ラ・リーガの安全基準厳格化を巡るクラブとサポーター連盟・ウルトラの全面対立
デポルティーボが8年ぶりの1部リーグ(ラ・リーガEAスポーツ)復帰に沸く一方で、ピッチ外では本拠地リアソール(Riazor)の運営とスタジアムセキュリティの規制強化を巡り、クラブと熱狂的サポーター団体の間で極めて深刻な対立が激化しています。
ラ・リーガの厳格な治安・安全基準(セキュリティレギュレーション)を満たすため、クラブはウルトラ団体「リアソール・ブルース(Riazor Blues)」や「オールド・フェイセズ(Old Faces)」が主に陣取り、昨シーズンにスペインプロリーグ全体で最も多くの制裁・ペナルティ報告を累積していた危険区域「マラトン・インフェリオール(Marathón Inferior)」スタンドに対し、入場制限の大幅な厳格化を決定しました。
これにより、今シーズンからこのスタンドへのアクセスには事前登録および身元確認(IDチェック)が義務付けられ、シーズンシートは個人名義で完全譲渡不可・転売不可の「個人識別性」を持たせることになりました。このクラブ側の強硬な姿勢に対し、サポーター連盟(Federación de Peñas)やリアソール・ブルース、オールド・フェイセズといった中心的な団体は『ファンに対する不当な監視であり、自由な応援文化を破壊するものだ』として猛烈な抗議運動を展開。ついに行われたクラブ幹部との最後の交渉の席でも双方が一歩も引かず、対話は平行線のまま完全決裂となりました。リーグ開幕を目の前にして、ピッチ外のスタンド問題が大きく揺れています。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)
【本日の総括】
デポルティーボ・ラ・コルーニャは、ジェノアを1-0で下し、フィオレンティーナ戦を含めたイタリア遠征を無敗のままトロフェオ・スパーニョロ獲得で終え、実力派アンヘリーニョのデビューやダビド・メジャの感動的な負傷復帰など、1部での戦いに向けたスポーツ面の高いポテンシャルを証明しました。しかしピッチ外では、深夜のジェノア市街での凄惨なウルトラ乱闘事件や、リアソールのスタンド入場厳格化を巡るクラブとサポーター連盟・ウルトラ団体との対立交渉決裂など、8年ぶりのラ・リーガ1部開幕を前に、ピッチ内外で極めて複雑かつ熾烈なドラマが繰り広げられています。