ヴァニャ・ドルクシッチの加入会見とマドリード戦への覚悟
🇸🇮 エスパニョールは、ゼニト・サンクトペテルブルクから期限付き移籍で獲得した26歳のスロベニア代表センターバック、ヴァニャ・ドルクシッチの入団記者会見を行いました。この契約には買い取りオプションが付随しています。会見に同席したスポーツディレクターのモンチは、ドルクシッチがチームの求めるプロフィールに完璧に合致していると強調しました。左右のセンターバックだけでなく、状況によってはサイドバックもこなせる多才さを備え、ボールの持ち出しが良く、対人に強く、空中戦の強さとエリア内での守備能力を兼ね備えた経験豊富な選手であると高く評価しています。
👋 ドルクシッチはギリシャのPAOKからも強い関心を受けていましたが、モンチからの連絡が決定打になったと明かしました。ドルクシッチは『モンチから電話をもらった時、決断するのは本当に簡単だった。5大リーグのいずれかでプレーしたいという強い希望があり、このような伝統ある偉大なクラブであるエスパニョールに来られて感謝している』と喜びを語りました。サンクトペテルブルクに比べてバルセロナの暑さに驚きつつも、すでにチーム練習に合流し適応を急いでいます。
🏟️ 開幕のレバンテ戦(3-0)はベンチから観戦し、サポーターの素晴らしい後押しに深い感銘を受けたドルクシッチ。今週土曜日にRCDEスタジアムで行われるレアル・マドリード戦でのデビューに向け、彼は『私たちは全員プロフェッショナルであり、身体的にも精神的にも、常に準備ができていなければならない。同僚と練習をして、監督が求めていることも分かっている。準備は万端だ』と力強く宣言しました。また、自身の契約について『買い取りオプションがなければ、ここには来なかっただろう。今は現在に、そしてチームが必要としていることに集中している。スペイン語を話し始めることも含めてね。良いシーズンを送りたい。その先はシーズン終了後にどうなるか見てみよう』と将来への展望も述べています。守備陣におけるレアンドロ・カブレラやクレメンス・リーデル、ウナイ・ヌニェス、ハルトマンらとの激しい競争についても、『素晴らしい仲間であり、彼らと競い合いながら新しいチームで勝利を目指すのが楽しみだ。最終的に誰を起用するかは監督が決めること』と前向きな姿勢を示しました。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)
ウイング補強の難航とモンチSDが語る慎重な移籍市場戦略
🏹 エスパニョールは現在、サイドを主戦場とするウイングの獲得を最優先課題としていますが、移籍市場での交渉は多くの困難に直面しています。スポーツディレクターのモンチは、非常に確信を持っていた第一候補との交渉が最終的に破談に終わったことを会見で認め、現在は代替案の模索に追われていることを明かしました。
❌ 獲得候補に挙がっていたビジャレアルのイリアス・アコマシュ(22歳)は、ビジャレアル側が放出を完全に拒否したため破談となりました。アコマシュは昨季、レイヨ・バジェカーノへレンタルされ、イニゴ・ペレス監督のもとで輝きを取り戻した経緯があり、ビジャレアルでも今季の戦力として数えられていることが判明しています。
🔥 また、バイエルン・ミュンヘンからの獲得が噂されるブライアン・サラゴサ(25歳)については、経済的な負担が非常に大きく、交渉は極めて複雑な状況です。モンチは『特定の名前を出すことは避けるが、監督のマノロ・ゴンサレスが必要とするプロフィールに100パーセント合致する選手を慎重に吟味している』と話し、時間をかけてでも最適な人材を確保する姿勢を示しました。モンチは『少し時間をかけてでも、100パーセント合致する選手を連れてくる方がいい。スポーツディレクターにとって最大の過ちは、監督が望むプロフィールに適合しない選手を連れてくることだ。過去に私はそのミスを何度も犯しており、今はそこから学ぼうとしている』と自身の過去の失敗を踏まえた哲学を語りました。さらに、ジローナと規律問題で対立しているヴィクトル・ツィガンコフ(28歳)への興味も噂されていますが、ジローナ側が求める1000万ユーロ前後の移籍金や高額な給与は、エスパニョールの現在の財務状況では到底届かない金額であり、獲得は非現実的となっています。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)
逸材イシアカ・カマテ獲得へ向けインテルに猶予を要請
🤝 エスパニョールは、今夏これまでにアレックス・カラトラバの完全移籍、そしてキリンドシー・ハルトマン(バーンリー)、ガブリエル・モスカルド(PSG)、ウナイ・ヌニェス(セルタ)、ヴァニャ・ドルクシッチ(ゼニト)のレンタル移籍という5名の実力者を確保してきましたが、さらなる補強としてインテルに所属する22歳のフランス人MFイシアカ・カマテの獲得を狙っています。しかし、サラリーキャップなどの厳しい財務管理の制限から、正式な登録手続きを進めるためには主力選手の放出を先行させる必要があり、交渉は足止め状態となっています。
