ジェイドン・サンチョ(ヘタフェCF)元イングランド代表のフリー獲得に関心

ヘタフェCFが、今年6月にマンチェスター・ユナイテッドFCとの契約を満了したジェイドン・サンチョに関心を示している。26歳の元イングランド代表アタッカーは現在無所属であり、クラブは獲得に向けた調査と観測の段階だ。さらにダニ・カルバハルの加入決定やダニ・パレホとの交渉継続に続き、フリーのビッグネームを狙う積極的な補強姿勢が注目を集めている。

DAZNは、ヘタフェのフロント陣とホセ・ボルダラス監督がサンチョの才能を高く評価していると報じた。コリセウムの事務所内でも獲得への関心は本物だが、一方で現実的な交渉は経済的な観点から「極めて困難」だという。そのため、実質的に実現不可能に近いと分析している。

サンチョは2021年夏にボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した際、8500万ユーロという巨額の移籍金が支払われた実績を持つ。ドルトムント時代にはTransfermarktの市場価値で最大1億3000万ユーロを記録したものの、イングランド復帰後は不振に陥り、近年はドルトムント、チェルシーFC、そして前シーズンに1得点3アシスト(39試合出場)にとどまったアストン・ヴィラへ貸し出されるなどレンタル移籍を繰り返していた。

今夏にラ・リーガの他クラブが獲得を打診した際、年俸400万〜500万ユーロを要求された経緯がある。この給与水準はヘタフェの財政規模において完全に許容範囲を超えており、確保は困難だ。パブロ・ピント記者は、給与上限枠を設けるため長期離脱者のフアンミを医療上の登録抹消にする方針だと指摘するが、それだけでサンチョの年俸を賄うことは極めて難しいという。

つまりこの動きが示すのは、ヘタフェがフリー移籍市場の掘り出し物を活用してクラブの知名度と攻撃力を一気に引き上げようと野心的な計画を描いているということだ。しかし、年俸400万〜500万ユーロという現実の壁は厚く、選手側が大幅な給与カットを受け入れない限り移籍の実現性は極めて低いのが実情だ。(via ElDesmarque)