前半の攻防と展開

キケ・サンチェス・フローレス監督は、本拠地でアトレティコを迎え撃つにあたり5-3-2のシステムを採用しました。ゴールマウスにはシベラが立ち、バックラインはアンヘル・ペレス、ナウエル・テナグリア、ジョニー・オット、ヴァレンティニ、アブデ・レバシュの5バック。中盤にはアントニオ・ブランコ、パブロ・イバニェス、デニス・スアレスが並び、前線はルーカス・ボジェとトニ・マルティネスの2トップが陣取りました。

立ち上がりからエンジン全開で攻め込んだアラベスは、特に右サイドのアンヘル・ペレスが圧巻のパフォーマンスを披露。対峙した相手左バックのアレハンドロ・グリマルドを何度も突破し、角度のない位置からの鋭いシュートやペナルティエリア手前からの果敢なミドルシュートでアトレティコゴールを脅かしました。全攻撃の40.4%をこの右サイドから組み立て、試合の主導権を握りかけました。

しかし38分、アトレティコの細かなパスワークから一瞬の隙を突かれ、アレハンドロ・グリマルドに鮮やかな連携で中央を破られて先制点を献上してしまいます。

それでも意地を見せるアラベスは45分、ペナルティエリア内へのクロスボールに対してアトレティコのル・ノルマンが相手選手を不当に抱え倒してファウルを誘発。長いVAR検証を経てペナルティキックが確定すると、キッカーを務めたルーカス・ボジェが相手GKオブラクの逆を突いて見事に中央へ叩き込み、前半ロスタイムに1-1の同点に追いついてハーフタイムへ折り返しました。 (via MARCA)