後半の暗転と退場劇
後半に入ると、アトレティコはジュリアン・アルバレスやアレックス・バエナといった強力なアタッカーを投入し、激しい攻撃を仕掛けてきました。アラベスも真っ向から応戦していましたが、試合の流れを決定づける悲劇的なターニングポイントが訪れます。
前半からチームの牽引車となっていた右サイドバックのアンヘル・ペレスが、ジュリアン・アルバレスに対して深く足の上がった危険なタックルを敢行してしまいます。当初主審からはイエローカードが提示されたものの、VARからの介入を受けてモニターチェックが実施されると判定が覆り一発レッドカードに変更。アンヘル・ペレスは無念の退場処分となりました。
10人での戦いを余儀なくされたアラベスは、守備ブロックをコンパクトに再構築。キケ監督はフレッシュな足を投入するためプロテソーニ、ゲバラ、マリアノ・ディアスをピッチに送り込み、数的不利の中でも集中力を切らさず相手の猛攻を跳ね返し続けました。
さらに、守るだけでなくカウンターから最大の決定機も創出しました。アトレティコ側のビルドアップミスを奪い、途中出場のマリアノ・ディアスがペナルティエリア内へ完全に抜け出す千載一遇のチャンスを獲得。しかし、放たれたシュートは無情にも大きく枠を外れてスタンドへと消え、大金星を引き寄せる痛恨の勝ち越し機を逃すこととなってしまいました。 (via AS)