選手とファンの分断と自身の不甲斐なさに苦しむセルヒオ・カメーヨの悲痛な告白
アラベス戦で素晴らしい先制ゴールを決めながらも、試合後のインタビューに応じたFWセルヒオ・カメーヨの表情は重く、クラブを取り巻く過酷な社会的情勢に対する深い疲弊を吐露しました。
カメーヨは、バジェカスを奪われてブタルケでホームゲームを戦わざるを得なかった異常な状況と、それによって生じたクラブ内の深い分断について、次のように苦しい胸の内を明かしています。
『バジェカスこそが私たちの聖地であり我が家です。それ以外の場所でホームゲームを行うことなど全く考えられません。これは毎年、勝手に大きくなっていく不吉な雪だるまのようなもので、選手たちもこの理不尽な状況に精神的に疲れ果てています。このような混沌としたクラブの状況は、選手、フロント、とそしてファンの3つの立場をただ遠ざけて分断しているだけです。私たち選手一同は、どんなときでもサポーターの皆さんの隣に立ち、彼らと共に闘うことを誓います。私たちは小さく謙虚な集団ですが、物事の道理や正義を信じています。しかし、現在の状況は明らかにフェアではありません。周囲は誰も私たちを助けてはくれないのです。これほど不便で遠い場所での開催であったにもかかわらず、競技場に足を運んで応援してくれたファンの方々には感謝しかありません。新しい補強選手を連れてくるかどうかよりも、まずは今クラブが抱えているこの問題を一刻も早く根本から解決することこそが、チームが前に進むために何よりも必要な最大の補強になります』
さらにカメーヨは、自身のコンディション不良と、終盤のチームへの不甲斐ないパフォーマンスに対しても厳しい自己批判を突きつけました。
『今日の試合は、バタジャとイシという非常に重要な二人の怪我により、後半60分の段階で交代枠をすべて使い切るしかなく、それ以降はピッチに残されたメンバーだけで、命を削るようにして戦い抜くほかありませんでした。最後は完全にスタミナが切れてしまいました。私自身もケガからの復帰途中で、十分な練習量と出場時間が確保できておらず、脚が動かなくなるまで全力を尽くしました。しかし、後半60分を過ぎたあたりから体に明らかな違和感が出始め、そのせいで判断や動作がコンマ数秒遅くなり、軽率なボールロストを繰り返してチームに不必要な守備の負担をかけてしまいました。終盤の自分の無力さには深く失望しています。もっと脚の筋力を鍛え、練習を重ねて、最後の数分間まで高いパフォーマンスを維持できるタフな体を一刻も早く作り上げる必要があります』(via ElDesmarque)