中盤の要アグアードを襲った重度のアクシデントとアンセルミ監督のスクランブル采配
この過酷な防衛戦の中で、エルチェは大きな代償を払うこととなった。前半26分過ぎ、相手のイリアス・アコマシュによるクロスをライン際でブロックしようとしたマルク・アグアードが右足首を激しく捻挫した。アグアードはその場に倒れ込み、涙を流しながら強烈な痛みにのたうち回る事態となった。自力で立つことができず、顔面蒼白のままピッチを後にしたアグアードは、ベンチで足首を重厚な氷でアイシングする姿が確認されている。次節アウェイでのライヨ・バジェカーノ戦への出場は極めて絶望的な状況であり、詳しい離脱期間は精密検査の結果を待つことになる。このアクシデントに対し、アンセルミ監督はベンチにビガスやケビン・ロモナコといった本職のセンターバックを残しながらも、復帰したばかりのフェデ・レドンドを緊急投入した。そしてレドンドを最終ラインの真ん中に配置し、先発でセンターバックを務めていたモルシージョを本来の中盤へ押し上げるという大胆な位置変更を敢行し、見事に守備組織の崩壊を防いでみせた。(via MARCA)