プレシーズン・ウーディネ三角戦の全貌

バルセロナは8月8日、イタリアのブルーエナジー・スタジアム(25,000人観衆)で開催されたフリーウリ・ヴェネツィア・ジュリア・カップ(三角親善試合)に臨み、1勝1敗の2位で大会を終えました。各試合45分ハーフで行われる過酷な環境下、第1試合のノッティンガム・フォレスト戦では、第5中足骨骨折から3ヶ月ぶりに実戦復帰したフェルミン・ロペスと、W杯での負傷から1ヶ月半ぶりに復帰したラフィーニャが先発出場を飾りました。決定機を相手に作られポストを直撃する劣勢もありましたが、シュチェスニーのファインセーブで失点を防ぐと、終了間際にラフィーニャのロングパスに抜け出したフェルミンがエリア内で倒されPKを獲得。これをラフィーニャが自ら決めて1-0で勝利を収めました。

続く第2試合のウディネーゼ戦では、フェルミンとラフィーニャを休ませ、エブリマ・トゥンカラやシェーン・クライファートらを起用。後半15分にはアレハンドロ・バルデ(プレシーズン初出場)やヘクター・フォート、新規加入のジェシー・ビシウらを投入して試合を支配したものの、終盤にトミー・マルケスのトラップミスからウディネーゼのカウンターを許し、最後はバヨに決勝点を奪われ0-1で惜敗しました。

試合後、フリック監督は日曜日10:30に予定されていた練習セッションをキャンセルし、選手たちに月曜日までの休養を与えるプラン変更を実施しました。フリック監督は『金曜日の練習内容には不満だったが、試合でのパフォーマンスははるかに改善していた。タフなトレーニングを継続しており、選手たちのレベルも様々だ。W杯の影響で今夏のプレシーズンは異例の調整となっており、選手たちが100%の状態に戻るのは次の代表ウィーク明けになるだろう』と現実的な課題を口にしました。(via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

ブライアン・ファリニャスの残留決定

下部組織出身の中盤の逸材であるMFブライアン・ファリニャスが、今シーズンのバルセロナのファーストチームに留まり、フリック監督の指導の元でキャリアを積み重ねることが確定しました。当初、バルセロナはファリニャスの移籍に関してジローナとほぼ合意に達しており、150万ユーロの移籍金と引き換えに保有権の50%を譲渡する取引が進められていましたが、フリック監督が自ら手元でそのパフォーマンスを確認したいと主張してこれを土壇場で阻止しました。その後のプレシーズン合宿やウーディネでの試合を通じてファリニャスが示した確かな戦術眼、中盤を幅広くカバーするインテンシティとパスの正確性は、監督とデコを納得させるに十分なものでした。2週間前にはデコが直々に選手のエージェントと面会して満足感を伝えており、クラブはすでに選手側にトップチームへの残留ロードマップを通知しています。マルク・カサドやトミー・マルケスの放出、さらにフレンキー・デ・ヨングの長期離脱で薄くなった中盤に、ファリニャスは頼もしい戦力として留まります。(via SPORT)