Celta Fortunaの歴史的2部デビュー
Celta Fortunaがカディスの本拠地「ラ・タシータ・デ・プラタ」で、セグンダ・ディビシオンでの歴史的な開幕戦を戦い、0-0で貴重な勝ち点1を獲得しました。Fredi Álvarez監督率いるチームは、スタジアムの圧倒的な雰囲気に最初は押され、自陣深く引いて守る展開を強いられました。しかし、左サイドにMillaを置した5バックを敷きつつ、攻撃時には4バックに可変する巧みなシステムで対抗。カウンターからArcosが放った鋭いシュートは相手GKに阻まれましたが、選手たちに大きな自信を与えました。後半はMillaを右に移した4バックに固定し、さらにAntañónとAnxoを投入して攻撃を活性化。GaviánのグラウンダークロスがニアのMarínにわずかに合わないなどの決定機を作りました。守備では前半にカメルーン人のGaviánやMillaの連携ミスからピンチを招き、Kibetに絶好の好機を許したものの、後半はBurcioが中盤で存在感を放ち、最後はGKのCokeが、元セルタのJavi Castroの決定的なシュートをハンドボールスタイルで見事に防ぎ切り、無失点でドローをもぎ取りました。(via SPORT)
マリアン・モウリーニョ会長が語るクラブ経営の流儀
スペイン1部リーグで唯一の女性最高経営責任者であるマリアン・モウリーニョ会長が、自身のリーダーシップとクラブの未来について熱く語りました。1975年マドリードに生まれ、メキシコで育ち、米国で学び、セルタで20年以上勤務してきた彼女は、ヨーロッパの主要リーグ全体を見渡してもセリエAのVeneziaの新女性会長と彼女の2人しかいない非常に貴重な存在です。週末も含めて下部組織から女子、Fortuna、トップチームにまで付き添う多忙な日々を送る彼女は、1週間ごとの試合結果で評価されるサッカー界の「短期的な圧力」が、いかに有能なビジネスマンでも焦りを生み出し、拙速な決定に走らせる原因になると指摘。17年間セルタを経営した父親カルロス・モウリーニョ前会長との関係について、彼女は『クラブに対する絶対的な愛と情熱、そこで培われたカンテラを最重要視する姿勢は父親から受け継いだもの。Fortunaが2部に昇格した日は、彼が夢見たプロジェクトが実を結んだ瞬間であり、人生で最大のプレゼントを贈ることができたと感じている。一方で、父が主に財務やコーポレート面からクラブを管理していたのに対し、自分はファンやサポーター組織との交流を大切にする、よりソーシャルで親しみやすいアプローチを重視している』と明確な違いを説明しました。(via MARCA)
イアゴ・アスパスとの別れの覚悟とサラリーキャップ9000万ユーロ突破の経済基盤
今シーズン限りの現役引退の噂がささやかれる絶対的象徴イアゴ・アスパスに対し、モウリーニョ会長は複雑な胸中を明かしました。『正直なところ、アスパスをピッチの上で見られなくなる日を迎える準備はまったくできていない。彼とより長期の契約を結んだのは、少しでも長くこのクラブに留まってほしいという私たちの強いメッセージ。彼が今シーズン限りで引退するとは信じたくないし、1年を通じてその覚悟をゆっくり進めるしかない』と語りました。また、今夏のクラブ財政管理については、多少の赤字を出してでもスポーツ面の競争力を優先し、登録完了のために予算を最大限管理。会長就任時に6000万〜7000万ユーロだったラ・リーガのサラリーキャップ制限は、スタジアムを活用したCelta 360などのインフラ強化により、現在では9000万ユーロにまで拡大しています。(via MARCA)
クラウディオ・ヒラルデス監督との2028年までの契約延長
若き指揮官クラウディオ・ヒラルデス監督との契約を2028年まで延長することに合意したプロセスについて、モウリーニョ会長は固い信頼関係を強調しました。交渉は様々な条件が重なり複雑な部分もありましたが、当初から密接なコミュニケーションがあり、食事を共にしながらプロジェクトの方向性やタイムラインをすり合わせてきました。モウリーニョ会長は『彼が他クラブから熱烈な誘いを受けていることは知っていたが、監督は常に、自分自身のやりたいプロジェクトはここセルタにこそあるのだと私たちに伝えてくれていた』と明かし、その強い絆に自信を覗かせました。クラブは、15シーズン連続となるラ・リーガ1部維持の功績を誇りに思い、新シーズンはさらなる野心を掲げて今後長年にわたりトップ10の常連となることを目指しています。(via MARCA)
エセキエル・セバージョスの獲得交渉とボルジャ・イグレシアスの去就
セルタはボカ・ジュニオルスのアルゼンチン人アタッカー、Exequiel Zeballosの獲得に向けて急速に動いています。ヒラルデス監督が求める「圧倒的なスピード、ドリブル能力、そして力強いキャラクターを備えた純粋なウインガー」として完璧な彼は、当初ナポリ移籍に傾いていたものの、ナポリ側の選手放出が難航し交渉がストップしたため、セルタが交渉をリード。Zeballos本人からセルタ移籍に同意する『はい』という返答を得ました。スポーツディレクターのマルコ・ガルセスは、ボカとの契約が来年6月で切れるため、ボカが今夏に売却しなければ12月にフリー退団を許してしまう状況にあること、そしてナポリの遅れという2つの理由から獲得に自信を抱いています。一方、W杯2026をスペイン代表として制覇した世界王者ボルジャ・イグレシアス(愛称「パンダ」)に対し、MLSの複数クラブや、メキシコのクラブ・アメリカが強い関心を示して調査を行っていますが、まだ正式オファーはなく、彼はヒラルデス監督のもとでセルタ3年目のシーズン開始に備えています。(via ElDesmarque)
バライードスの31,000人収容への拡張と不要選手4名の放出作戦
バライードススタジアムの改修工事は最終段階に入っており、シーズンの第2半期には収容人数が31,000人に達する予定です。現在、年間シートを求めて9,000人ものファンがキャンセル待ちのリストに名を連ねており、31,000席はすぐに満員になる見込みです。モウリーニョ会長は『将来的には43,000人へのさらなる拡張も夢見ているが、この熱気であれば43,000席でも小さく感じてしまうかもしれない』と語っています。一方、移籍市場閉幕前の放出オペレーションでは、最後の1年契約となっているCarles PérezとMatías Vecinoの放出、そして若手のManu FernándezとCarlos Domínguezを十分な出場機会が得られる他クラブへローン移籍させる交渉を急ピッチで進めています。なお、開幕節のオサスナ戦の延期については不便があったものの、木曜日からはスタジアムの芝生を全面的に張り替える作業が開始されており、次節のCelta Fortunaのホームデビュー戦までに完璧なピッチに仕上げるためのプロフェッショナルな整備が行われています。(via MARCA)
【本日の総括】
今夏のセルタ・デ・ビーゴは、マリアン・モウリーニョ会長のもとでテレビ放映権だけに依存しない経済基盤を確立し、サラリーキャップを9000万ユーロまで押し上げることに成功した。クラウディオ・ヒラルデス監督との2028年までの契約延長に加え、ボカの新鋭ウインガーであるセバージョス獲得交渉で合意に迫るなど、移籍市場でも着実な成果を上げつつある。セグンダ初挑戦のFortunaが強豪カディスから価値ある勝ち点をもぎ取るなど、クラブ全体の未来に向けた成長の歯車が力強く回り始めている。
