フレンキー・デ・ヨング負傷問題と高まるフロントの不満

オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの怪我からの回復の遅れを巡り、バルセロナ内部では選手に対する不満が限界に達しています。デ・ヨングはW杯敗退からすでに6週間が経過しているものの、一向に膝の問題を克服できておらず、クラブが強く望んでいる手術の実施を頑なに拒否し、依然として効果の薄い保存療法での回復にこだわり続けています。クラブ側には、昨冬の終わりからデ・ヨングがW杯出場のみを最優先し、バルセロナでのプレー強度を抑えるための調整を行っていたのではないかという不信感があり(実際に2月22日のアラベス戦以降バルセロナで先発出場なし)、それにもかかわらずオランダ代表としてW杯の全試合に先発出場したことに憤りを感じています。さらに、帰還後に設けた「4週間の保存療法経過観察期間」のカウント開始時期についても、デ・ヨングが『個人メニューをピッチで開始した時点から測定すべきだ』と主張するのに対し、クラブ側は『W杯敗退直後から実質的な経過観察は始まっており、これ以上の引き延ばしは引き受けられない』と主張し、対立が深刻化しています。クラブは、デ・ヨングが手術を受けて長期離脱となった場合に、リーグ規定に基づき別の補強登録枠を確保することや、代表活動中の負傷に対するFIFAからの補償金の受け取りを視野に入れていますが、まずは選手自身の承諾を得るための交渉が続いています。(via SPORT)

カンテラ若手勢の移籍と資金確保

バルセロナは財政バランスを是正し、ロドリ獲得などの大型補強を実現するための資金源として、カンテラ出身の若手選手たちの本格的な売却へと舵を切っています。フリック監督の構想外となった22歳のMFマルク・カサドはサウジアラビアへの移籍が不可避な情勢となっており、バルセロナは当初届いた1000万ユーロ(アル・ヒラル等による提示)のオファーを拒絶し、3000万ユーロから4000万ユーロでの売却を求めて交渉を進めています。また、中盤の余剰人員整理の対象となったMFトミー・マルケスも、2000万ユーロの契約解除条項を下回る形での放出交渉が進んでおり、ドルトムントやマンチェスター・シティ、ブラガが買い手候補に挙がっています。特にブラガは、昨夏のパウ・ビクトルの取引に似た1200万ユーロ固定+300万ユーロの変動額を提示する意向を見せています。さらに、左サイドバックのジョフレ・トレンツも、ミシェル監督率いるアヤックスへの完全移籍が近づいており、約600万ユーロの移籍金、4年契約で合意に達する見込みで、アヤックスではかつてバルセロナで同僚だったGKテア・シュテーゲンと再会する予定です。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)