アノエタで起きた過激言動!ラ・リーガがソシエダ戦での政治活動家への暴言などを正式告発

⚖️ 前節アノエタで行われたレアル・ソシエダ対レバンテの試合において、ホームサポーターによる不適切かつ暴力的なチャントが発生したとして、ラ・リーガが正式な調査・告発に踏み切りました。

ラ・リーガは毎週、国内公式戦において不法行為や暴力・差別を誘発する言動を監視しており、今回の試合に関してもRFEF(スペインサッカー連盟)競技委員会および反暴力委員会へ詳細な不服・告発書面を提出しました。

報告書によると、問題視されたのは試合前半45分、アノエタの南スタンド下層中央に位置する応援席「アイトル・サバレタ」エリアから発生したチャントです。同エリアのサポーターたちが集団で意図を合わせ、極右政治活動家であるヴィト・キレス(Vito Quiles)に対する侮辱的な暴言「Vito Quiles, hijo de puta(ヴィト・キレス、クソ野郎)」を約10秒間にわたりスタジアム全体へ響き渡らせました。ヴィト・キレスは翌日にビルバオでの集会を呼びかけていたものの急遽不参加となり、さらに障害を持つ女性を侮辱・嘲笑した件でマドリード第43取調裁判所から検索・逮捕・出廷命令が出されている物議を醸す人物です。

さらに同スタジアムの同エリアからは、前半13分にアトレティコ・マドリードに対する侮辱歌「アトレティコ・マドリード, アトレティコ・マドリード, mierda!(アトレティコはクソだ)」が約6秒間、後半75分にはスペイン代表および国家に対する侮辱歌「puta España y puta Selección(クソなスペイン、クソな代表)」が約10秒間合唱されたことも詳細に記録されています。

なお、ラ・リーガの報告書では、これらの不適切な言動が「アイトル・サバレタ」スタンドの一部からのみ発生したものであり、スタジアムにいた他の一般サポーターは適切な観戦態度を保っていたことが明記されました。また、レアル・ソシエダ側が事態を受けて即座にスタジアム内の大型ビジョンへ「相手へのリスペクトを求め、不寛容な行動を停止するよう訴える抗議メッセージ」を投影して対処した点についても言及されています。 (via DiarioVasco)

【本日の総括】

降格圏脱出を争う厳しい状況下においても、ルイス・カストロ監督はコパ・デル・レイ初戦のタランコン戦に向けて一切の妥協を許さず、フランス時代の快進撃を再現すべく強い意気込みを示しました。負傷者の状況や過密日程を考慮したターンオーバーを行いながらも、アピールの機会を得た選手たちの奮起に大きな期待が寄せられます。アノエタでの悔しい敗戦を経て、ピッチ外の喧騒を払拭する鮮やかな勝利でカップ戦の好スタートを切ることが望まれます。