🇮🇹 カマテは市場での評価が非常に高く、インテルには他クラブから多くのオファーが届いています。これに対しモンチは、インテル側に対して最終調整のための数日間の猶予を求める要請をし、なんとか交渉をキープしようと奔走しています。カマテはフランス出身のコートジボワール系で、1.86mのサイズを持つ左利きの超ユーティリティプレーヤーです。中盤の底やインサイドハーフ、トップ下はもちろん、ウイングや右のサイドバック、ウイングバックまでこなすポリバレントさを持ちます。昨季はインテルの下部組織で13ゴール6アシストを記録した後、レンタル先でも経験を積み、2026年2月にはコッパ・イタリアのトリノ戦でインテルのファーストチームデビューを飾り、アシストを記録した期待の大器です。エスパニョールとしては、この逸材を確保するために急ピッチで財務調整を進めています。(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)
開幕レバンテ戦での3-0快勝とエースの自覚を見せたロベルトの2発
⚽ エスパニョールは今シーズンのラ・リーガ開幕戦において、ホームのRCDEスタジアム(Cornellà-El Prat)でレバンテを相手に3-0の快勝を収め、これ以上ない最高の発進を遂げました。ホーム戦でのこれほど大差での勝利は、1部リーグにおいては2019年5月以来となる快挙であり、スタジアムは大熱狂に包まれました。
🔥 この試合の絶対的な主役となったのは、FWロベルト・フェルナンデスでした。チームは現在、前線の主力であるキケ・ガルシアとプアドを秋まで怪我で欠く大ピンチに陥っており、代役を務めるロベルトにかかる期待とプレッセージャーは尋常ではありませんでした。しかし、試合前にマノロ・ゴンサレス監督が『今年、ロベルトは大ブレイクするだろう』と太鼓判を押した通り、彼は見事な2得点でその期待に応えました。前半5分、エキスポジトのフリーキックをエリア内で冷静に捉えて先制点を挙げると、40分にはこの日素晴らしい創造性を見せていたハビ・エルナンデスのアシストから、自身2点目を叩き込んで勝利を決定づけました。
🛡️ 守備陣では、前シーズンからの出場停止処分が未消化だったレアンドロ・カブレラが急遽欠場となるアクシデントがありましたが、新戦力のウナイ・ヌニェスとクレメンス・リーデルが息の合いたコンビネーションでレバンテの攻撃をクリーンシート(無失点)に抑えました。中盤では、戻ってきたヒノホやハビ・エルナンデス、そして新加入のアレックス・カラトラバが素晴らしい連動を見せ、サポーターを魅了しました。後半にはドランが豪快なミドルシュートを決めて3点目のリードを広げると、ゴール後にはお馴染みのアクロバティックな宙返りを披露してスタジアムの盛り上がりは最高潮に達しました。(via Mundo Deportivo)
第2節レアル・マドリード戦の展望と相手側の離脱者情報
🛡️ エスパニョールは次節、ホームに強豪レアル・マドリードを迎える大一番に挑みます。エスパニョールにとっては、マドリード側に複数の主要選手の負傷離脱が発生していることがアドバンテージとなる可能性があります。レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、この試合に向けた攻撃の切り札として期待されていたブラジル代表FWエンドリックが筋肉の予防的措置として別メニュー調整を行っているため、今週末のRCDEスタジアムでの一戦に出場できるかは極めて不透明な状況となっています。
🚑 マドリード側はエンドリックの他に、エデル・ミリトン、ロドリゴ、メンディ、ラウル・アセンシオ、チアゴ・ピタルチの5選手が負傷によりこの試合への欠場が完全に確定しています。もしエンドリックが欠場となった場合、マドリードはレバンテから2500万ユーロで獲得した若手カルロス・エスピを起用してくる可能性が高いと分析されています。開幕戦を3-0で快勝して勢いに乗るエスパニョールは、新加入のドルクシッチらを擁して万全の準備でこの王者との対戦に挑む構えを見せています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
開幕戦でレバンテを3-0で一蹴し、最高潮の雰囲気で新シーズンをスタートさせたエスパニョール。ピッチ外では新加入ドルクシッチが次戦レアル・マドリード戦への強い意気込みを見せる一方で、モンチSDは移籍市場の最終盤に向けてウイングの補強やイシアカ・カマテの登録問題、財務調整に追われる激しい日々を送っています。
