レアル・マドリード遺族との連帯と共和派会長たちの歴史的記録

オサスナの歴史的記憶を掘り起こす「オサスナ・メモリア」の活動は、単なるクラブ単体の枠組みを超え、かつて内戦期にレアル・マドリード(当時マドリードFC)の会長を務めた人物たちの遺族との連帯運動へと広がっている。

内戦勃発後にレアル・マドリードの会長に任命されたフアン・ホセ・バジェホの息子であるカルレス・バジェホは『父は第二共和制時代にスポーツ活動へ深く関与していた。クーデター発生後、マドリードFCの会長に指名され、スタジアムを民兵の訓練場として提供しながら、戦時下の防衛意識を高めるための試合を開催していた。さらに共和派領域での新リーグ設立に向けても動いていた』と語っている。

しかし、後に銃殺されたアントニオ・オルテガ中佐とともに、これらの共和派会長の記録はクラブの公式歴史から一時排除された。カルレスは『2002年のクラブ100周年時には公式サイトに父たちの名前が掲載されていたが、その後削除されてしまった。民主的に選出されていないという理由らしいが、独裁政権下の会長選出も同様に非民主的であったはずであり、不誠実に感じる。いつか歴史が正当に認識されることを願っている』と主張する。

かつてオサスナのアントニオ・リサロサ元会長が負債返済のためにクラブをレアル・マドリードやアトレティコ・アビアシオンへ売却しようとした歴史的な接点も存在する中、内戦で命を落としたオサスナ幹部(ラモン・ベンガライ、ナタリオ・カジュエラ、エラディオ・シルベティら)の遺族と、首都クラブの旧会長遺族たちは、歴史的真相の究明と名誉回復に向けて手を取り合い、温かい結びつきを深めている。(via MARCA)

【本日の総括】

10月26日のアウェイ・セビージャ戦に向けて、オサスナは主力3名の欠場を抱えつつも、モイ・ゴメスらを軸としたスタメン構想を固め、アウェイ初陣での連勝とセビージャへの追いつきを狙っています。敵地サンチェス・ピスフアンでの相性の良さを活かしたい一方で、相手前線の復帰組への警戒が鍵となります。またピッチ外では、クラブの過去の歴史を巡る運動がレアル・マドリード関係者の遺族との歴史的な連帯へと広がりを見せています。