フィオレンティーナ戦!後半終了間際の劇的弾で無敗キープ
ラ・リーガ・イーエースポーツへの待望の復帰に向けて準備を進めるデポルティーボは、プレシーズン第5戦となる親善試合でイタリアの強豪フィオレンティーナと対戦し、1-1の引き分けで無敗を守りました。
試合開始直後の前半8分、デポルティーボに最初の決定機が訪れます。ルイスミ・クルスが精度抜群のコーナーキックを蹴り込むと、オランダ人フォワードのザカリア・エッダフチュリがマークを一瞬で外して素早くヘディングで合わせましたが、惜しくも先制とはなりませんでした。しかし、この日のピッチは芝生の状態が極めて悪く、それが影響して試合全体のテンポがなかなか上がらない展開が続きます。
徐々にペースを握ったのはフィオレンティーナでした。なお、この対戦相手には今シーズン、レアル・マドリードからアルゼンチン人期待の星であるフランコ・マスタントゥオーノが期限付き移籍で加入することが決まっています。イタリアの強豪は試合を支配し、前半17分にセットプレーのサインプレーを完璧に遂行し、シェル・ンドゥールのゴールで先制します。
さらに前半30分を過ぎた頃、相手サイドバックのビクトル・バルペニャスを起点とする攻撃から、イタリア代表のモイーズ・キーンにシュートを放たれるなど、決定的な追加点のピンチに直面しました。このキーンの圧倒的なプレーは、デポルティーボ守備陣にとって終始恐ろしい悪夢となりました。
試合の途中でスタジアムの照明が消えるというハプニングが発生し、約6分間も試合がストップするアクシデントに見舞われました。しかし、試合再開後もイタリア側の優勢は変わりません。ファビオ・グロッソ監督が率いるフィオレンティーナは、キーンの強烈なヘディングシュート、コーナーキックからラニエリが放ったシュート、さらにゴールキーパーのアルバロ・フェルロが目測を誤って飛び出した隙を狙ったドラグシンのシュートなどで襲いかかり、デポルティーボのセットプレーにおける守備の脆さが浮き彫りになりました。
後半に入ると試合はより拮抗した展開となります。デポルティーボはジャコモ・クアリアータの左サイドからの果敢な推進力を活かして状況を打破しようと試みますが、思うような形を作れません。フィオレンティーナ側も徐々にペースを落としていきました。
ここで指揮官のアントニオ・イダルゴ監督は、チーム最大の目玉補強である新加入のアンヘリーニョを帯同させ、戦術的なテストや様々な調整を辛抱強く継続していました。
そして迎えた後半89分、試合は劇的な瞬間を迎えます。相手のペナルティエリア内でのバックパスに対して審判が間接フリーキックを宣告。この最大のチャンスを、カメルーン人フォワードのンソンゴ・ビルが見事に仕留めてゴールを奪い、土壇場で1-1の同点に追いつきました。この粘り強い劇的同点劇により、チームは無敗のまま、イタリア遠征の最終戦となるジェノア戦に挑むことになります。(via ElDesmarque)
移籍市場での最終調整!フェルナンド・ソリアーノSDが狙う2つの補強ポジション
待望のトップリーグ復帰を果たすため、チームは現在、新戦力を多く迎えた一方で、人員を整理して登録枠を確保する「退団オペレーション」に本腰を入れています。しかし、スポーツディレクターのフェルナンド・ソリアーノが率いる強化部はこれで補強を終わらせるつもりはなく、少なくともあと2人の新戦力獲得を目指しています。
左サイドバックのポジションには実力派アンヘリーニョの獲得に成功したことで補強の必要性は解消され、チームは残るターゲットの確保にリソースを集中できるようになりました。前線のアタッカー陣は現在非常に層が厚く、ザカリア・エッダフチュリの退団といった事態が起きた場合に備えて選手を入れ替える可能性は残されているものの、現時点で最もエネルギーが注がれているのは中盤と守備の補強です。
とりわけ重要視されているのが、攻撃陣の溢れる才能を後方から支え、ピッチ全体のバランスを保つための「守備的ミッドフィールダー(アンカー)」の獲得です。この役割に適した人材としてジョルジ・コチョラシュヴィリがソリアーノSDの獲得リストにリストアップされていましたが、ジブリル・ソウを売却したセビージャFCが交渉の主導権を握り、合意間近に迫っているため獲得の可能性は極めて低くなっています。
もう一つの補強ポイントは、ディフェンスラインを完成させるための「センターバック」です。クラブが求めているセンターバックは、アンカーの補強方針と同様に「スペイン国内のトップリーグでの実戦経験が豊富な即戦力」という明確な条件に合致する選手です。
直近の数週間では、ナポリから復帰したばかりのセンターバック、ラファ・マリンとの関連が取り沙汰されています。彼はナポリに復帰したものの、再び移籍市場の放出リストに載る可能性が取り沙汰されており、選手本人にとってもスペインリーグへの復帰が非常に魅力的な選択肢となっているため、今後の展開が注視されています。(via ElDesmarque)
