審判記録の不備と異議申し立て騒動の結末
セビージャ戦(3-3)の激闘直後、アドリアン・コルデロ・ベガ主審が作成した公式審判記録に重大な記述ミスが存在していたことが判明し、大きな騒動に発展した。
主審は審判記録の中で、セビージャのFWイサク・ロメロに対するカードの提示時間と順番を完全に誤って記載していた。実際には91分に1枚目のイエローカード、95分のゴール祝賀時に2枚目のイエローカードを出して退場処分にしていたにもかかわらず、審判記録上では2枚目のカードを「90分」、1枚目を「91分」と逆順で記録していた。
この書式上の不備を受けて、スペインのスポーツ番組『El Chiringuito』では、ジャーナリストのフアンフェ・サンズや司会のホセップ・ペドレロールらが『これは完全な手続上の欠陥であり、セビージャが審判記録に対して不服申し立てを行えば、すべてのイエローカード処分を取り消させることができる』と指摘し、不服申し立てを強く推奨する事態となった。一方で、ロボ・カラスコやイニャキ・カノらは『テレビ映像という明白な証拠が存在し、主審が補足文書を提出すれば簡単に修正できる』と主張し、議論が紛糾した。
最終的に、コルデロ・ベガ主審は試合の数時間後にスペインサッカー連盟(RFEF)のウェブサイト上で公式審判記録の補足文書を提出した。補足文書の中で主審は『私のタイプミスにより、審判記録上90分に表示されていたカードは、アウェイチーム16番イサク・ロメロ・ベルナル選手がゴールを決めた後の90+5分に提示されたものであり、同選手の2枚目のイエローカードとなります』と明記して誤りを正式に訂正した。
主審によるこの補足修正により、セビージャ側が審判記録の記述ミスを突いて処分取り消しを求める道は完全に絶たれ、カード処分およびアディショナルタイムでの退場劇は正式に確定することとなった。(via ElDesmarque)
