レバンテとのラ・リーガ開幕戦で3-0の大勝

ラ・リーガ26-27シーズンの開幕戦において、エスパニョールはホームでレバンテを相手に3-0という見事な大勝を飾り、これまでにないほど華々しいスタートを切りました。昨シーズンのホームゲームの多くで味わった苦難や重圧とは対照的に、終始落ち着いた主導権を握り続け、危なげのない勝利を収めました。マノロ監督とモンチ・スポーツディレクターのもとで誕生した新プロジェクトを歓迎するファンはスタジアムを盛り上げ、選手たちと固い結束を見せました。1部リーグでエスパニョールがこれほどの大勝をホームで挙げたのは2019年5月以来の出来事であり、試合後のスタジアムは大きな歓喜に包まれました。(via Mundo Deportivo)

ロベルト・フェルナンデスのダブル

レバンテ戦の勝利の立役者となったのは、ダブル(2得点)を挙げたコルドバ出身のストライカー、ロベルト・フェルナンデスでした。チームは現在、キケ・ガルシアとプアドという2人の中心アタッカーを秋まで負傷離脱で欠くという困難な事態に直面しており、得点源としてのロベルトの役割が重要視されていました。指揮官のマノロ監督は試合前に『ロベルトは今年ブレイクするだろう』と彼を信じるコメントを残していましたが、開幕戦で見事に期待に応えました。前半5分にエスポジトのフリーキックから頭でネットを揺らして先制すると、前半40分にはハビ・エルナンデスの左サイドからのアシストを確実に沈めました。さらにハットトリックに迫るチャンスを作るなど、終始相手の脅威となりました。(via Mundo Deportivo)

レアンドロ・カブレラの出場停止とリーデルの先発抜擢

この試合のスタメン発表時、主力DFレアンドロ・カブレラの名前がなかったことはスタジアムに驚きを与えました。負傷が疑われましたが、実際には前シーズンのラ・リーガから引き継がれた出場停止処分が原因でした。クラブは彼をピッチに立たせるため、試合直前の土壇場まで控訴などの手続きを試みていましたが、最終的に認められず欠場が確定しました。カブレラの不在を受け、先発に起用されたリーデルは、新加入のウナイ・ヌニェスとセンターバックのコンビを組み、相手を無失点に抑える役割を果たしました。(via Mundo Deportivo)

イリアス・アコマシュ獲得作戦の完全消滅

エスパニョールが今夏のウイング補強リストの筆頭に挙げていたモロッコ代表MFイリアス・アコマシュ(22歳)の獲得は、完全に不可能となりました。2028年までビジャレアルとの契約を持つアコマシュに対し、エスパニョールは今年1月にも接触を試みましたが、当時はラージョ・バジェカーノを選択されました。ラージョでは2024年末に負った膝の深刻な怪我から復帰し、今夏はかつてラージョで指導を受けたイニゴ・ペレス新監督の信頼を得て、プレシーズンのガラタサライ戦やサンタンデールでの開幕戦でも主力として出場。ビジャレアル側はアコマシュに対し正式に『今シーズンは完全に戦力としてカウントしている』という通達を出しました。これによりエスパニョールは、ブライアン・サラゴサ(25歳)と同様にリストアップしていたアコマシュを諦め、ジローナのウクライナ代表FWビクトル・ツィガンコフ(28歳)などの高給な他候補を含めて別ルートの模索を迫られています。(via Mundo Deportivo)

仏若手MFイッシアカ・カマテへの獲得交渉の現状

インテルに所属する22歳のフランス人MFイッシアカ・カマテ(2004年8月2日生まれ)の獲得交渉は、現在保留状態にあります。エスパニョールは契約合意の一歩手前までこぎ着けていましたが、最終段階でいくつかの微調整事項が発生したため、モンチ・スポーツ総責任者がインテルに対して数日間の時間的猶予を求める事態となりました。カマテはコートジボワールにルーツを持ち、左利きで1.86メートルの体躯があり、中盤の底からインサイドハーフ、トップ下、ウイング、さらには右サイドバックまでこなす多才さから市場で高い人気を誇っており、インテルには多くのオファーが届いています。インテルは取引の長期化を嫌って他チームの提案も検討しており、エスパニョールは早急な問題解決を目指しています。彼は昨季、セリエCのインテルU-23で33試合6ゴール3アシストを記録し、2026年2月にはコッパ・イタリアのトリノ戦で先発出場しアシストを決めてトップチームデビューを果たしています。(via ElDesmarque)

夏の補強実績と財政面での課題

エスパニョールはこれまでに5名の補強を完了させています。アレックス・カラトラバは契約解除金を支払う形で完全移籍を決め、さらにバーンリーからのキリンシー・ハルトマン、PSGからのガブリエウ・モスカート、セルタ・デ・ビーゴからのウナイ・ヌニェス、ゼニトからのヴァニャ・ドルクシッチをそれぞれローン移籍で獲得しました。しかし、依然としてウイングなどの新戦力を追うクラブの財政状況は厳しさを増しており、これ以上の登録を成立させるためには、給料制限をクリアするために重要な戦力の放出を急がなければならない会計事情に直面しています。(via ElDesmarque)

新加入選手と若手の躍動

レバンテ戦では新戦力のアレックス・カラトラバ、復帰したヒノホ、ハビ・エルナンデスが織りなす中盤の連携がサポーターを魅了しました。特にハビ・エルナンデスはボールを触るたびに観客を喜ばせ、相手選手2人をかわして強烈なシュートを放つ場面もありました。新加入のカラトラバも前半に際どいシュートを放ち、好調さを示しました。さらに、後半にはイングランド人MFドーランがチームの3点目となる見事なゴールを突き刺し、アクロバティックなバク宙で喜びを表現しました。試合終了間際には、途中交代のジョフレが4点目に迫るシュートを放つなど、攻撃陣は好調な様子を見せています。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ラ・リーガ開幕戦でレバンテを3-0で下し、最高の滑り出しを見せたエスパニョール。若きストライカーのロベルト・フェルナンデスのブレイクや、新戦力たちの高いポテンシャルが証明された一方で、移籍市場ではイッシアカ・カマテの交渉が保留となり、アコマシュ獲得も消滅。モンチSDがどのように財政のバランスを取って移籍市場の終盤を乗り切るか、今後の戦力補強の動向に注目です。