カンテラ出身ベニャト・ゲレナバレーナの残留をテルジッチ監督が直訴

今夏、レザマ育ちの23歳ミッドフィルダー、ベニャト・ゲレナバレーナ(Gere)の去就をめぐり、水面下で激しい攻防が繰り広げられていました。昨シーズン、レンタル先のカステリョン(パブロ・エルナンデスがオーナーを務めるクラブ)でリーグ戦39試合に出場、2ゴール2アシストを記録してセグンダ昇格争いの立役者となった彼には、非常に多くのクラブから関心が寄せられていました。

具体的には、ホセ・アルベルト監督率いるラシン・サンタンデール、再レンタルを強く希望したカステリョン、ガルシア・ピミエンタ監督率いるアルメリア、並びにバスクの育成組織を熟知しているホセ・ルイス・メンディリバル監督率いるギリシャの名門オリンピアコスが名乗りを上げていました。さらに、イタリア、ベルギー、イングランド、スコットランドのクラブからも問い合わせが届くほど、市場の人気銘柄となっていました。

しかし、この若き才能の流出を間一髪で引き留めたのが、就任したエディン・テルジッチ監督です。監督はプレシーズンを通じてゲレナバレーナのポテンシャルを高く評価し、親善試合8試合中4試合(180分以上)に出場させました。プレシーズン最終戦のアタランタ戦では、ルイス・デ・ガラレタとダブルボランチを組ませて70分間プレーさせるなど、明確に構想の中心に据える姿勢を示しました。

ゲレナバレーナ自身も、テルジッチ監督と英語で話し合った際、チームへの強い帰属意識を込めて『すべてを捧げるために戻ってきた』と決意を表明し、監督を大いに満足させました。

現在の契約は2027年6月までとなっており、もし彼が今シーズンに飛躍的な活躍を見せれば、1月1日からはルール上フリーで他クラブと移籍交渉ができる状態になってしまいます。クラブは2年間の延長オプションを保有しているものの、今後の数ヶ月間で給与改善を含む正式な契約更新交渉を急ぐ必要があります。(via Estadio Deportivo)