル・ゼロ)となるためには、監督の権威を尊重し、チームワークを理解し、相手を挑発しないことを約束する必要があると強く求められています。

(via SPORT, AS, Mundo Deportivo, MARCA)