ティボー・クルトワ(レアル・マドリード)2028年までの契約延長に合意
34歳のベルギー代表ゴールキーパー、ティボー・クルトワが、レアル・マドリードとの契約を2028年まで延長することで合意に達し、正式発表を残すのみの段階となった。現行契約が今季限りで満了を迎える守護神の慰留に成功したことで、クラブは最後線の安定を最優先で確保したことになる。
クルトゥワは来年5月に35歳を迎えるものの、世界最高峰のキーパーとしての地位を維持しており、クラブ側も契約満了直前での延長交渉を最優先事項として進めていた。今夏の移籍市場で大型補強を敢行したレアル・マドリードは、現在主力選手の契約更新に注力しており、オーレリアン・チュアメニやアルダ・ギュレル、ジュード・ベリンガムらの延長交渉も進む中で、クルトゥワとの合意を先行させた形だ。MARCAの報道によれば、今回の契約延長はすでに完全にまとまっており、近くクラブから公式発表が行われる見通しとなっている。
しかし、クラブの補強部門は現状の慰留だけに満足せず、クルトゥワの長期的な後継者候補のリストアップも同時に開始している。エクレム・コヌル記者が伝えるところによれば、レアル・マドリードは将来的な獲得候補として3人のゴールキーパーの動向を詳細に分析している。1人目はトゥールーズFCに所属する21歳のフランス代表、ギヨーム・レストで、すでにA代表での出場経験も持つ若手大物であり、バイエルン・ミュンヘンやアストン・ヴィラFCも関心を示しているとされる。
残る2人はアーセナルFCに所属するスペイン代表のダビド・ラヤと、FCポルトに所属するポルトガル代表のディオゴ・コスタである。ダビド・ラヤとコスタの獲得には莫大な移籍金の支払いが不可欠となるものの、欧州トップレベルでの豊富な実績を備えた即戦力としての魅力が大きい。
この動きが意味するのは、レアル・マドリードが短期的な主力維持と将来的な世代交代の準備を同時に進める二段階の補強戦略を描いているということだ。絶対的守護神との契約を2028年まで確保して足元を固めつつ、市場の動向を注視してポスト・クルトゥワ時代へ備える抜かりないクラブ経営が浮き彫りとなっている。(via MARCA / ElDesmarque)