アトレティコの若き至宝イケル・ルケ獲得へ!シメオネ監督の判断を注視
デポルティーボはアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が下す最終決定を注意深く待っており、将来に向けた極めて重要な補強として若き才能の獲得を狙っています。そのターゲットとは、アトレティコの下部組織における最大の宝石の一人と称されるウインガー、イケル・ルケです。
現在ルケはアトレティコと2028年6月までの長期契約を交わしており、クラブから『最大4000万ユーロの契約解除金』を設定されるほど非常に高く評価されています。昨シーズンの終盤に突如としてファーストチームで脚光を浴び、メスタージャでのバレンシア戦で鮮烈なゴールを奪うなど素晴らしいパフォーマンスを披露しました。現在はファーストチームのプレシーズンに帯同しています。
名将シメオネ監督は、この若き至宝を『今シーズンそのままファーストチームに留めて引き上げるべきか、あるいは他クラブへ貸し出して実戦経験を積ませるべきか』を今後数日以内に最終判断することになります。もしレンタル移籍が決まれば、それは若き選手にとって飛躍のための最高の足がかりとなり、そこにデポルティーボが参入を狙っています。
しかし、この争奪戦は一筋縄ではいきません。デポルティーボ以外にも、同じラ・リーガ・イーエースポーツに属する合計8つものクラブが彼の状況についてアトレティコに問い合わせを行っており、非常に激しい争いとなっています。その中には同じく獲得を狙うラヨ・バジェカーノなどのライバルも名を連ねています。
この獲得劇の決着は、彼のトップチームでの扱いが完全に決定する移籍市場の最終盤まで引き延ばされる見込みです。もしデポルティーボへの移籍が実現する場合、アトレティコが将来の移籍金から50%の権利を保持し続けるという、セビージャFCにおけるフリオ・ディアスの時のような条件が設定される可能性が高くなっています。(via ElDesmarque)
エースのジェレマイ・エルナンデスに巨額オファー殺到!クラブは売却を断固拒否
リーグ開幕が迫る中、一部のヨーロッパのクラブがデポルティーボの絶対的なエースであるカンテラ育ちのジェレマイ・エルナンデスの獲得に乗り出しており、サポーターの間には緊張感が漂っています。しかし、クラブの毅然とした姿勢により、至宝の流出を心配する必要は全くありません。
これまでにポルトガルの名門スポルティングCPからのオファーが報じられていましたが、さらにイングランドのハル・シティから極めて具体的な金額が提示されたほか、ドイツの強豪ボルシア・ドルトムント、さらにはイタリアのアタランタといったクラブからも強い関心が寄せられています。
しかし、悲願の昇格を果たしたデポルティーボにとって、ジェレマイの契約に付随する契約解除金は鉄壁の盾となっています。クラブ最高責任者であるマッシモ・ベナッシは、昇格に伴いジェレマイの契約解除金が引き上げられたことを明かしており、その金額は『1億ユーロから1億5000万ユーロの間という途方もない額』に達していると説明しています。
具体的なオファー額として、ハル・シティから届いた金額は3300万ユーロに上ることが判明しています。これは、数日前に報じられたスポルティングCPからのオファーである固定2500万ユーロ+変動500万ユーロを上回る巨額の提案です。
しかし、フェルナンド・ソリアーノSD率いるスポーツディレクションは、『攻撃陣には豊富な選択肢があるため、エッダフチュリの退団のような不測の事態がない限り、補強の優先順位は中盤と守備陣の強化にある』とし、これらの巨額オファーを交渉の席にすらつくことなく即座に拒否しました。1部リーグで戦い抜くための魅力的なチームを作ることを最優先課題としているため、提示された額はクラブの理想とする価値から大きくかけ離れていると判断したためです。
ジェレマイはまだプリメーラの大舞台で強豪相手にデビューすらしていない段階ですが、このような巨額のオファーが舞い込んでいる状況は、昇格を遂げたクラブにとってまさに「嬉しい悲鳴」と言えるでしょう。市場閉幕までまだ時間があり、各クラブが再びアプローチしてくる可能性はありますが、デポルティーボにエースを手放す意志は微塵もありません。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
プリメーラ復帰を控え、プレシーズンマッチでの劇的な同点劇により無敗をキープしたデポルティーボ。移籍市場ではイケル・ルケのような若き才能の獲得を狙い、攻撃陣をさらに厚くしようとする一方で、チームの心臓であるジェレマイ・エルナンデスへの3300万ユーロもの巨額オファーを即座に跳ね除けました。クラブ最高責任者のベナッシが明かした莫大な契約解除金を盾に、毅然とした態度で主力を引き留める姿勢は、今シーズンの躍進を大いに期待させます。